DevRel/Asia 2020
イベント内容
アジア最大のDevRelカンファレンスが開催されます!
DevRel/Asia 2020はオンラインで開催されるアジア最大のDevRelカンファレンスです。6トラック、60人を超える登壇者が集まるカンファレンスになります。
コロナ禍の現在、リアルな場でカンファレンスを行うのは困難になっています。しかし、普通のカンファレンスをただオンライン化しても面白くはありません。オンラインだからこそできること、それがアジア各国の人たちと協力したカンファレンスとなっています。DevRel/Asiaではアジア7カ国/地域の主催者で開催されます。通常、同日に各地域でカンファレンスを共催するメリットはありませんが、オンラインならではの協力体制のもとで開催されます。
日本トラックは全日本語セッションです
DevRel/Asia 2020は英語主体ではありますが、日本語のほか、韓国語や中国語、ベトナム語などのセッションもあります。日本トラックでは、全日本語セッションとなっていますので、安心してご参加ください。英語セッションなどは通訳システム(UDトークを利用)を提供します。
タイムテーブル
詳しいタイムテーブルは公式サイトをご覧ください。ここでは日本トラックのタイムテーブルを紹介します。
時間 | タイトル | 名前(敬称略) |
---|---|---|
10:00 | ようこそ!DevRel/Asia 2020へ! | |
10:10 | Developer Relationsの基礎知識 | Takuo Suzuki@Google |
11:05 | スポンサーセッション | |
11:20 | Developer Relations Online ~顔が見えない開発者との関係構築方法~ | おだしょー (小田 祥平)@Microsoft Japan |
11:50 | 開発者コミュニティイベントのオンライン化 | 山田 寛@ヤフー |
12:20 | パネルディスカッション:日本からアジア/グローバルに向けたDevRel実践 | 中津川 篤司@MOONGIFT / 寺尾 英作@SBクラウド / 千代田まどか (ちょまど)@Microsoft / 吉澤穀@ヌーラボ |
13:20 | スポンサーセッション | |
13:35 | 技術プロダクトの DevRel とカスタマーサクセス | 井上大輔@はてな |
14:05 | 自社製品へのエンゲージメントを高める3つのポイント | 山崎 亘@ウフル |
14:35 | 15年続く老舗技術メディアのリブランディングで考えたこと | 近藤佑子@翔泳社 |
15:05 | Transforming Developer Marketing Strategy - 製品・技術のOSS コミュニティベースの訴求からエンタープライズ採用に向けたソリューション訴求へ | Shotaro Suzuki@Elastic |
15:35 | DevRel in LINE | 藤原 聖@LINE Corp. |
16:25 | マンガでわかるDevRel 〜漫画で技術を伝えるためのポイント〜 | 湊川あい@フリーランス |
16:55 | 11年モノのテックブログを引き継いでから始めたこと、続けたこと、やめたこと | 山本 学@ヤフー |
17:25 | テクニカルエバンジェリストへの第一歩 | 大竹 遼@サイボウズ |
17:55 | DevRelのための経営、経営のためのDevRel | 横田真俊@さくらインターネット |
18:25 | ニューノーマル時代における企業とコミュニティの責任分岐点 | 戸倉彩@日本アイ・ビー・エム |
18:50 | 閉会の挨拶 | |
18:55 | 懇親会 |
登壇内容
Developer Relationsの基礎知識
登壇者: Takuo Suzuki@Google
Developer Relations は開発者の方とのエンゲージメントを通じてプロダクトをより良いものに進化させていく「チーム」です。そのチームの中の人として、日々日頃どのような活動(コミュニティ、ドキュメント、サンプル、登壇)を通じて、どのようなゴールを設定し、その結果プロダクトをどうより良くしているかについて事例を踏まえてお話します。
Developer Relations Online ~顔が見えない開発者との関係構築方法~
登壇者: おだしょー (小田 祥平)@Microsoft Japan
現在は過去オフラインで会話をしていた関係を中心にコミュニティを運営しています。そのオフライン貯金には限界があり、まもなく底を尽きます。 本来コミュニティは人が循環していくものであり、新規参加者と適切な関係構築を行って定着を図るものです。オフラインから変わらないことは、見知った人間だけで開催し続けるコミュニティは内輪感が蔓延り、新しい参加者との関係を構築する土壌が貧弱になるということです。多くのコミュニティは今まさにその状態です。
