10/23(金)開催 神崎 善司 氏 登壇 『RDRAにおける合意形成の仕組み』
イベント内容
10月定例会は「リレーションシップ駆動要件分析(RDRA、ラドラ)」の考案者である株式会社バリューソース代表取締役の神崎善司氏をお迎えし、「RDRAにおける合意形成の仕組み」についてお話いただきます。
質問時間もありますので、この機会に神崎氏ご質問したい方は、是非ご参加下さい。
開催前にZoomのURLをご案内致します。
合意形成の仕組み
皆さんは、要求分析や要件定義の際、どのような活動をされていますか?主に文章で構成された要件定義書などを執筆していないでしょうか。
しかし、それらの工程で重要なことは、そのようなドキュメントを作ることが目的ではなく、関係者との間でのコミュニケーションのベースを作り、システム化しなくてはならないものは何かを明らかにするという合意形成です。
RDRAでは、システムを構成する要素の関係性に着目してモデル化し、コミュニケーションを取りながら要件定義を進めていくいきます。作成するモデルは、要求者自身が作成できるように、UMLで概念クラス図を描くときのような、モデルの厳密性を排除したモデルとなっており、そこに合意形成を成功させるカラクリがあります。今回、神崎様には今までにない切り口として、RDRAにおける合意形成の仕組みについて語って頂きます。
また、価値開発において、発見したり創出した「価値」は、何らかのコンテキストを持ちますが、それを関係者と共有し、魅力等を練り直したり、次のステップに進むためには合意形成の場が必要です。そのような観点においてRDRAにおけるモデルの考え方が価値開発でも参考になるはずであり、議論したいと思います。
また、価値開発では、発見した価値が本当に魅力のあるものなのか検証するという活動が必要であり、アジャイル開発的なプロセスが必要になります。今回のご講演ではアジャイル型開発における手戻りを平準化させる方法についても神崎様にお話頂きます。
神崎善司氏プロフィール
フリーソフトウェアやフレームワーク (アーカイブ) などオブジェクト指向でのソフトウェア開発経験と、大手 Sier における多くのプロジェクトリーダー経験を活かし、 近年は主に、UMLによるモデル中心のシステム開発のコンサルテーション、タイムボックスを使ったプロジェクト推進、フレームワーク作成の経験を活かしたアーキテクチャ構築支援を行う。 また、モデルによる要件定義の枠組みを構築し、それをもとにモデリング支援、要件定義支援、プロジェクト推進支援など、システム開発プロジェクトの上流工程の支援を得意とする。
独自の要件定義手法「リレーションシップ駆動要件分析(RDRA)」を考案、書籍として「モデルベース要件定義テクニック」を出版。 さらに過去10年の成果をまとめた「RDRA2.0ハンドブック」を出版。素早く精度の高い要件定義の導入支援ならびに、既存システムの可視化を支援する。
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