サーバーワークス の技術ブログ

Serverless Frameworkで出たエラーの対処法(ちょっとだけ)

はじめに 花粉がかなり舞って、マスクしてる方多いですよね。僕の周りの方々もくしゃみしたりして大変そうです。 今回はエラー特集と題して、Serverless Frameworkを使ってて出たエラーの対処法(ちょっとだけ)をお送りします。 (後、やったほうがいいことも) エラーその1 「Missing required key 'Bucket' in params」 エラー内容 最初にserverless.ymlの「service」名を変更した後、sl

VPC エンドポイント経由で SNS が実行できるようになりました!

はじめに AWS PrivateLink が遂に SNS をサポートしました! Securing messages published to Amazon SNS with AWS PrivateLink これまでは Private サブネットの Lambda から処理の結果を SNS で送りたいときなどはわざわざ NAT やプロキシを経由してインターネット経由で SNS の API をコールしなければなりませんでした。 しかし、今回 PrivateLink が SNS をサポートしたことで NAT 等がなくても Lambda から SN
AWS

Docker for WindowsからAnsibleを使ってみました。

こんにちは、技術4課の城です。 先日Ansibleの記事を書いたのですが、実行環境が違うと同じコマンドを投入しても、様々な原因でErrorとなってしまうことがあります。 特に当社はBYOD(BringYourOwnDevice)制度によりメンバーの端末がMACだったり、Windowsだったりしますので、対応が必要です。 簡単に実行環境をそろえるにはコンテナじゃないですか!ということで、Docker for Windo

AWS Database Migration Service(DMS)入門 その3(データ移行編)

技術課の柏尾です。 「準備編」「スキーマ変換編」に続き、今回は「AWS DMS レプリケーションインスタンス」を利用したデータ移行を試してみたいと思います。 AWS DMS レプリケーションインスタンスの作成 AWS マネジメントコンソールにサインインし、AWS DMS を選択して、「移行の作成」ボタンを押します。 「レプリケーションインスタンスの作成」で、レプリケーション
AWS

AWS Database Migration Service(DMS)入門 その2(スキーマ変換編)

技術課の柏尾です。 前回の「準備編」に続き、今回は「AWS スキーマ移行ツール(AWS Schema Conversion Tool)」を利用したスキーマ変更を試してみたいと思います。 事前準備 事前設定でJDBCドライバの設定をしていない場合は、「Global Settings」から「Oracle Driver Path」「MySQL Driver Path」にダウンロードした、それぞれのJDBCドライバへのパスを入力します。 AWS スキーマ移行ツール

AWS Database Migration Service(DMS)入門 その1(準備編)

技術課の柏尾です。 AWS Database Migration Service(DMS)が発表されてから随分経ちますが、自分はまだ使ったことが無かったので、下記のAWSのドキュメントで提供されているチュートリアルを利用して学習してみました。 Amazon RDS Oracle データベースの Amazon Aurora MySQL への移行 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/dms/latest/sbs/CHAP_RDSOracle2Aurora.html ※チュートリアルの所要時間は約 2 時間です

TerraformでAWS WAFに複数(大量)のBlackListIPを登録する

全国のTerrafrom愛好家のみなさま、こんにちは。 技術4課岩本です。 まず、Terraformを使って、IPリストを登録する方法は以下になります。 CloudFront(Grobal)用の場合 resource "aws_waf_ipset" "ipset" { name = "tfIPSet" ip_set_descriptors { type = "IPV4" value = "192.0.7.0/24" } } 参考:aws_waf_ipset ALB用の場合 resource "aws_wafregional_ipset" "ipset" { name = "tfIPSet" i…

AppStream 2.0で日本語入力しよう!

はじめましてこんにちわ、プロフェッショナルサービス課の佐藤です。去年の10月にJOINしておきながら、初ブログ投稿です。今回はそのあたりには触れずに、AppStream 2.0で日本語入力を行う方法について紹介したいと思います。 はじめに AppStream 2.0ではImageBuilderが利用できるようになっていますが、2018年4月現在、使用できるOSイメージがEnglishのみです。このためIMEを利用

EC2インスタンスで利用するLVMの基本

全国のLVM愛好家の皆様、こんにちは。技術4課 岩本です。 さて、とある案件でLVMを扱う機会がありましたので、そのまとめです。 LVMとは? まず、LVM(Logical Volume Manager)とは、複数のハードディスクの記憶領域を、 1つの論理ディスクとして扱うことのできるLinux/UnixOSのディスク管理機能です。 AWSでのユースケース EBSではディスクの拡張が容易に行えるため、オンプレミ

【Windows Server 2016】Ansibleリモートサーバーとしての初期設定について

こんにちは、技術4課の城です。 構成管理ツールのAnsibleについて勉強中です。 今回はWindows Server 2016へRDPログインせずに初期設定をしてみましたので、紹介します。 【参考】https://docs.ansible.com/ansible/devel/user_guide/windows_setup.html リモートサーバーの要件 Ansibleを実行するリモートサーバーの要件としては下記となります。 対応クライアントOS:Windows 7、8.1、10、 対応サーバー

Windows Server 2016でYour Windows Licence Will Expire

プロフェッショナルサービス課の杉村です。 Windows Serverはあまり得意ではないのですが、可能なら<花粉等の異物に反応して鼻水や鼻づまりを発生させる>役割と機能をアンインストールしたいです。 "Your Windows Licence Will Expire"だと...? Windows Server 2016のECインスタンスで "Your Windows Licence Will Expire" といったメッセージがログイン時に表示される場合があります。 これは、Win

Oracle DatabaseをAWSで使う際のクライアントの注意点

「センスがあるね」 人生を全うし終わるまでに言われてみたい言葉ランキング第9位です。 がしかし、「センス」とは何かがわからず、思わず叫びたくなる今日この頃。 代わりに、AWS上で動作させるOracleのライセンスについて書いてみます。 はじめに オンプレミスで動作させていたOracle DatabaseをAWS上に移行する場合、EC2上に構成する場合(Oracle Database on EC2)とRDSとして構

プロキシサーバのELB、CLB使うか? NLB使うか?

世の中は選択の連続。 昼ごはん、豚骨ラーメンにするか?醤油豚骨にするか? 夜の居酒屋の一杯目、ビールにするか?ハイボールにするか? 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか? そして、 プロキシサーバのELB、CLB使うか? NLB使うか? はじめに AWSクラウドデザインパターンのCDP:High Availability NATパターンの中に、「HTTPプロキシーサーバーを内部ELB配下に配置し、プ
AWS

fluentdでS3に送信したログをQuickSightで見える化!

こんにちは、技術3課の峯です。 前に『【やってみた】ZabbixのアラートをQuickSightで見える化!』という記事を書きましたが、今回もQuickSightを使った記事になります。 今回はfluentdを利用してS3バケットに送信されたログをQuickSightで見える化したいと思います。 fluentdとは? そもそもfluentdとは何でしょうか?fluentdとはデータのやり取りを管理するオープンソースのソフトウ

Dockerを使ってawspecを動かしてみる

技術3課の森です。 新入社員の方々をよく目にする時期ですね。一人暮らしを始めたりする人は部屋を借りて色々モノをそろえていくタイミングですね。 ということで、Dockerを使ってawspecを動かしてみました。 はじめに Dockerについては、色々ウェブや書籍から学ぶことができるので、ここでは省略します。 今回、なぜawspecを動かすのに、Dockerを選択したかというと、aws