顔が見えないオンライン上で新規参加者との関係を構築する方法についてのベストプラクティスを共有します。
開発者コミュニティイベントのオンライン化
登壇者: 山田 寛@ヤフー
COVID-19の影響により、開発者コミュニティイベントは多くの制限を受けました。 セミナー、ハンズオン、そしてカンファレンスのフルオンライン化を目指し、失敗例も含め、安定運用できまでの道のりを共有します。
パネルディスカッション:日本からアジア/グローバルに向けたDevRel実践
登壇者: 中津川 篤司@MOONGIFT
「日本からアジアに向けたDevRel実践」をテーマに日本に限らずアジアでもDevRelを実践している方々をパネラーに迎えてパネルディスカッションを実施します。日本からアジアに向けて活動する際に意識していることや別の地域でのDevRel活動における苦労などを、みなさんの経験を交えてお話いただきます。
パネラー
寺尾 英作@SBクラウド
千代田まどか (ちょまど)@Microsoft
吉澤穀@ヌーラボ
技術プロダクトの DevRel とカスタマーサクセス
登壇者: 井上大輔@はてな
私達は、サーバー監視SaaS・MackerelのCRE(Customer Reliability Engineer)として、カスタマーサクセス(CS)の理念をベースに活動を行っています。
当初の職種は「CRE」ではなく「セールスエンジニア」で、営業活動を軸にお客様と関わりを持っていました。 ですが、今は「CRE」です。様々な活動から、技術プロダクト(SaaS)とそのお客様にとって真に必要なものこそがCSであることを見出したからです。
その本質は、DevRelにも適用できるものではないかと感じています。職種を変遷させながらお客様と関わり・経験したこととCS、DevRelとの関連性についてお話します。
自社製品へのエンゲージメントを高める3つのポイント
登壇者: 山崎 亘@ウフル
DevRel担当として自分が扱う製品がいま一つメジャーではない場合、いかにユーザーを増やしていくかの鍵は、対象の人たちのエンゲージメントを「得る」「増やす」「高める」ことにあります。
ある開発ツール製品の担当になって約2年半、マイナーな製品のユーザーについて、ファンをどうやって増やし、コミュニティを形成すれば良いか、日々試行錯誤を重ねてきました。その結果見えてきたポイントは、1)「紹介する」2)「機会を設ける」3)「拡散する」だと気づきました。
このセッションでは、失敗と失敗と成功の繰り返しで見つけたこれらのポイントを具体例と共に説明します。超人気製品のDevRel担当以外の人、必見です!
15年続く老舗技術メディアのリブランディングで考えたこと
登壇者: 近藤佑子@翔泳社
翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けWebメディア「CodeZine」は、2020年6月1日で15周年を迎えました。このタイミングでCodeZineの新しい編集長へ就任することとなった私は、今のデベロッパーに対してどのようなメッセージを発し、どういうメディアでありたいかに向き合い、メディアのコンセプトを変更し、リブランディングすることになりました。本セッションでは、デベロッパーに向けて発信・共創していきたい方に向けて、デベロッパー向けの編集者がメディアのリブランディングにあたって何を考えてきたかをお話します。
Transforming Developer Marketing Strategy - 製品・技術のOSS コミュニティベースの訴求からエンタープライズ採用に向けたソリューション訴求へ
登壇者: Shotaro Suzuki@Elastic
製品・技術のOSS コミュニティベースの訴求から、エンタープライズ採用に向けたソリューション訴求への転換について、Developer Marketing 活動全体戦略の立案から、コミュニティ戦略、パートナー戦略、メディア戦略、内部・外部イベント、人的・物的なリソース確保、等々の活動について、考察していきます。
DevRel in LINE
登壇者: 藤原 聖@LINE Corp.
以下のようなことをお話しする予定です。
- 自己紹介(エンジニアからDevRelへ)
- LINEのEngineering Culture
- 各国に存在するLINEのDevRel組織
- LINEが考えるDevRelの役割とは
- 日本のDevRelチームの具体的な仕事
- DevRelが企業にもたらす価値
- なぜDevRelのキャリアを歩んだか?
