[公開収録]SE4BSライブ・プロジェクトデザインをやってみる(企画ループ編)

2023/02/22(水)18:00 〜 21:00 開催
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イベント内容

会場のZoomにつきましては、本ページ上部にございます、「参加者への情報」欄をご確認ください。

[公開収録]SE4BSライブ・プロジェクトデザインをやってみる(企画ループ編)

SE4BS(Software Engineering for Business and Society) とは、ソフトウェアを「個人・社会・ビジネスのために、柔軟で創造的な未来の価値を生み出すもの」と捉えています。我々の活動の中で進化し続ける成果物としては、ビジネス成功のための知・情・意フレームワークであり、アジャイルマインドであり、価値駆動のためのプロセスであります。

今回のイベントでは、「[公開収録]SE4BSライブ・プロジェクトデザインをやってみる(企画ループ編)」と題し、SE4BSの価値駆動プロセスの進め方を理解してもらうことを目的として、ライブ・プロジェクトデザインを行ないます。今回は企画ループ編のみを対象といたします。
https://se4bs.com/
質問・コメントはOKです。コメント、質問は、Miroまたはチャットに書いていただきます。

タイムテーブル


開始 内容 登壇者
17:50-18:00 開場
18:00-18:30 ライブイベントの簡単な説明 萩本 順三
18:30-18:55 [ワーク]ステークホルダーモデルの説明・作成 萩本 順三、関 満徳、濱井 和夫、小林 浩、永田 敦、井上 健、谷口 真也、丸山 久
18:55-19:20 [ワーク]価値デザインモデルの説明・作成 萩本 順三、関 満徳、濱井 和夫、小林 浩、永田 敦、井上 健、谷口 真也、丸山 久
19:20-19:45 [ワーク]価値分析モデルの説明・作成 萩本 順三、関 満徳、濱井 和夫、小林 浩、永田 敦、井上 健、谷口 真也、丸山 久
19:45-19:55 休憩
19:55-20:40 [ワーク]要求分析ツリーの説明・作成
20:40-21:00 開発ループの簡単な説明と予告 萩本 順三

テーマ概要

「ライブイベントの簡単な説明」

ビジネスプロジェクトデザイン手法に求められるものとして、以下が挙げられます。 ・素早く立ち上げる ・ビジネス価値が検証できている ・実現性のリスクが少ない ・小さく立ち上げて大きく成長 ・ビジネスの変化に耐えられる

このセッションでは、価値がなく無理無駄の多いプロジェクトを排除するために、ビジネスパーソンにとって必要は新たな思考法(価値創造サイクル)について概説します。

「[ワーク]ステークホルダーモデルの説明・作成」

ビジネスに関わる重要なステークホルダーの価値のバランスこそビジネス企画に大切です。ステークホルダーモデルの効果として、以下が挙げられます。
1. ビジネスにおける重要な関係者を広い視野でとらえ、“見える化”することができる
2. 作成者の視野を広げることができる
3. ビジネス関係者の問題・課題を視覚的にザックリと捉えることができる

このセッションでは、ステークホルダーモデルについて概説し、簡単に体験できるワークを実施いたします。

「[ワーク]価値デザインモデルの説明・作成」

価値デザインモデルとは、プロジェクトの深層価値をデザインすることです。人が魅力を感じるモノにはストーリーがあり、価値デザインモデルは全体的ストーリーを描くことを目指しています。価値デザインモデルの効果として、以下が挙げられます。
1. 全体価値を描く:価値デザインモデルの6つの構成要素の関係性を強く持たせて、「心地よい価値」を描き?共感する事で、組織の強い結束力をもたらす事ができる
2. 価値観の共有:突き上げる価値観を描くことで関係者で共感・共有を図り、外部へのブランド創りに活用?することができる
3. プロジェクトの狙いの絞り込み:ビジョンを果たすためにプロジェクトで達成すべき大目的は何かを考え、その大目的を達成するコンセプトとして3つに絞り込み、プロジェクトテーマを明確にすることができる

