やりたいことが中々みつからないあなたへ

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やりたいことが中々みつからないあなたへ

こんにちは!
エンジニア学生の就活サポートやイベント運営をしている中川です。

夏がもうすぐ終わりそうな今日この頃。
就活は毎年早くなってきていて、今年は9月末や10月から採用活動をスタートさせる企業さんもあるようです。

このように就活が迫ってきている中で
「将来のために何かしないとと思うが何をすればいいかわからない」「やりたいこと、入りたい会社が見つからない」という学生さんもいるのではないかと思います。

今日はそんな悩める学生さんにむけて「自己分析」の方法を紹介していきます。
なぜ「自己分析」が大事なのかも紹介していくので、就活に少しでも不安を抱いている学生さんは要チェックです!


そもそもなぜ「わからない」だらけなのか

この記事を読んでくれている皆さんは、人生の中で様々な選択をしてきたと思います。
人生の中での選択というと、進学や就職、結婚などを思い浮かべるかもしれませんが、もっと身近なところにも選択はあります。

例えば、座って授業を受けること。本当は授業中に踊る・立ち歩くという選択もできるけれど、「みんな座っているから」「授業中は座っていることが当たり前だから」と思い、多くの人が座って授業を受けていますね。

このとき私たちは「みんながやっている」「当たり前」という【自分の外にある基準】に従って選択をしています。よくよく考えてみれば、他にも【自分の外にある基準】に従って選択していることがあるのではないでしょうか?

しかし、就活ではこのように【自分の外にある基準】ではなく、「自分はどうしたいのか」という【自分の中にある基準】で行動することをいきなり求められます。
そのため、多くの人は「自分が何をしたいのかわからない」「将来にむけてどうしたらいいのかわからない」と迷い、不安になるのだと私は考えています。

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なぜ自己分析をするのか


「なぜ自己分析をするのか?」

それは【自分の中にある基準】を認識し、磨き上げるためであると考えます。
「私には【自分の中にある基準】がない!」なんて思う人もいるかもしれませんが、そんなことはないはずです。

アルバイトを例にとって考えてみましょう。
今のアルバイトを選んだのは、家が近いから?お給料が高いから?自分のためになりそうだから?
自分の中のどのような基準をもって選んだのでしょう。
さらに、今のアルバイトをやめていないのはなぜ?職場に悪い人がいないから?仕事が楽しいから?
自分の中のどのような基準をもってやめていないのでしょう。

自己分析はこのように「実は自分の中に眠っている【自分の中にある基準】を明文化していく作業」であるといえます。

また、【自分の中にある基準】には様々な種類があります。
例えば自分が頑張れるときの基準、頑張れないときの基準、好きなことの基準、興味を持てることの基準などです。
このように様々な【自分の中にある基準】を明文化し、磨き上げていくことで自分の好きなことややりたいこともおのずと見つかっていくと思います。


自己分析のやり方

自己分析をする意味については納得してもらえたでしょうか?
ここからは、自己分析の方法についてお伝えしていきます。

今回ご紹介するのは「モチベーショングラフ」です。
モチベーショングラフとは、今までの出来事や行動を遡り、自分の価値観や判断軸、強み、弱み=【自分の中にある基準】を把握するためのツールの1つです。

やりかた

用意するもの:紙とペン

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①モチベーショングラフを記入するためのグラフを作成
幼少期~現在までをx軸、モチベーションの高低をy軸におく。

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②今までの出来事や行動を遡り、点をうちつつグラフ化する。
自分の過去を振り返りつつ、グラフを書きつつ、今までにあったできごとを記入していきます。
特に山の部分、谷の部分は細かく記入していきましょう。

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③山と谷に注目し、当時のことを深堀していく。
例:「なぜ中学の◎◎のときはこんなにモチベーションが低かったんだろう?」

④山・谷の部分の共通点や相違点を見つけ、【自分の中にある基準】を見つける。
例:「中学のときの吹奏楽部での活動と大学の時の卒業論文の時がモチベーションが高かった。なぜだろう?」
→どうやら自分はこの2つの自分で考え、それを表現をするいう部分が面白いと感じているからモチベーションが高いみたいだ。
→自分で考え、それを表現することが好きという【自分の中にある基準】が見つかる!!


自己分析のその先へ

自己分析お疲れ様でした!
とっても疲れたかと思いますが、その分新たな発見もあったのではないでしょうか?

ですが、自己分析は紙の上や頭の中で行ったもの。実際の【自分の中にある基準】とのズレが生じる場合も多くあります。
そんなときは体を使って自己分析の検証に行ってみて下さい!
具体的には、【自分の中にある基準】に従って自分が面白そうだと思うことにチャレンジしてみてほしいと思います。
そして、チャレンジのあとに「なぜ面白いと感じたのか」「どういうところが好きなのか」を改めて考え、【自分の中の基準】を深めていきましょう。

早速ですが、【自分の中にある基準】を深めるためにこんなイベントに参加するのはどうでしょう?

8月25日開催!

【やりたいことを見つけるLT会】manifes2018-マニアックな技術の祭典-

https://techplay.jp/event/682070
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このイベントでは様々な分野のLTを聞くことができます。
今まで知らなかったけれど、「面白い!」と感じるものに出会えたらそれはチャンス!
アンケートは母数が多ければ多いほど精度が高いといわれますね。
【自分の中にある基準】も同じで、たった1個の経験から見つけだされたものより、10個の経験から見つけ出されたものの方がより磨きがかかっています。
様々なものに出会い、「なぜ面白いのか」「どこが面白いのか」を考え、さらに【自分の中にある基準】を磨いていきましょう。

まとめ

今回は、自己分析についてまとめてきました。
就活ガイダンスなどで「やりなさい!」と言われると中々やる気が起きないけれど、自分のためだと分かれば少しやってみようかな、という気持ちになれるのではないでしょうか。
まだ見つかっていない【自分の中にある基準】をしっかり見つけ出し、納得できる就職活動にしてくださいね!

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