第1回 先端生物物理学セミナー

イベント内容

更新情報

2020-10-26 11:30 Zoom URLはイベントの参加登録をするとこのページ上で参照できます。
2020-10-23 17:20 参加者への連絡を送信しました。当日のZoom URLは前日までにご連絡します。
2020-10-21 14:00 聴講者は引き続き募集しています。
2020-09-21 9:50 開催日が決定しました。
2020-09-20 22:20 概要を公開しました。

先端生物物理学セミナーとは?

第58回日本生物物理学会年会 (#BSJ2020) の企画シンポジウムに呼ばれず講演の機会がなかった新進気鋭の若手研究者が、集まって勝手にシンポジウムをやります。Yet another BSJ2020!


COVID-19の影響で激減した企画シンポジウム。一般演題は全てポスター発表。私たちが輝ける講演という名のひのき舞台は与えられなかった。20代のころから学会から将来を期待された私たち。ある者は海外に武者修行に、ある者は賞レースを総なめに、またある者は論文を書きまくり、そしてある者はテレビでオードリーと絡んだ。そして迎えた30代、それぞれのポストをつかんだ私たちは次の30年、何を明らかにしようとしているのか。そんな生の声を聴いてほしい!未来の生物物理学がここにある。

開催概要

名 称 第1回 先端生物物理学セミナー
会 期 2020年10月26日(月)
会 場 オンライン開催 (Zoom)
言 語 日本語
参加費 無料


参加登録

  • 本イベントの参加には参加登録が必要です。
  • 事前参加登録は本ページにて行います。
  • 事前参加登録は抽選制です。
  • 事前参加登録にはconnpassのアカウントが必要です。

プログラム

2020年10月26日(月)

時刻 内容
13:30- オンライン接続オープン
14:00-14:30 講演1 山本 詠士(慶應大)
14:30-15:00 講演2 片山 耕大(名工大)
15:00-15:30 講演3 大上 雅史(東工大)
15:30-15:45 休憩
15:45-16:10 ショートトーク
ショートトーク1 本田 信吾(東大)
ショートトーク2 延山 知弘(筑波大)
16:10-16:40 講演4 寺川 剛(京大)
16:40-17:10 講演5 奥田 覚(金沢大)
17:10 閉会

講演者+紹介文(by寺川)

  • 山本 詠士(慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 助教)
    若いころから嘘みたいなペースで論文書きまくっている人。分子動力学シミュレーションで膜の中の小分子の拡散を研究している人。背が高い。(2020年日本生物物理学会若手奨励賞受賞、2016年日本生物物理学会若手招待講演賞受賞)

  • 奥田 覚(金沢大学 ナノ生命科学研究所 准教授)
    こちらも、若いころから嘘みたいなペースで論文書きまくっている人。細胞が増えるときのダイナミクスを力学シミュレーションで研究している人。金沢の夜の街に出没する。イケメン。

  • 寺川 剛(京都大学 理学研究科 生物科学専攻 助教)
    かつては「科学」とかなんとかいう雑誌に論文を書いたこともあったけれど、それも今は昔。生物物理学会長から「3個上の人と比べれば普通の人」というお墨付きを受けたことがある。1児のパパ。オドぜひに出演。(2018年日本生物物理学会若手奨励賞受賞)

  • 片山 耕大(名古屋工業大学 大学院工学研究科 生命・応用化学専攻 助教)
    ロドプシンを研究している人。つまり、日本生物物理学会のど真ん中。業績も然ることながら、新宿で見かけたらホストにしか見えない。イケメンな上に性格がいい。どちらかください。(2013年日本生物物理学会若手奨励賞受賞)

  • 大上 雅史(東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 助教)
    スパコン向けのアプリを開発してた人。国際会議に出まくっている人。学振欲しかったら相談した方がいい人。いろいろな賞を取っている人。どれか1個くれ。2児のパパ。最近RIZAPでちょっと痩せた。(2018年日本生物物理学会若手招待講演賞受賞)

講演内容

  • 山本 詠士(慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 助教)
    生体膜の分子動力学シミュレーションとマルチスケール化に向けて
    生体膜では時空間的に複雑かつダイナミカルな現象が観測される。これまで分子動力学シミュレーション法を用いて行ってきた生体膜における分子間の相互作用や分子拡散に関する研究を紹介した後、将来的なマルチスケール化への展望について講演する。

  • 奥田 覚(金沢大学 ナノ生命科学研究所 准教授)
    多細胞の動きを自在に操る
    細胞は集団となって身体を形作り、その機能を実現している。これまでの研究では、力学を基礎として、細胞が集団となって臓器の立体構造を作り出す仕組みとその一般的な原理の解明に取り組んできた。今後の30年では、力学を基礎とした原理的な理解を足場としつつも、そこから飛躍し、発生や疾患に見られる生体内の多細胞の動きを自在に操ることを目指したい。

  • 寺川 剛(京都大学 理学研究科 生物科学専攻 助教)
    DNAトランザクションの解明のためならなんでもやる
    DNAの転写・複製・修復(DNAトランザクション)は生命の根幹である。にもかかわらず、これらを裏打ちする分子機構はまだまだ謎だらけである。私とゆかいな仲間たちはそれらを明らかにするために、生化学実験、一分子蛍光顕微鏡観察、次世代シーケンサー、分子動力学シミュレーションと使えるものはなんでも使って研究に取り組んでいる。本講演ではそれらの研究の例をいくつか紹介する。

  • 片山 耕大(名古屋工業大学 大学院工学研究科 生命・応用化学専攻 助教)
    振動分光法から理解するGPCRのリガンド認識・活性化機構
    本発表では、Gタンパク質共役型受容体 (GPCR) のリガンド認識および活性化機構を構造基盤に立脚して理解するため、振動分光法の一つである、赤外分光計測手法を駆使した構造解析に関する最新の成果について紹介する。さらに、赤外分光法をGPCRのリガンドスクリーニングおよび活性化検出を可能にする新規構造解析ツールとして利用できる可能性についても検証していく。

  • 大上 雅史(東京工業大学 情報理工学院 情報工学系 助教)
    創薬・生命科学研究を加速するインフォマティクス技術
    10年で1000倍の速度で向上するスパコン、加速度的に増え続ける機械学習分野の論文、次々と誕生するAIスタートアップ・ベンチャー……いまやコンピューターによるインフォマティクス技術はなくてはならないものになった。計算をベースにする生物物理学研究においても、機械学習技術や大規模シミュレーション技術のコモディティ化が急速に進んでいる。我々の研究でも、「京」が作られる以前から大規模計算による生命科学研究の加速を志向し、タンパク質間相互作用の網羅的予測技術や機械学習による創薬支援技術を開発してきた。本講演では我々が取り組んでいるインフォティクス技術の活用事例を紹介するとともに、30年後に今の10億倍の性能になったスパコンで(※すでに性能向上は限界という説もあります)いったいどんなサイエンスができるのか、議論できれば幸いである。

ショートトーク

  • 本田 信吾(東京大学 工学系研究科 野地研究室 D3)
    ウイルス粒子や酵素分子の「個性」を捉える多次元デジタルバイオ計測
  • 延山 知弘(筑波大学 白木研究室 PD)
    Design, Preparation ,and Evaluation of Bioactive Nanomaterials Aiming at Control of Phase separation of Plasma Membrane

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