オープンCAE勉強会@富山(第81回)
イベント内容
オンライン開催です。当日の作業以外に,事前作業が必要な場合がございます。[ 前回講習 の事前作業により OpenFOAM v1912 をインストールしていない場合.]
今回も,講習会だけの開催を想定しています。が,発表希望者がいれば,10分程度で発表していただきます。
詳細は,後ほど追加します。主催者の都合により,直前のご案内と日曜開催となることをお詫び申し上げます。資料は講習後に公開いたしますので,当日参加できない方は,資料による自習+掲示板への質問投稿をご利用ください。
講習タイトル
OpenFOAMカスタマイズの始め方
概要
OpenFOAMをはじめてカスタマイズする初心者を想定し,基礎の基礎をハンズオン形式で学びます。OpenFOAMの改造をどこからはじめて良いか分からないといった人が,元のコードをコピーして,新たな名前のモデルやライブラリを作る手順を確認していきます。下記の作業を実施する。
- 既存のソルバーの名前だけを変更したソルバーを作成(コンパイル)する
- 既存のライブラリをまるごとコピーし,一部の名前だけを変更したライブラリを作成(コンパイル)する
- 作成したものをテストする例題を作成する
- 必要最低限のソースコードだけをコピーし,名前を変えたライブラリとクラスを作成する
過去に開催した下記の内容をアップデートしたものです。
【8/17追記】 講習資料(暫定版)を本サイト下部の資料に追加しました.
対象者と前提知識
OpenFOAM初心者であり,ソースコードのカスタマイズを目指す人を対象とします。[想定する受講者:機械系の大学4年生で,卒業研究にOpenFOAMを使い,少しプログラムを変更する必要がある。知識は豊富ではないが,やる気は満々である。自学自習を厭わない。]
次のような知識・経験を前提とします。リンク先などを事前にお読みください。
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OpenFOAMのごく基本的な事を知っている。(例題の1つや2つを実行したことがある。)
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何らかのプログラミング言語を学習したことがあり,プログラミングに関する基本的な知識がある。(変数,関数,型,などの基礎知識)
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Linuxの端末上で,ごく基本的な操作(ファイルのコピーや移動)ができる。(テキストに書いてあることをタイプして実行できる。)
- 参考になるサイト:OpenFOAM Linux Guide https://cfd.direct/openfoam/linux-guide/
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Linux,仮想マシンの基礎的な使い方(オープンCAE勉強会@富山第80回の講習の事前準備動画を閲覧した)
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オープンCAE勉強会@富山第80回の講習の事前準備を実施した,または,その程度の作業は軽くこなせる
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OpenFOAMのコンパイルに関するユーザーガイドを一読したことがある。
講習環境
前回講習 の事前作業で作成した環境を前提とします。
OpenFOAM v1912 を対象とします。
インストール方法が異なると,ファイルの保存場所などが異なります。上記の環境と異なる場合には,インストール方法・ソースコード保存場所などを把握しておいてください。
異なるOpenFOAMのバージョンでも,同様に作業できると思います。が,保障いたしません。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
