ステートフルなサーバーレス!!上映会 CloudState紹介ビデオを日本語字幕付で見よう
イベント内容
FaaS == サーバーレス ???
サーバーレスはサーバーの管理・運用業務に頭を悩ませることなくシステム(の一部)を構成することが出来、開発者たちからも歓迎され、未来のクラウド技術の主軸を担うとの意見もあるほど注目されています。現状はサーバーレスの主な利用例としてはFaas(Function as a Service)形式のものがあり、マネージドなFaaSの代表格としてはAmazon Lambda、Google Functions、Firebase Functions等が挙げられるでしょう。
参考資料: サーバーレスアーキテクチャ再考 - ゆううきブログ
FaaSを例に取るとその主なメリットは:
- 費用対効果が高い
- 従量課金制である
- 様々な自動化が容易である
- 開発者体験(DX)を向上させる仕組みに富む
- シンプルな構成でシステム開発時間を短縮できる
などが挙げられます。メリットだけをみるとまるで夢の技術のようですが、FaaSにはもちろん弱点もあります。それは:
一般用途のアプリケーションを構築するには制限が強すぎる
ということです。FaaSではFaaSに向いたシステムしか構築することが出来ず、そしてFaaSに向いたシステムとは思ったよりも範囲が狭いものであるということです。例えば、Webサービスを展開している多くの企業にとってそのバックエンドを全てFaaSに移すことは現実的ではないかもしれません。それを阻む主な要因としては:
- Functionの寿命が短い
- システム内部データの取得のために毎回データストアに問い合わせなくてはならない
などがあります。 多くの開発者は「サーバーレスはそういうもの」として受け入れていたのではないでしょうか。しかし、もしこれらの制限にとらわれないサーバーレス技術が利用可能だとしたらどうでしょう?つまりFaaSとは異なる制限をもつ別の種類のサーバーレス技術があるとしたらどうでしょう?
CloudState.io
CloudStateはLightbendが2019年8月に立ち上げた新しいオープンソース・プロジェクトです。 その目的はまさに上記で上げた問題点の解決、「クラウドの未来」であるサーバーレスの可能性を広げるためのプロジェクトです。
CloudStateという名のとおり、このプロジェクトではサーバーレス・システムでの分散ステートを扱います。akkaのCluster、Event SourcingやCRDT、Kubernetes、 Knativ、gRPCなどの技術を利用しサーバーレス・システム上での分散ステート管理に対する解決策を提供します。
この上映会では以下のビデオ、Lightbend CTOであるJonas Bonér氏による公演のビデオを日本語字幕つきで上映し、その後CloudStateプロジェクトに関して理解を深めるためみんなで感想を共有します。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。