マンガでわかるDevRel 〜漫画で技術を伝えるためのポイント〜
登壇者: 湊川あい@フリーランス
「DevRel(デブレル)っていったい何?」「企業の担当者は具体的には何をすればいいの?」 DevRelという言葉は随分と浸透してきましたが、初めてDevRelという言葉を聞く人にその概念を説明しようとすると、なかなか難しいですよね。 そこで「漫画で解説すればスッと理解してもらいやすいのではないか?」というアイデアから生まれたのが『マンガでわかるDevRel』です。
『マンガでわかるDevRel』は、DevRelのカンファレンスでノベルティとして配られた他、新型コロナ禍による #StayHome 運動に合わせて、どなたでも読めるようにWeb上でも公開されました。
- シリーズ1作目『マンガでわかるDevRel』
- DevRelって何?という概念がわかる
- シリーズ2作目『マンガでわかるDevRel 4C』
- 4つの枠組みから具体的にどんなことをやればいいかがわかる
「自社のサービスや製品を、エンジニアに嫌われずに、むしろ好きと言ってもらえるようにするにはどうすればいいのか?」 そのヒントになる要素を漫画の中に散りばめてあります。
本セッションを聴くと得られるもの
- 漫画解説の効果
- わかりやすい解説を作るための考え方
- 実際に漫画で解説を作るときの制作過程、担当者とのやりとり
- うまく行きやすい制作スタイル
『マンガでわかるDevRel』の実例から、皆様に解説漫画制作のノウハウをシェアします。
11年モノのテックブログを引き継いでから始めたこと、続けたこと、やめたこと
登壇者: 山本 学@ヤフー
私は昨年、10年以上続く自社の技術ブログの編集長を引き継ぎました。 引き継いだ当初は記事の公開も多くて週に1本程度、編集長のバトンタッチの中で目的が分からなくなってしまったルールや、誤った社内認知などに四苦八苦しましたが、今では週に2,3本記事を持続的に公開できるほどに改善活動をすすめることができました。 このセッションでは、持続可能な技術ブログを目指して取り組んだことを、新たにはじめたこと、取り組み続けたこと、やめたことに分類して紹介します。事業目標を持つ社内エンジニアとどのように向き合っていくのか、技術ブログ自体をどのような目標のもとで運用していくかなどのヒントになればと思います。
テクニカルエバンジェリストへの第一歩
登壇者: 大竹 遼@サイボウズ
テクニカルエバンジェリストといえば、自社製品の知識はもちろん、周辺の技術知識や他社サービスの知識、プレゼンスキルなど幅広いスキルが求められています。当然、誰でもできるような業務内容ではなく、比較的ベテランな方々が企業のテクニカルエバンジェリストを名乗られていることが多いです。
では「若手にはそもそも無理な職種なのか」というとそんなこともないと思っています。 社会人歴4年、うちテクニカルエバンジェリスト歴1年の自分が、社内に誰もいないところから自ら名乗り活動してきた内容や学び、苦労した点やおすすめの活動など自身の経験をもとにお話します。
DevRelのための経営、経営のためのDevRel
登壇者: 横田真俊@さくらインターネット
DeVRelの活動をしている方で、自分の活動が会社に認められているか不安に思ったり、自分の活動がなかなか会社に認められないという方もらっしゃると思います。
また逆にDevRelに関わっていない企業の経営者にとっては、なぜDevRelが有効なのか感覚的に理解できない事も多いと思います。
今回の「DeVRelのための経営、経営のためのDevRel」では、DevRelの活動をしている人と、社内の経営や一般の社員との期待値や「すれ違い」を無くすためにお互いの期待値を合意し、自分と会社、コミュニティに役立つDevRelの方法を考察します。
ニューノーマル時代における企業とコミュニティの責任分岐点
登壇者: 戸倉彩@日本アイ・ビー・エム
DevRelにおいてコミュニティの成功は鍵であり、その影響はテクノロジーの認知度向上やシェアだけに止まらない範囲にも広がります。本セッションを通じて、企業がコミュニティと共に最良の成果を生み出すために、理想的な関わり方やコミュニティ自らが健全なかたちで発展するために理解しておくべきことについて解説していきます。
会場
oVice
ソーシャル
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