サーバーワークス の技術ブログ

PowerShellでLambdaを実装しよう!~コードの準備からデプロイまで~

技術4課のPowerShellおじさんこと、鎌田です。 先のブログで、PowerShellでLambdaを実装するための準備をしました。さあいよいよ、実装していきましょう。 1.実装の基礎知識 PowerShell Lambdaを実装する時は、専用コマンドでテンプレートからスターターコードを作成し、テンプレート中にあるファイルを編集して、実装します。 テンプレートは以下のコマンドで種類を確認できま

PowerShellでLambdaを実装しよう!~準備編~

技術4課のPowerShellおじさんこと、鎌田です。 日本、いや全世界のPowerShell大好きな皆様、PowerShell使いだって、サーバーレスしたいですよね? Pythonのコードを書いたことがある私でも、PowerShellでサーバーレスしてみたいぞ!ということで、LambdaがPowerShellの実装に対応したことを記念し、実際に実装してみたいと思います! まずは環境準備が大事!ということで、環境作り

Proxy環境下で使うAWS Systems Manager

PS課の杉村です。AWS Systems Managerは本当に便利になってきました。特にEC2では、Agentをインストールすることでログインすることなく様々なオペレーションが実施できます。しかし特にエンタープライズのお客様ではいろいろな制約から、なかなか有効活用できていないケースがあるのではないでしょうか。 「社内LANに存在するすべてのPC、サーバーはインターネットに出る
AWS

AWS Transit GatewayとAlibaba Cloud CENの接続

はじめに 2018年11月にAWS Transit Gatewayが登場しました。 これは複数のVPCを接続するHUBとなるサービスです。 一方、Alibaba CloudではCEN(Cloud Enterprise Network)という同様のサービスが既にあります。 まず、両サービスの構成図を比較してみましょう。 なお、この記事はAlibaba Cloudアドベントカレンダー2018の12日目となります。 AWS Transit Gateway AWS Transit Gateway(VPC およびアカウント接

AWS 機械学習サービスまとめ 2018年版

こんにちは、PS課のミネです。 昨年のre:invent 2017ではSageMakerが発表され、今年のre:invent 2018でもAmazon PersonalizeやAmazon Forecastなどが発表されました。AWSの機械学習サービスもかなり充実してきたのではないでしょうか。 今回はそれぞれのサービスの概要とユーズケースをまとめたいと思います。 何があるか そもそもAWSの機械学習サービスに分類されるサービスには何がある

【祝・東京リージョン対応】Amazon Connectできること・できないこと

クラウド型コンタクトセンター Amazon Connect がいよいよ東京にやってきました。 【祝・東京リージョン対応】みんなはAmazon Connectで何を解決しようとしている? に続いての投稿です。 本エントリでは、Amazon Connect の導入を検討しているお客様から Amazon Connect ってこんなことできますか? と何度も聞かれた質問について対応可否についてまとめました。 Amazon Connect はセル

【祝・東京リージョン対応】みんなはAmazon Connectで何を解決しようとしている?

クラウド型コンタクトセンター Amazon Connect がいよいよ東京にやってきました。 【東京リージョンでできるようになったこと】 ・今までの050、0800番号に追加して 0120番号の取得ができるようになりました ・よりスムーズな接続、通話になった感じがします そして気になる料金はシドニーリージョンよりも安めになっています。 サーバーワークスオリジナルのAmazon Connect利

AWS Direct Connectの概念の整理...Connectionとは?VIFとは?

PS課の杉村です。Direct Connect(通称DX)は、オンプレミス環境とAWS環境をつなぐ専用線サービスであり多くの企業で利用されています。しかし概念を正確に理解されている人はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか。非常に簡単にですがDirect Connectに登場する概念について整理してみます。 なおAWSさん公式でDirect Connectに関する非常に分かりやすい資料を公開してい

Auroraアップグレードではどのバージョンが当たるのか

PS課の杉村です。先日、Amazon Auroraクラスターをアップグレードした際に少し混乱したことがあるのでTIPSとして記載します。 (本記事中のコンソール画面スクリーンショットは2018年11月現在のもの) どのバージョンがあたるのか そのときの私はマネコンでアップデートが保留になっているAuroraクラスタを選択し「次のウインドウでアップグレード」を選択しました。 これは
API

AWS BatchでEFSをいい感じに扱う

AWS Batchを利用しているとEFSを使いたくなりますよね。 AWS BatchがLaunchTemplateに対応したことでものすごく使いやすくなったので、今回はその方法を紹介します。 忙しい人向け この記事のポイントは3つです。 EFSをマウントする処理を書いたユーザデータを含むLaunchTemplateを作る LaunchTemplateを利用してAWS Batchのコンピューティング環境を作る コンテナがEFSを見れるようにVolume
AWS

RDSの過去のイベントを見る方法

PS課の杉村です。ちょっとしたTIPSですがRDSインスタンスやAuroraクラスタの過去のイベント履歴を見る方法についてです。 最近のイベント RDSインスタンスやAuroraクラスタの起動、停止、バックアップ、アップグレードなどはイベント履歴に残ります。RDSやAuroraのイベント履歴は、過去24時間分にさかのぼってマネジメントコンソールから見ることができます。 日本語コンソ
AWS

今週のCloud Automator(2018-12-07)

今週より、Cloud Automatorの週次アップデート情報を本ブログにて公開していきたいと思います。 リリース情報(これまで本ブログやサーバーワークスのHP等で告知してきたものより細かい粒度のものも含む) 開発中の機能 マニュアルの更新情報 雑談 等のコンテンツを公開していきたいと思いますので、是非チェックください! リリース情報 今週のリリース情報 「EC2:イン

Connect と Lex で音声ベースのチャットボットを作成する

はじめに こんにちは、技術一課の山中です。 先日の re:Invent 2018 にて以下ワークショップに参加したのですが、その内容が面白く簡単だったのでこちらでご紹介いたします。 BAP401-R - [REPEAT] Build a Voice-Based Chatbot for Your Amazon Connect Contact Center 注意としては、ワークショップ一本分をひとつのブログにしているので正直、 長いです。 できあがるもの 本ブログを通してできあ

インターフェイスVPCエンドポイント(PrivateLink)に発行される複数のDNS名

PS課の杉村です。PrivateLinkのインターフェイスVPC Endpointを作った時に複数のDNS名が割り当てられますが、これらが何を意味しているのかについて書いてみます。 PrivateLinkとは? PrivateLink、便利なんです。原則的にインターネット経由でリーチしなければいけないAWSのAPI群ですが、PrivateLink (Interface VPC Endpoint) を利用すればインターネットを経由することなく、VPC内からAWSサー
AWS

Amazon Polly はじめての SSML入門

今年の re:Invent もたくさんのサービスが発表されましたね。 2日間キーノートを日本からリアルタイムで聞いていましたが、自動運転ミニカー「AWS DeepRacer」の登場にはびっくりしました。 そしてre:InventでまさかCOBOLという単語が出てくるとは…。 さて、今日はそんな re:Invent で発表されたサービスではなく Amazon Polly で使えるSSMLについて初心者向けに説明します。 Amazon Poll