ユーザーニーズを把握する「UX/ユーザーリサーチ集中講座」
イベント内容
「インタビュー」「ペルソナ」「ジャーニーマップ」
ーUXリサーチ3大手法を1日で学ぶー
ユーザーテストと改善を繰り返す「反復デザイン」は利用品質の目覚ましい向上をもたらしてくれます。しかし、ユーザーテストの役割はあくまで「使い勝手」の検証です。「ガラケーをテストするとiPhoneが生まれる」ことは決してありません。
イノベーションの源泉は「ユーザーニーズ」を把握することです。表面的なユーザーの「声」ではなく、「真」のユーザーニーズを探り、それを分析して可視化するのは「UX/ユーザーリサーチ」の役割です。その際に必ずと言っていいほど用いられる手法があります。
・ユーザーインタビュー:「師匠と弟子」モデルに基づいた1対1インタビュー。
・ペルソナ:複数のユーザーを合成して作り出す仮想のユーザー像。
・ジャーニーマップ:ペルソナの行動や感情の変化を時系列に図式化。
UXD/HCD、デザイン思考、アジャイル開発、リーンスタートアップ・・・。イノベーションを起こすためのアプローチは様々ですが、ユーザーニーズを把握するための方法は上記に集約されつつあります。
本講座では、UXリサーチの達人である樽本徹也さんを講師に迎え、現代の製品やサービス開発の現場で必須となっている「3大手法」を1日で分かりやすく解説していただきます。講義とグループ演習で構成されているので、事前知識は必要としません。どなたでも参加していただけます。
<主な内容>
①ユーザーインタビュー基礎講座
インタビューの基本原理は「ユーザーに弟子入り」することです。 ただ、「弟子入り」と言われても、あまりにも抽象的で、それを具体的なテクニックに置き換えることは困難でしょう。そこで、まずは気軽な演習を通じて「弟子入り」の本質を理解します。
②ペルソナ基礎講座
ペルソナとは設計を支援するために定義する「仮想」のユーザー像のことです。名前や顔写真も用意して、実在の人物であるかのように描きます。この基礎編では、ペルソナの基本理論と、データに基づかない仮説型ペルソナの作成方法を習得します。
③ジャーニーマップ基礎講座
ペルソナの行動や感情を時系列に描いた図表が「ジャーニーマップ」です。「ステージ」「アクション」「タッチポイント」「感情変化」「ペインポイント」等を用いて、ユーザーの行動パターンや、様々なタッチポイントを渡り歩くプロセスを俯瞰的に描写できます。
※参考資料(講師の著書より第2章「インタビュー法」全文)
■講師
樽本 徹也(たるもと てつや)
利用品質ラボ代表。UXリサーチャ/ユーザビリティエンジニア。ユーザビリティ工学が専門で特にユーザー調査とユーザビリティ評価の実務経験が豊富。現在はプロのコンサルタントとして、ウェブサイトからスマホアプリまで幅広い製品/サービスの企画開発に携わっている。寄稿や講演も多数。産業技術大学院大学「人間中心デザイン」講師。著書は『アジャイル・ユーザビリティ 』 、 『ユーザビリティエンジニアリング(第2版)』(オーム社刊)など。公式サイトは『人机交互論』
■受講料
通常チケット: 24,000円(税込)/1名
ペア割引チケット: 40,000円(税込)/2名
■募集人数
12名
■開催日時
2016年7月16日(土) 10:30-18:00 (10:00開場。途中、昼休み・休憩時間有り)
■開催場所
ベンチャーステージ上野コワーキングスペース(〒110-0004 東京都台東区下谷1丁目11番15号 ソレイユ入谷4F)
■注記
※受付時に名刺を1枚頂戴いたします。
※講師の著書『ユーザビリティエンジニアリング(第2版)』をお持ちの方は、ぜひ事前に該当ページ(p24~82)をご覧ください。講座の理解がさらに深まると思います。
-講座運営元(お問い合わせ先)-
グロースハックアカデミー(㈱クルージャ)
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目23−5
Email:info@growthhack.academy
TEL:03-3598-8331
【ワークショップの様子】
【会場(ソレイユ入谷正面入り口/4Fコワーキングスペース)】
注意事項
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