サーバーワークス の技術ブログ

Transit GatewayのAuto accept shared attachmentsってなんだ?

CI部の村上です。最近、Transit Gateway(以下、TGW)に触れる機会があり、「これなに?」と思った設定項目がありましたので、今回はそれを記事にします。 Auto accept shared attachments(共有アタッチメントを自動的に受け入れる)ってなんだ? AWS Resource Access Manager (RAM)を使用し、異なるアカウント間でTGWを共有しているとします。 Auto accept shared attachmentsは、TGW共有先のアカウン

Amazon Personalizeで新製品・新コンテンツのより優れたレコメンデーションができるようになりました!

はじめに そもそもAmazon Personalizeとは? レシピとは? 新レシピ『User-Personalization』 つまり? まとめ はじめに なにやらAmazon Personalizeでこんなアップデートがありました。 aws.amazon.com 日本語訳がわかりにくいですが、要は新しいレシピが使えるようになりましたとのことのようです。 そもそもAmazon Personalizeとは? Amazon Personalizeをご存じじゃない方のために簡単に説明を。Am
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Amplify × Cognito × Vue.js でTOTPを実装してみる

こんにちは。技術4課の河野です。 今回は、Vue.js 初学者が、TOTP(Time-based One-Time Password)の実装にチャレンジした記録になります。 やりたいこと ユーザーがログイン時に TOTPを設定及びTOTPを使用した認証までを実装します。 イメージとしては、IAMユーザーの仮装MFAデバイスの有効化をした際のログインの挙動を実現したいです。 docs.aws.amazon.com 環境 macOS(Catalina 10.15.6) @vue/

API Gateway の HTTP API が 5 つの AWS サービスとの統合をサポート

はじめに こんにちは、技術1課の山中です。 今回は Amazon API Gateway に関するアップデートです! API Gateway HTTP API が 5 つの AWS のサービスとの統合を追加 HTTP API とは HTTP API は AWS re:Invent 2019 でベータ版が発表され、今年の 3 月に GA となった Amazon API Gateway (以下、 API Gateway) の新機能です。 もともと API Gateway は、 REST API と WebSocket API をサポートしていました。 HTTP API を使用
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【RDS】全DBエンジンごとのパラメーターグループの値を出力してみた。

はじめに こんにちは。SRE2課の福島です。 最近、温泉巡りをしています。 「志村坂上」という駅の近くにある「さやの湯処」が温泉の種類も多く、値段も安かったので、オススメです。 https://www.sayanoyudokoro.co.jp/guide/ 概要 さて今回は、RDSのパラメーターグループ値をスクリプトを使って出力してみましたので、 そのスクリプトをご紹介したいと思います。 スクリプト ス
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【PostgreSQL】 jsonb型カラムをSQLで検索・集計したい

Postgresでは9.2からjson型が、9.4からjsonをバイナリ解析して保持するjsonb型が使えるようになりました。 普段のアプリケーション開発ではRuby on Railsのstore_accessorを経由してjsonb型を使うことが多いので、そこまでjsonb型特有の文法で困ったことはないのですが、分析や集計をする時にSQLでjsonb型を扱う必要があり、jsonb型の検索に使える演算子や関数を調べたのでまとめてみた

ALBの固定レスポンスには最大1024文字のHTML・CSSを含められる

メンテナンスのため、一時的にWebサーバへのアクセスを止める必要が発生しました。 その時間帯は、いわゆる「メンテナンスページ」「Sorryページ」を表示させる必要があります。 ふと、 HTMLとかCSSで多少はデザインされたページを返したい と思いました。 今回はEC2インスタンスのフロントにあるALB単体での実現を試みました。 設定 ALBの固定レスポンス機能 を利用しま

【Cloud Automator】Slackへの通知に対応しました

Cloud Automatorにて、ジョブの実行結果や構成レビューのポリシー評価結果をSlackへ通知できるようになりました。

【初心者向け】CloudFormationヘルパースクリプトを用いて、WebServerを構築してみた

こんにちは。サーバーワークスの菅谷です。 先日、CloudFormationヘルパースクリプトというものを触りました。 せっかくなのでこれを使ってwebサーバを1台構築します。 以下記事をやっていること前提で話を進めるので、 CloudFormationを触ったことがない人はまずこちらを見ていただけると幸いです。 【初心者向け】VPC+PublicSubnetをCloudFormationを使って構築する 前編 【初心者

STSの一時的な認証情報取得APIコールについてまとめてみる

こんにちは。 Develop Associateの勉強をして、STSを使った一時的なセキュリティ認証情報取得のAPIコールがよくわからんってなったのでまとめてみました。 なるべく図を多めに解説していくので、技術職でない方もぜひ読んでみてください! 記事目安 -15分 事前知識 一時的なセキュリティ認証情報セット 信頼関係 一時的なセキュリティ認証情報セットを取得するAPIコール 背

AWSサービスのECRとECSを使ってNginxのページを表示させよう 前編

はじめまして、サーバーワークス2年目、エンジニアの菅谷です。 今回のテーマは「AWSサービスのECRとECSを使ってnginxのページを表示させよう」です。 本ページでは前編として、ECRへのイメージのプッシュまでを行いたいと思います。 この2つのサービスを使用すると自分で作成したDockerイメージからコンテナを素早く簡単に起動できます。 実はこのテーマ、ちょうど1年

2020 APN ALL AWS Certifications Engineer の盾を頂きました

SRE2課 佐竹です。 2020 APN ALL AWS Certifications Engineer の盾を頂きましたので、ご紹介するとともに12冠になるまでの軌跡を振り返ってみたいと思います。 2020 APN ALL AWS Certifications Engineer の盾 AWS認定 資格試験 12冠までの軌跡 ソリューションアーキテクト – アソシエイト SysOps アドミニストレーター – アソシエイト デベロッパー – アソシエイト ソリューションアーキテクト

【YouTube配信】「30分でわかる AWS UPDATE!」第25回を配信しました!

こんにちは、技術1課の加藤です。 1 週間で発表された AWS UPDATE の中から、サーバーワークスのエンジニアが気になったトピックをピックアップして解説する「30分でわかる AWS UPDATE!」 第 25 回放送しました。 youtu.be 今回ご紹介したアップデートは以下です! AWS Site-to-Site VPN が IPv6 トラフィックをサポート AWS 公式ブログ サーバーワークスブログ youtu.be ALBおよびCLBがHTTP De
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CloudFrontを使わずにS3をカスタムドメイン+HTTPS化してみる

技術課の水垣です。こんにちは。 今日はちょっと盲点だった構成について書こうと思います。 通常であれば、S3に格納した静的ページのHTTPS化やカスタムドメイン対応をするには AWS CloudFront を利用するかと思います。ググれば方法はいくらでも出てきますし、定番ですよね。 これを CloudFrontをを利用せずに実現してみようと思います。ただし、静的サイトホスティングで

Alexa虎の巻(11)Alexa-hostedスキルで他のAWSアカウントのDynamoDBを利用する

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。 さて、前回の「Alexa虎の巻」の第10回目は「Alexa-hostedスキルでセッション永続性を使用する」の第2回目でした。実際にS3に保存されたデータの確認をしたり「Alexa-hostedスキル内のS3へのアクセス権限はこんな設定になっているんじゃないかな?」ということを想像で確認してみました。 今回のテーマは「A