10年後、"声"でデバイス操作するのがみんなの当たり前になると思う
※この記事はnoteからの引用です。
どうも、ひがし(twitter:@m_higa4)です。VUI(Voice User Interface)の未来に魅力を感じ、"運命のコイントス"というGoogle Home用のアクションを作ったり、色々勉強しています。
さて、Clovaがセールで半額で売っていたりとスマートスピーカー は未来の家電としてとても注目を浴びていますね。YouTubeやメディアでも、どのスマートスピーカーが良いのか色々な記事で書かれています。(例:
)けど、個人的に思うのは、GoogleやAmazonが考えている未来は、「どれだけスマートスピーカーが売れるか」よりも、「どれだけ音声が扱えるデバイスが増えるか」ではないでしょうか。
VUI(Voice User Interface)ってすごい
声のUIでVUIです。端的に言うと、声で色んなデバイスや画面がいじれることですね。Web→Mobile、と来て、次に来るのはVoiceだと僕は信じています。色んなメリットがありますけど、ここでは2つ上げます。
1つめの魅力:ハンズフリー
着替えながら今日の天気やニュースを確認したり、調理をしながら調理方法を聞けます。今までは何らかのデバイス(スマホ・PC)で画面を動かして操作しないと動かなかったので片手が必要になったのですが、音声を使うことによって手が埋まっていても他の動作ができます。
2つめの魅力:引き算
スマートスピーカー界隈の知り合いのTwitterから流れた記事(
)で、アマゾンの成功しているサービス「心地よい引き算」をしてると述べていた。記事では、Amazon Echoはその失敗だと述べていたが、僕は逆だと思います。例えば、アラームを設定するなら、今は【携帯を見つける→ロックを外す→時計のアプリを開く→アラームの時間を設定する】と4ステップです。しかし、スマートスピーカーなら、【"◯◯時に設定して"と声で伝える】という1ステップだけ。ガラケー時代、十字キーで必要な場所まで連打していたのが、スマホになって指で感覚的に操作が出来るようになった、という「引き算」と同じように、VUI は大幅にUXを向上させる可能性を持っています。声で操れるデバイスはスマートスピーカーだけじゃない
VUIの魅力を語っても、「スマートスピーカー は家ぐらいでしか使わないでしょ」と言われるかもしれない。でも、AlexaやGoogle Assisitantといった優秀なAIは、スピーカー以外のあらゆるところに入ろうとしています。冷蔵庫・テレビ・車(トヨタが先日Alexa導入を発表してましたね)...etc。
一番の驚きは、アンドロイドでも「Ok, google」が使えることです。(ひがしは、iOSユーザ、かつSiriの性能が悪くてずっとオフにしてたから"Hey, Siri"で呼べるの知らなかった笑。)実際、僕が出したアクションである"※運命のコイントス"も、Mobileからの使用が、Google Homeからよりも15倍多かったのです。(※二択をコイントスで一択にすぐ絞ります。Google Homeに"運命のコイントスにつないで"と言ってみてください。)声でスマホを操作する。アクションやスキルが増え、この便利さが向上すれば、VUIは絶対一気に普及しますね。
人々の"当たり前"って10年経ったら、本当に変わっている
以前見かけた記事(
)でこんな面白い話がありました。タブレットとかスマホが当たり前な世代である今の子供の中には、テレビの画面をタッチで動かそうとする子がいるらしいですね笑。webが当たり前だった20代の僕でも、これは全くわからない感覚です。でも、"当たり前"って時代ごとに変わっていくし、どの時代でもそのデファクトを作っていく人がいるんですよね。
iPhone が出始めてから10年。人々の今の生活はすごく変わりました。スマートスピーカー自体がiPhoneほど流行るかはわからないけど、「声で何かを操作する」のが当たり前になる時代は10年後には来ると強く感じます。自分で手を動かして画面操作するとかなんで!?とか10年後の子供は言っているかも笑。そんな新しいワクワクする未来に向けて、自分は貢献していきたいですし、色んな人と協力しながら未来を創っていきたいなって強く思います。
以上、VUIの可能性を述べることで、noteの最初の投稿と所信表明とさせていただきます。 今後もnoteやtwitter(@m_higa4)で積極的に発信していくのでよろしくです!