【レポート】データ分析を活用した経営コンサルティング体験ワークショップ

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【レポート】データ分析を活用した経営コンサルティング体験ワークショップ

2018年9月2日(日)13時30分より、「エンジニア・アナリスト・マーケターが三位一体で行うビジネスデータ分析ワークショップ ‐アビームコンサルティングMeetup#02-」が開催されました。

アビームコンサルティングが主催する本イベントは、データ分析を活用した経営コンサルティング業務を体験するワークショップ形式で開催。当日は様々なバックグラウンドを持つ約100名が参加しました。

当日の内容は下記の通りです。

「AIビジネスの今後とアビームコンサルティングの紹介」
アビームコンサルティング株式会社 室住さん

ワークショップ
アビームコンサルティング株式会社 松井さん

それでは内容をご紹介します!

AIビジネスの今後とアビームコンサルティングの紹介

まずはワークショップに先立ち、室住さんが登壇します。


室住 淳一(むろずみ じゅんいち)/アビームコンサルティング株式会社 執行役員プリンシパル P&T Digital ビジネスユニット Advanced Intelligenceセクター長。大手クレジットカード会社、外資系コンサルティングファームでの勤務を経て、アビームコンサルティングに入社。

室住さんはアビームコンサルティングがAI、機械学習、データ分析をどのように捉えているのかを説明します。まずは、AI市場の成長要因として次の3点を挙げます。

  • データ量の増加
  • 処理性能の向上
  • AIの非連続的進化

続けて室住さんは、AIビジネスを成功させるためのキーファクターとして次の4点について指摘します。

  • 価値のあるデータの確保
  • 適切なアルゴリズムの選択
  • ビジネス価値を生むコンテンツと仕組みの開発
  • 投資効果のあるビジネスモデルの構築

「これらのファクターを元にビジネスを推進していくためには、3タイプの人材が必要だと私たちは考えています。

まずは、適切なアルゴリズムを選択したり、データを加工することができたりするデータサイエンティストです。次に、そのデータサイエンティストに、データを提供するためのDWHやETLなどのシステムを構築するアーキテクトの人材ですね。そして、ビジネスを実際にインプリして、価値のある業務改革まで実行するストラテジストです」(室住さん)

それではアビームコンサルティングではどのように業務を推進しているのでしょうか。

「私たちは、まずは『こんな会社にしたい!』という目指す姿を定義します。次に、それを実現するためには『何を変えるのか?』と改革のテーマを設定するんです。ここまでが、構想策定や戦略立案と呼ばれる領域ですね。

さらに、設定したテーマを『どのように変えるのか?』と解決策を決定します。これがプロセス設計や開発のフェーズです。そして、最後にその解決策を実現する支援を行います」(室住さん)

続けて室住さんはアビームコンサルティングの概要を紹介します。

「アビームコンサルティングでは『製造』『金融・社会インフラ』『公共』など各産業の専門家であるインダストリーチームのメンバーと、『戦略』『AI』『IoT』などソリューションドリブンに考えるチームのメンバーがひとつのプロジェクトチームを組成します。

私たちが提供するデジタルコンサルティングは、すべての業界、業務領域を網羅しようとしています。また、コンサルティングファームが持っていなかった専門性ともコラボレーションを進める戦略を持っています。そして、重要なのは伝統的なコンサルティングアプローチとデータサイエンスを融合させていくことです。

かつて、コンサルティングファームにデータサイエンティストという職種はありませんでした。しかし、現在私たちはデータサイエンスの技術の活用と知見の強化が大切だと捉えており、データサイエンティストの採用や育成に注力しています」(室住さん)

最後に室住さんは、鉄道の輸送事故・労働災害の条件分析と可視化を行ったJR西日本のプロジェクトを紹介して講演をまとめました。

ワークショップ

5分間の休憩の後は、ワークショップのスタートです。松井さんが講師を務めます。


松井 博史(まつい ひろし)/アビームコンサルティング株式会社 P&T Digital ビジネスユニット Advanced Intelligenceセクター エキスパート。早稲田大学非常勤講師。心理学者としての医学研究所での研究、マイクロン東京での勤務を経て、2014年にアビームコンサルティングに入社。趣味はアメフト観戦。

実際にアイディアソンを開始する前に、松井さんはアビームコンサルティングのフレームワークを紹介します。

「データ分析業務は、ざっくり5つの段階に分解することができると考えています。それは『分析テーマの検討』『分析設計』『データ整備』『分析実行』『分析評価・施策検討』の5つです。

多くの統計学の授業では、このうち『分析設計』『データ整備』『分析実行』を扱います。テーマと課題が決まっていて、欠損のないデータが提供されて、分析していくわけです。

実際のコンサルティングでは、はじめの『分析テーマの検討』と、最後の『分析評価・施策検討』まで行う点が異なります。案件にもよりますが、分析のプロジェクトでは3ヶ月ほどでこの5つの段階をこなすことが多いですね」(松井さん)

室住さん、松井さんの講演を終え、アイディアソンが始まりました。

各チームの様子

発表の様子

各チームのアイディアを受けて、松井さんは次のようにフィードバックします。

「私たちコンサルティング会社には、単に予測モデルで自動化するのではなく、現状でどのセグメントは継続できていて、どのセグメントは継続できていないのかなど問題を可視化して、その原因を探る要因分析が求められます。この要因分析が出来ていないデータ分析会社がほとんどなんです。

本日のワークショップで、データ分析の概要を理解していただけたら幸いです」(松井さん)

懇親会!

3時間半に及んだイベント終了後は懇親会のスタートです。室住さんの音頭でカンパイ!

長丁場のイベント後でしたが、懇親会にもほとんどの参加者が残り、ファシリテーターを務めたアビームコンサルティングの社員や登壇者と交流を広げていました。

またの参加を楽しみにお待ちしています!

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