【キックオフイベント】 LINKS:DATA x Hackathon
イベント内容
はじめに 〜Project LINKSとは〜
2024年4月から、国土交通省では行政情報の分野横断的なデータ化とオープンデータ化、さらにこれらを活用した官民の多様な分野におけるユースケースの開発を進める新たな取組を「Project LINKS(リンクス)」としてスタートしました。
LINKSはこれまで活用されてこなかった膨大な行政情報を「データ」として社会に提供し、データを活用した政策品質の向上(EBPM)やオープン・イノベーションの実現を目指します。
LINKS:DATA × Hackathon 国土交通分野のオープンデータ活用チャレンジ
Project LINKSでは、これまで活用されてこなかった様々な行政情報を「データ」として再構築し、オープンデータとして提供します。
この新たなデータの潜在的な有用性を引き出すための開発イベントを開催します。
2024年度は、「LINKS:DATA × Hackathon 国土交通分野のオープンデータ活用チャレンジ」と題し、キックオフイベント、アイデアソン、ハッカソンと、3形態のイベントを実施いたします。
第1弾のキックオフイベントは、9月6日(金)18時よりZoomウェビナーでご視聴いただけます。LINKSで再構築した各種オープンデータや、 Project LINKSの活用方法などをプロジェクトメンバーおよび有識者とともにパネルトーク形式でご紹介いたします。
Project LINKSのオープンデータを使って新たなサービスを作り出す、クリエイティブな発想のヒントにぜひご活用ください。様々な分野のエンジニア、デザイナー、プランナーや、スタートアップ、企業、大学・研究所、行政機関など、様々な立場の方のご参加をお待ちしております!
キックオフイベントへの参加申し込みは本申込ページからお進みください。
<連動イベント>
■アイデアソン
10月5日(土)開催 @現地開催
Project LINKSのオープンデータを使って身近な困りごとから、社会課題の解決を考えるアイデア発想イベント
アイデアソン参加申込ページ
https://connpass.com/event/322836
■ハッカソン
11月23日(土)〜24日(日)開催 @現地開催
実際にProject LINKSのオープンデータを使って、アイデアを具現化・新たな価値を見出す開発イベント。
ハッカソン参加申込ページ
https://connpass.com/event/322837
キックオフイベント参加への事前準備
申し込み後「参加者への情報」部分を確認し、イベント当日にオンラインでご参加ください。
タイムスケジュール(予定)
【9月6日(金)】
time | content |
---|---|
18:00 | 開催挨拶 |
18:03 | LINKS概要説明 |
18:30 | オープンデータ例の紹介 |
19:00 | トークセッション テーマ:Project LINKSとは何か? |
20:00 | 終了 |
※詳細内容は変更の可能性がございますがご了承ください。
登壇者
吉村 有司 氏
東京大学先端科学技術研究センター特任准教授
愛知県生まれ、建築家。
2001年より渡西。ポンペウ・ファブラ大学情報通信工学部博士課程修了(Ph.D. in Computer Science)。
バルセロナ都市生態学庁、マサチューセッツ工科大学研究員などを経て2019年より現職。
ルーヴル美術館アドバイザー、バルセロナ市役所情報局アドバイザー。
主なプロジェクトに、バルセロナ市グラシア地区歩行者計画、クレジットカード情報を用いた歩行者回遊分析手法の開発や、機械の眼から見た建築デザインの分類手法の提案など、ビックデータやAIを用いた建築・まちづくりの分野に従事。
小林 巌生 氏
Code for YOKOHAMA 代表、情報アーキテクト
まちづくり×ICTをテーマに活動。オープンデータ関連技術研究開発およびその普及活動を通じて、政府や自治体、公共機関のオープンデータ施策の支援を行う。
テクノロジーの活用で地域の課題解決を目指す活動 Code for YOKOKOHAMA を立ち上げ代表を務める。
他、インフォ・ラウンジ株式会社副社長、特定非営利活動法人リンクト・オープン・データ・イニシアティブ副理事長、一般社団法人オープン&ビッグデータ活用・地域創生推進機構委員。
内山 裕弥 氏
国土交通省 総合政策局 モビリティサービス推進課 総括課長補佐
Project LINKS テクニカル・ディレクター
前 Project PLATEAU プロジェクト・ディレクター