このセッションでは、価値デザインモデルについて概説し、簡単に体験できるワークを実施いたします。

「[ワーク]価値分析モデルの説明・作成」

価値分析モデルとは、一言でいうと「みんなの嬉しいを創造すること」です。そのために、ビジネスに関係するステークホルダーを発見します。そして、ステークホルダーごとに価値を記述します。さらに、活動の目的を考えて、目的と価値の対応を付けるモデルです。価値分析モデルの効果として、以下が挙げられます。
1. 活動テーマのゴールと道しるべ:活動テーマとして達成すべきゴールを価値の表現(ステークホルダーの嬉しい言葉)で行うため、何がゴールなのか事前に合意形成できる
2. プロジェクト評価:ビジネスが開始された後、本当にステークホルダーに書かれた価値の言葉を言っていただける状態であるかどうかで、活動結果の評価ができる
3. 価値記述によるステークホルダーへのプロモーション:魅力的な価値を文章により演出することで、ステークホルダーに魅力的に感じさせ?当該活動に積極的に参加してもらえるよう誘う
4. 参加者意識の変化:異なる会社の価値を考えているうちに視野が広がり、楽しい気持ちになる

このセッションでは、価値分析モデルについて概説し、簡単に体験できるワークを実施いたします。

「[ワーク]要求分析ツリーの説明・作成」

要求分析ツリーの効果として、以下が挙げられます。
1. 価値モデルから戦略を作りだすために、納得感があり分かりやすく、戦略という概念を誰でも受け入れやすくなる
2. 戦略視点で課題と活動をリンクすることができるために、活動の?意図が明確になる
3. 価値で作られた戦略から活動まで、抽象化から具象化まで行き来が?できるために、思考が洗練化される
4. 戦略視点で活動を絞り込み、優先順位を立てる際に、?関係者の納得感が持ちやすい

このセッションでは、要求分析ツリーについて概説し、簡単に体験できるワークを実施いたします。

スピーカー

萩本 順三(はぎもと じゅんぞう)

株式会社 匠Business Place 代表取締役会長、匠Method提唱者、Methodologist 2000年 オブジェクト指向技術を追求する仲間と共に株式会社豆蔵を立ち上げ、要求開発方法論の初版を書き上げ、要求開発理事と共にVer1.0として要求開発を書籍化(日経BP)。2008年株式会社匠BusinessPlaceを設立し、ビジネス企画メソッドとして匠Methodを策定、現在まで進化させながら、企業でのコンサルティング、教育、啓もう活動を行っている。また、慶応義塾大学大学院SDM研究科の授業(2015年~2018年)、早稲田大学理工学術院の授業(2016年~現在)で匠Methodを学生たちに教えている。 2022年日本ビジネスアナリシス賞(日本IIBA)受賞者。 主な書籍:匠Method:新たな価値観でプロジェクトをデザインするために、匠BP出版 ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法、翔泳社

関 満徳(せき みつのり)

株式会社SHIFT、エクスパッション合同会社Founder&CEO SIer、コンサルティング会社に勤務後、現職にて、アジャイル・スクラム・プロダクトマネジメント・価値デザイン・プロダクトデザインの分野を対象としたコンサルティング業務に従事。アジャイルやプロダクトマネジメントのコミュニティ活動多数。「INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント」(日本能率協会マネジメントセンター/2019)監訳。

濱井 和夫(はまい かずお)

NTTコムウェア株式会社 技術企画部プロジェクトマネジメント部門、 エンタープライズビジネス事業本部事業企画部PJ支援部門 兼務 担当部長,アセッサー。 PMOとしてプロジェクトの適正運営支援、及びPM育成に従事。IIBA日本支部 総務担当理事。BABOKの日本での普及活動に従事。CodeZine連載の「QA to AQ:アジャイル品質パターンによる伝統的な品質保証からアジャイル品質への変革」翻訳メンバー

