サーバーワークス の技術ブログ

Fargate上でRのスクリプトをREST APIにしたい

こんちくわ。 RのスクリプトをAPIにしたいときってありますよね? しかもそれをDockerで。 というわけで今回はFargate上でRのスクリプトをAPIにしてみました。 準備 もろもろ準備します。今回はAmazon Linux2で実施しました。 もとになるイメージ r-baseという公式のイメージがあります。今回はこれをもとにイメージを作成します。 イメージのプル docker pull r-base Rのスクリプト R

Alexa for Business(3)カレンダー連携(G Suite)

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。前回は、部屋の設定をおこないました。Alexa for Businessの連載、第三回目は、G Suiteのカレンダーとの連携をおこなっていきます。連携ができると、共有デバイスに「Alexa, schedule a meeting today at 3PM.」のように話しかけるだけで、会議室の予約ができます。さっそく、手順を確認していきましょう! 第一回 共

Reserved Instanceの更新予約機能について説明します

CS課 佐竹です。 本日は2019年10月5日にひっそりとリリースされました、EC2 Reserved Instanceの更新予約機能(Renew/Queuing)について説明致します。 はじめに どのような機能か メリット 制限 実際にマネジメントコンソールから使ってみた Renew Reserved Instances 料金の発生タイミングと予約時の注意点について Delete Queued Reserved Instances 運用における注意点 まとめ 2020年9月28日追記 はじ

Lambda のタイムゾーンを環境変数TZで指定してはいけないっていう話 (追記あり)

[追記] ドキュメントが更新され、環境変数のTZは「予約済み環境変数」から「予約されていない環境変数」に変更になっています。 現在は、環境変数TZを指定してタイムゾーンを更新しても問題なくなったようです。 docs.aws.amazon.com 技術1課の加藤です。 今回はプログラムを書いたことがある人なら誰もが一度は悩む「タイムゾーン 」のお話。 Lambda の環境変数 TZ は使っち

S.P.E.C. - Serverless Performance Empowerment Challenge の裏側の話

Day1に開催された、 "S.P.E.C. - Serverless Performance Empowerment Challenge" というワークショップをご存じでしょうか? ※開催概要はこちら ざっくり言うとISUCONのようなパフォーマンスチューニングコンテストのサーバーレス版です。参加者にお題となるアプリケーションが配られ、時間内にアプリのパフォーマンスを改善します。ベンチマーカーへの応答性能によって獲得スコアが

Private SubnetのEC2にSSM Port ForwardingでRDPアクセスするための通信要件

CS課佐竹です。 今回は「AWS Systems Manager のポートフォワーディング機能」の通信要件について実際に構築を行いながら整理をします。左記のブログとかなり重複するところはありますが、このブログの主題は「Windows端末にリモートデスクトップ接続を行う場合のSystems Manager Port Forwardingに関する最小限の通信要件を整理すること」になります。 前提 構成図 EC2(Windows)をPrivate

Alexa for Business(2)部屋の設定

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。第一回目は、共有デバイスのセットアップをおこないました。第二回目の今回は、部屋の設定をおこなっていきます。Alexa for Businessでは、会議室や会議ブースに共有デバイスを置いて使うことになります。その会議室を一つの部屋として登録するイメージです。その登録した部屋に部屋に置く共有デバイ

Zendeskのチケットを検索するための簡易的CLIを作ってみた

Zendeskのチケットを検索してcsvフォーマットで返すだけのシンプルなツールを書いてみましたのでご紹介します。 ソースはこちら。 https://github.com/hassaku63/simple_zendesk_searcher 今のところはGitHubオンリーでの公開です。現時点でまともにテストできてないし、機能的にもまだまだpypiに登録するほどの出来ではないかなと。 以下のコマンドでご利用いただけます。 pip install git+ht

Alexa for Business(1)共有デバイスのセットアップ

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。今回からは、Alexaを仕事で使うためのサービス、Alexa for Businessを試してみます。ただ、こちらのサービスはまだバージニアリージョン(us-east-1)でしか使うことができません。そのため、実際にどんなことができるのか、気になっているという方もいらっしゃるかもしれません。そんなまだ英語対応のみ

ServerlessDaysでServerlessなパフォーマンスチューニングコンテストを開催しました #ServerlessDays

このブログではお久しぶりです。照井(marcy_terui) です。 ServerlessDays Tokyo 2019、いかがでしたでしょうか?最高でしたか!? ServerlessDays Tokyoは過去最高のServerless系イベントになる(かもしれない) 私はServerlessconfとして開催されていた3年間はありがたいことに毎年スピーカーとして参加させていただいていましたが、今回は運営メンバーとして関わらせていただきました。

AZが1つ、または2つのリージョン達

AWSは世界各地にリージョンを持ち、その中にアベイラビリティゾーン(AZ)が複数あります。 AZはデータセンターに相当する概念です。 複数のAZを上手く利用すれば、データセンターの電源障害や大地震が起きた時にも別のAZが生き残っているから安心です。 各リージョンにAZが何個あるかは、 グローバルインフラストラクチャリージョンと AZに記載があります。 気になるの

【Ansible入門】Playbookで変数を使い効率化を図ってみましょう

こんにちは、CI部の柿﨑です。 10/16(水)より、beatmania IIDX 27 HEROIC VERSE が稼働し始めました。 最近は1日1クレを日課にしておりまして、5年のブランクを経て皆伝取得を目指しております。(以前は中伝でした。) どの分野にも限らず、資格の取得には日々の積み重ねが大事だと思っている今日この頃です。 今回は、前回のAnsible入門の続きを題材にしていこうと思います。 Playb

RDSとAuroraのSSL/TLS 証明書のメンテナンスアナウンスについて

技術4課の多田です. RDS 及び Aurora で使っている CA 証明書のアップデートがアナウンスされています.今回はこのメンテナンスの情報をまとめ,対処や注意点に触れて関係する方の参考になれば幸いです. なお,本メンテナンスの対象者は ①rds-ca-2015 を使っている RDS 及び Aurora 環境 と ②クライアント側のルート証明書を使って DB インスタンス及びクラスターに SSL/TLS 接続を行
AWS

AWS 構成図を PlantUML で描画できる『AWS-PlantUML』の紹介

技術4課の多田です. AWS 環境の構成図を書く機会で PowerPoint や Cacoo 等のサービスを使うことがあると思います.作図もコードで制御する方法もないかと思い調べてみたら,「AWS-PlantUML」というツールがありました.今回はこのツールを使って作図する方法と所感を書いていきます. milo-minderbinder/AWS-PlantUML
AWS

Cloud Automatorが日本時間以外のタイムゾーンに対応しました

Cloud Automator のユーザー、タイマートリガージョブに、タイムゾーンを設定することができるようになりました。 これまでCloud Automatorで表示・設定できる日時は日本時間(JST)のみでしたが、今後は個別に設定することで、日本時間以外のタイムゾーンでの表示やタイマートリガーの設定を行うことができます。 これにより、海外のAWSリージョンに存在するリソースや、海外
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