「エスノグラフィー」×プロジェクトマネジメント

「エスノグラフィー」×プロジェクトマネジメント 〜不確実性の時代にどう軸を作るのか～

コパイロツトは「プロジェクトマネジメントをアップデートする」ことを目的として、毎月ひとつテーマを取り上げてプロジェクトマネージャー/ディレクター向けの勉強会を開催しています。

第8回目となる今回は伊賀聡一郎氏（エクスパーク合同会社 代表(CEO)）をお迎えして「エスノグラフィー」 ✕ プロジェクトマネジメントというテーマでお届けします。

エスノグラフィーは文化人類学で用いられてきた方法論であり、単なる観察やインタビューではなく、対象者の文化的背景あるいは主観的立場から行動を明らかにするところに特徴があり、デザイン思考の普及も相まって注目を集めています。

「誰に価値を届けているのかという理解がないと、行き詰った時に打ち手がなくなる」と伊賀氏も語る通り、不確実性の高まっている社会において、相手を理解する方法論はますます必要になってくるのではないでしょうか。

文化人類学ということでビジネスとは縁遠い印象もあるエスノグラフィーですが、今回は、過去に米国パロアルト研究所の日本代表として研究開発や技術戦略に携わっていらっしゃったご経験を交えて、実務で使えるエスノグラフィーについてお聞きします。

前半は、伊賀聡一郎氏から「エスノグラフィー」についてご講演いただき、後半は前半の学びをヒントに、参加者で「エスノグラフィーが実際のプロジェクトでどのように活用できるのか」を議論や質問をしながら考えていく予定です。登壇者、コパイロツトメンバーとの懇親会をご用意していますので、ふりかえりや深い議論もお楽しみいただけます。

タイムスケジュール

※ 予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

伊賀 聡一郎

エクスパーク合同会社 代表(CEO)

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表／シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学／人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師など。博士（政策・メディア）

参加対象

• プロジェクトマネージャー
• ディレクター
• その他、プロジェクトマネジメントに課題を感じている方

注意事項

• タイトル・コンテンツは調整中につき、変更になる可能性がございます
• 申込期限は11/13（水）23:59です
• 本イベントは抽選式となります。11/15(金)に抽選結果をお知らせします(予定)
• 会場の都合上、19:30までに必ず受付をお済ませください。他の参加者の方にご迷惑がかかるため、19:30以降の一切のご入場をお断りしております
• 当日参加された皆さまにはアンケートの回答にご協力をお願いします

Night Flight by COPILOTとは？

「プロジェクトマネジメントをアップデートする」をテーマに、毎月平日夜に開催する勉強会です。 コパイロツトは、自分のやりたいことで生きる人や、自分の才能を活用している人であふれる社会に向けて、プロジェクトマネジメントはとても重要なスキルセットになっていくと考えており、勉強会を通してまずは以下の実現を目指しています。

• 「プロジェクトマネジメント」を広くとらえ、時代に合わせた意味付けをする
• 広い意味でのプロジェクトマネジメントが定着し、それができる人を増やす

そして、プロジェクトマネジメントにより、プロジェクトの進め方で失敗する人を減らし、みんなが自分の才能を発揮して活躍できる社会を作ることを目指します。

協力：株式会社スモールトーキョー FARO運営事務局
主催：株式会社コパイロツト
http://copilot.jp

コパイロツトは、多種多様な目的やメンバー構成のプロジェクトに、コパイロツト（副操縦士）としてチームで伴走します。デジタル領域のサポート業務を行うなかで、チームビルディングや会議運営、プロジェクトマネジメント等のナレッジを提供。企業のみなさまを含めたチームや組織のパフォーマンスの最大化をはかり、より質の高い本質的な成功へと導きます。その他、独自のプロジェクト管理ツールを開発したり、ナレッジマネジメントの研究をしたり、MITテクノロジーレビューなども運営しています。