サーバーワークス の技術ブログ

Amazon Transcribeを利用する時のIAMポリシーについて Part3

前回はカスタム語彙へのアクションに必要な権限について説明しました。ジョブの実行時にカスタム語彙を指定できますが、カスタム語彙を指定したジョブを実行するときにはどんな権限が必要になるのでしょうか? コンソールの場合 まずは以下のような権限で試してみます。ジョブ関連のアクションとS3:GetObjectを許可しています。 { "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Sid":
AWS

遅ればせながらAmazon Goに行ってきました!

皆さん、こんにちは。 サーバーワークス・カリフォルニアオフィスの臼坂です。 今週ワシントン州・シアトル市を訪問し、Amazon Goを体験してきました。 今年の1月22日に、シアトルにてAmazon Goが開店し、既に様々な人が訪問し、情報を公開していると思いますが、開店から半年が経ち、今Amazon Goはどうなっているのか?というところで、報告させて頂きます。 また、今回
Go

Alexa Skills Kit SDK for Python (Beta) でEcho Spotのスキルをつくろう!- こんにちはこけしスキル編 - #EchoSpot #Alexa #kokexa

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。今回は、先日リリースされたAlexa Skills Kit SDK for Python (Beta) を使って、昨日(7月26日)発売したEcho Spot用のスキルを作ってみたいと思います。 今回は、公式のGitHubにあるサンプルを少しアレンジして、簡単なEcho Spot用の「画像が表示されるスキル」を作ります。こけしの系統である「ナルコ」か「トーガ

Amazon Transcribeを利用する時のIAMポリシーについて Part2

Amazon Transcribeを利用する時のIAMポリシーについて Part1では、IAMポリシーで設定できるアクションは3つと述べましたが、Amazon Transcribeの機能を考えるとアクションが3つしかないはずがありません。 Amazon Transcribeのアクション APIリファレンスを見てみると、Amazon Transcribeのアクションは全部で8つ。前回の3つに加えて、 CreateVocabulary DeleteVocabulary GetVocabulary ListVocabularies UpdateVocabu

Lambda@EdgeでSorryページを実装してみた

技術4課の鎌田(裕)です。 元々プログラマーだった経歴がある私、時々コードを書きたくなる時があります。 そんな私が遭遇した問題が、「CloudFrontで429のステータスを受けた時に、エラーページを返したい」というもの。 Cloud Frontはエラーページの設定がありますが、残念ながら429のステータスコードを受けた時に限ってはエラーページの設定が出来ません。 ならば実装

ELBの比較表に補足事項を書き加えてみる(NLB編)

「わたしと仕事、どっちが大事なの?」 「チョコ味といちご味、どっちが好き?」 「こっちのレジとあっちのレジ、どっちがすいてる?」 記録的な猛暑の中、争いながら萎れてる僕らは人間は どうしてこうも比べたがるのでしょう? かく言う自分も、夏の日差しに溶けながら、こんなことを思ったのでした。 「ELBって、ALBとNLBとCLBって何が違うの?」 AWSが提供してい
AWS

内部向けWebシステムでのALB認証による外部からの利用の検証

こんにちは、技術4課の城です。 今回は既存Webシステムへの外部からのアクセスに対する認証として、ALBの認証機能を利用する検証をしてみました。 通常は社内ネットワークからDirectConnectやVPN回線経由で利用しているシステムに対して、インターネット経由の窓口としてのALBを追加するような用途を想定しています。 要件 要件としては下記となります。 既存社内Webシス

AWS CLIで簡単にAssumeRole(スイッチロール)

マネジメントコンソールでスイッチロールができることは、皆さまご存知と思います。 IAM Userにsts:AssumeRoleの権限を与えることで、IAM Roleの権限を引き受けることができます。 AWS CLIでも、もちろん同じことができます。 1. credentialsファイルの編集 ファイル「~/.aws/credentials」が無ければ作成し、以下のように記述(追記)する。 [default] aws_access_key_id = AKIAXXXXXXXXXXXXXXXX aws_secre
AWS

Oracle Instant ClientでRDSへ接続

福岡オフィスの渡辺です。 データベースソフトは数多くありますが、私は今までOracle Databaseを使う経験はありませんでした。 そんな新米Oraclerの私がAmazon RDS for Oracle Database にEC2から接続してみます。 各データベースソフトは、データベースに接続するためのクライアントソフトを用意しています。 MySQLにおけるmysqlコマンド、PostgreSQLにおけるpsqlコマンドといった具合で

AWSに関わる長期案件のプロジェクトマネージャーが引き継ぎ時に大事にしていること

PS課佐竹です。2年間携わっていたプロジェクトの引き継ぎを完了したため、その記念にブログを投稿したいと思います。今日は「プロジェクトマネージャ(PM)」という役割の引き継ぎに関して記載します。 はじめに 引き継ぎ開始時に大事にしていること 1-1. 連絡手段を共有する 1-2. 会議体を共有する 1-3. 体制図を作成して共有する 1-4. AWS環境構成図を作成し共有する 1-5

Amazon Transcribeを利用する時のIAMポリシーについて Part1

こんにちは、技術3課の峯です。 今回はAmazon Transcribeを利用する時のIAMポリシーについて説明したいと思います。 アクション IAMポリシービジュアルエディターで設定できるAmazon Transcribeのアクションは以下の3つです。 ListTranscriptionJobs GetTranscriptionJob StartTranscriptionJob うん、わかりやすいな。ジョブの一覧を観るか、ジョブの状態を観るか、ジョブを実行するかだけを考えれ

Amazon Connect で録音される音声データをもっと知りたい

100%クラウドコールセンターのAmazon Connectでは通話の音声を録音することができます。 Amazon Connect はオープンプラットフォームなので録音した音声も自由に取扱可能です。 音声ファイルをみなさんはどのようにデータとして生かしていきますか? 録音したファイルの仕様についてまとめました。

Windows ServerにPacketiX VPN Serverを構築(クライアント証明書認証)

はじめまして、技術2課の小倉です。札幌在住です。 弊社は札幌にオフィスがありませんので、現在は自宅で1歳の息子と戯れながら仕事をしています。今まで、在宅勤務をしたことがなかったのですが、通勤がないのでとても快適です。 本ブログで、SoftEther VPNの構築手順をご紹介していますが、今回は各クライアントが保持しているクライアント証明書を利用してAWS環境

盛り上がるRPA業界の"今"とは? RPA DIGITAL WORLD 2018イベントレポート

“自動化”と”効率化”が大好き。 新卒1年目、加藤です。 7月4日にRPAの大規模イベント「RPA DIGITAL WORLD2018」へ参加してきました。 まだまだ新人の私ですが、ここ一ヶ月ほど、 ・RPAとは何か ・どんな業界か ・どんなことが起きているのか について調べたり、レポートをまとめたりしてきました。 今回はそんな私が、RPAのイベントに参加し、RPAの"今"について学んだこと

Amazon Transcribeがアウトプットする場所について

こんにちは、技術3課の峯です。 先日2018/07/11にAmazon Transcribeでアウトプットの場所に自身のS3バケットを指定できるようになりました。これまではAmazon Transcribeで管理されているS3バケットに結果が保存され、ユーザーは署名付きURLから結果をダウンロードする必要がありました。今回は、Amazon Transcribeでアウトプットの場所に自身のS3バケットを指定した場合と、デフォル
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