井上 健(いのうえ たけし)

独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)参与,ソフトウェア開発コンサルタント,産業技術大学院大学客員教授,早稲田大学非常勤講師 旧所属は横河電機株式会社。長年オブジェクト指向,パターン技術,開発プロセス技術を中心にソフトウェア工学関連の研究開発活動を行う。ここ数年はソフトウェア技術教育,開発効率改善,アジャイル開発普及活動を中心に活動。

小林 浩(こばやし ひろし)

株式会社システム情報 フェロー、CMMコンサルティング室 室長。 CMMI高成熟度リードアプレイザー(開発,サービス,供給者管理)。AgileCxO認定APHコーチ・アセッサー・インストラクター。SAFe SPC/LPM。 Scrum Alliance認定ScrumMaster。PMI認定PMP。SE4BS検討メンバー。QA2AQ翻訳メンバー。IBMとアクセンチュアにてエンジニア、PM、品質管理等を経験後、現在は組織能力向上を支援するコンサルティングサービスを提供。

谷口 真也(たにぐち しんや)

セイコーエプソン株式会社 DX推進本部 情報化推進部 1998年入社。研究開発本部に所属し組込みJava応用技術研究と製品開発を手がける。2009年より社内製品ソフトウェア開発の支援部門に所属し設計現場への技術サポートを担当。2020年よりシステム開発プロセス改善・革新に範囲を広げて活動中。 JEITA事業基盤専門委員会オブザーバー。

丸山 久(まるやま ひさし)

株式会社クレスコ 技術研究所 所長 移動体通信機器の組込ソフトウェア開発に現場SEおよびPMとして多数携わる。モノづくり現場と現場SEの成長の両立できる環境を作るべく、日科技連,JFPUG,PMIJなどでプロセス改善を学び、開発現場のプロセスの改善を推進する。全社品質管理責任者,新規ビジネス担当を経て現職。Scrum Alliance認定ScrumMaster,PMI認定PMP

永田 敦(ながた あつし)

サイボウズ株式会社 ソニー株式会社で、業務用システムの開発を担当したのち、2008年からQA部門に移りテストプロセス改善などを行い、その後、アジャイル開発におけるQA観点での改善コンサル活動を行う。ソニー退社後、2018年に、サイボウズ:アジャイル品質担当のアジャイルコーチとして活動し、2020末にアジャイル・クオリティチームメンバーとして、アジャイル品質のサポートと探求を行っている

参加対象者

SE4BSに興味がある方ならどなたでも大歓迎! 特に既存のビジネス慣習から脱却して前に進むためのチームの在り方、手法・考え方、アジャイルアプローチについて検討している方、必見です!

イベント参加方法について

当日はオンライン開催となります。会場として以下のツールを使用いたします。

  • Zoom

お申し込みいただくと、各アクセスURLが本ページの上部「参加者への情報」に表示されます。

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Code of Conduct・行動規範

SE4BSでは、性別、性的指向、障碍の有無、外見、身体の特徴、人種、宗教にかかわりなく、全員がハラスメント行為なくイベントに参加し体験できる環境の提供に最善を尽くします。

私たちオーガナイザーは、イベント参加者によるハラスメント行為を一切許容しません。性的な言葉や映像表現を使うことは、イベントおよびイベントに関連するいかなる場でも不適切であり、その適用範囲は発表やトークの内容、ワークショップ、関連パーティー、ツイッターやその他のオンラインメディアでの発言を含みます。

参加者の方々は、以上の行動規範に則ったご参加をお願い致します。行動規範を守れなかったイベント参加者は、オーガナイザーの判断によってイベント内での行動を制限されたり、イベントからの追放処分を受けることがありますことをご了承ください。

参考: https://ja.confcodeofconduct.com

お問い合わせ先

  • SE4BS ( info@se4bs.com )

注意事項

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