東京大学 工学系研究科 非常勤講師
東京大学 空間情報科学研究センター 協力研究員
1989年東京都生まれ。首都大学東京、東京大学公共政策大学院で法哲学を学び、2013年に国土交通省へ入省。国家公務員として、防災、航空、都市など国土交通省の幅広い分野の政策に携わる。
法律職事務官として法案の企画立案や法務に長く従事する一方、大臣秘書官補時代は政務も経験。
2020年からはProject PLATEAUのディレクターとして立ち上げから実装までを一貫してリード。2024年4月から現職。
MC
遠藤 諭
株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員
『MITテクノロジーレビュー日本版』アドバイザー。プログラマを経て1985年に株式会社アスキー入社。
月刊アスキー編集長、株式会社アスキー取締役などを経て、2013年より現職。
「AMSCLS」(LHAで全面的に使われている)や「親指ぴゅん」(親指シフトキーボードエミュレーター)などフリーソフトウェアの作者。
2018、2019年に日本基礎心理学会の「錯視・錯聴コンテスト」で2年連続入賞。その錯視を利用したアニメーションフローティングペンを作っている。
著書に、『計算機屋かく戦えり』(アスキー)、『頭のいい人が変えた10の世界 NHK ITホワイトボックス』(共著、講談社)など。
こんな方におすすめ
- 国土交通分野のオープンデータを触ってみたい方
- 国土交通分野のオープンデータを活用して社会課題を解決したい/新しい商品・サービスを創ってみたい方
- アイデアから形になるまでを学びたい方、体験してみたい方
- デザイナーやエンジニアでアイデアを形にするのが好きな方
- アイデアソンやハッカソンが好きな方/試してみたい方
Project LINKS データ例
LINKS国土交通省が収集・作成する様々な行政手続情報、調査情報、統計情報等を機械処理可能な「データ」として再構築する取組を進めています。
LINKSが作成したデータは、オープンデータとして段階的に公開。行政情報を活用した新たなビジネスやイノベーションの創出を推進していきます。
Case01「無人航空機事故情報データ等の整備・活用」
国土交通省では無人航空機の安全飛行を目的に事故情報や機体情報など様々な情報を保有しています。
しかし、これらの情報は一元的に把握可能なデータとして統合されておらず、地理空間情報としては整備されていませんでした。
LINKSでは、無人航空機の事故情報や飛行計画情報等を地理空間情報と統合したGISデータを整備し、オープンデータとして提供。無人航空機の飛行安全性向上対策やビジネス利用を推進します。
Case02「行政情報を活用した空き家データの整備・活用」
全国的な空き家の増加が課題になっていますが、その実態把握は容易ではありません。
国土交通省、地方公共団体及び民間事業者が保有する建築物ポリゴンデータや水道、住民基本台帳等の既存データを活用し、機械学習アルゴリズムにより建物単位で「空き家」かどうかを推定し、その結果をGISデータとして出力可能なシステムを構築します。開発したシステムをOSSとして公開することで、行政の空き家対策への横展開や民間の空き家活用サービスの創出を促進します。
Case03「GTFSを活用した地域公共交通計画の高度化支援」
バス運転手の高齢化や2024年問題等により、地域公共交通の担い手不足等が懸念され、より効率的・効果的な公共交通計画の策定と持続可能な公共交通ネットワークの構築が求められています。
GTFSデータをはじめとした公共交通分野のオープンデータ等を活用し、地域交通の需給バランスの評価や交通計画検討を支援するシステムを構築します。開発したシステムをOSSとして公開することで、データに基づいたバス路線再編成や民間の公共交通関連サービスの創出を促進します。
開催体制
主催:国土交通省
運営:角川アスキー総合研究所(ASCII STARTUP)
協力:日建設計総合研究所
ご留意事項
- 当日は運営による写真撮影やプレゼン録画などを行い、国土交通省の記事への活用を予定しております。
- イベント内容は変更になる場合がございます。
注意事項
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※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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