照明DXが現場を変える! ~「カメラ付き照明xAI」が実現する安全と効率~

2024/08/30(金)14:00 〜 15:30 開催
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先着順 無料 8人 / 定員50人

イベント内容

参加にはTECHPLAYでの参加登録後に表示される申込みURLよりセミナー申込みが必要となります。予めご了承ください。

概要

工場や倉庫などの製造現場では、慢性的な人手不足とそれによる熟練工不足から、生産性や安全対策面での課題が山積みです。これらを解決すべくカメラを設置し、「見える化」で把握した現状を、どのように解釈して安全性・生産性向上に繋げられるかが分からないというのが実態ではないでしょうか?
 
本セミナーでご紹介するカメラ付きLED照明は、カメラ設置の手間を省くことができ、死角が少ない位置から明るくクリアな映像を撮影します。天井からの撮影なので、現場の全体把握も容易です。さらに、画像解析AIにより、危険エリアへの侵入の検知、作業者の動線の把握、作業中のムダやミスの検知など、現場の課題を速やかに発見し、安全性・生産性向上のカイゼンへと繋げます。
 
今回ご紹介するAIは、製造現場だけでなくオフィスや商業施設など、様々なシーンで活用可能です。東芝では他にも画像を利用したAI技術を展開していますので現場カイゼンのみならず、業界を問わず、皆様が現在お持ちのお困りごとを解消するヒントになれば幸いです。

タイムスケジュール

時間 内容
14:00〜14:10 セッション1
東芝AI 技術セミナー開催にあたり
~人物認識・シーン解釈技術の変遷と応用~
14:15〜14:50 セッション2
天井から人物をみまもるカメラ付きLED照明ViewLED
~危険予知、人流・作業分析AIで現場をカイゼン~
14:55〜15:30 セッション3
AIによる「手間なし、作りこみなし」の現場みまもり
~リアルタイムに作業員の危険行動検知・作業分析を実現~

※ 当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

セッション1 東芝AI 技術セミナー開催にあたり ~人物認識・シーン解釈技術の変遷と応用~

監視・見守りによる工場の生産性改善から最新のマーケティング応用まで、AIの活用範囲が広がっています。従来のAIは、技術者による職人技の作りこみや、現場調整が必要になることがしばしばありました。一方、近年のディープラーニングの発明・進歩により、AIは人並の能力を身に着け、どのような応用でも利用でき、現場調整が少なくなりました。映像の中で最も興味のある対象は人物です。本セッションでは、人物に関するAIとディープラーニングが登場以降に発明されたシーン解釈技術の変遷を外観し、今後に期待される応用について解説します

■講演のポイント
AIが飛躍的に進歩したことで、カメラ映像からAIが解釈できる内容が増えました。人物に関しては、性別、年齢、服装だけでなく、人物の動作から何をしているか推定できるようになり、解決できる課題が増えました。映像解析の課題をお持ちの方に見ていただきたいと思います。

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堀 修

株式会社 東芝
研究開発センター 首席参与
AI-CoEプロジェクトチーム AIチーフエバンジェリスト

昭和61年   :	(株)東芝 総合研究所(現 研究開発センター)入社。
                 機械学習・画像処理技術の研究開発に従事。
平成6年    :	メリーランド大学 Center for Automation Research 客員研究員。
平成15年4月:	研究開発センター マルチメディアラボラトリー 室長。
平成27年4月:	研究開発センター 所長。
平成30年4月:	研究開発本部 部長。
令和2年4月 :	執行役員 首席技監。
令和4年4月 :	AI-CoEプロジェクトチーム リーダー 兼務
令和6年4月 :    研究開発センター 首席参与。
                AI-CoEプロジェクトチーム AIチーフエバンジェリスト 現在に至る。
工学博士。
疑似量子コンピュータタスクフォース 顧問
また、AIに関する東芝グループ横断活動へアドバイスを担当。

セッション2 天井から人物をみまもるカメラ付きLED照明ViewLED ~危険予知、人流・作業分析AIで現場をカイゼン~

製造現場の「見える化」は多くの企業で推進されていますが、製造現場をカメラで撮った映像を見る時間がなく、撮りっぱなしになっていることもあるかと思います。また、カメラの設置自体にもさまざまな課題があります。本ソリューションは、照明器具を交換するだけで設置の課題なくカメラを導入でき、さらに、AIを活用して、安全性や生産性の向上をサポートします。本セミナーでは、工場内での危険個所への侵入の検知による安全性の確保、ムダ作業の軽減による生産性向上などを、具体例を用いてご紹介します。

■講演のポイント
製造現場におけるカイゼン活動にも、AIが積極的に導入されるようになってきました。カメラ付きLED照明 ViewLEDで撮影される天井からの俯瞰映像は、設備などによる死角が少なく、作業員の行動を解析するのに適しています。本セミナーでは、このメリットを生かした「カメラ付き照明xAI」が実現する現場カイゼンのリアルな実例をご紹介します。皆様のカイゼン活動の一助になれば幸いです。

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高柳 佳幸

東芝ライテック株式会社
照明・配線器具事業部 CPS開発部

令和2年   :    東芝ライテック(株)入社。照明器具に使用する部材の評価・認定業務に従事。
令和3年  :    技術本部 CPS開発部 AI画像解析サービスの開発に従事。 現在に至る。

セッション3 AIによる「手間なし、作りこみなし」の現場みまもり ~リアルタイムに作業員の危険行動検知・作業分析を実現~

ViewLEDは、天井からの俯瞰撮影のため、照度が充分で死角も少なく、作業員の行動を捉えやすく解析に適した画像が撮影できます。一方で、人物を見下ろした映り方になるため、従来のAIでは人物の検出が難しくなる課題がありました。そこで、東芝独自の人物解析と、社内にある実現場でのリアルな検証を通して、多様な環境でも設置後すぐ使える人物検出・追跡AIを実現しました。また、作業員が安全ルールを守っているかを簡単な質問文を入力することで解析できる質問応答AIを開発しました。工場の安全ルールは同じ(例:工場内ではヘルメット着用)でも、さまざまな安全対策の防具(例:ある工場ではまるい白いヘルメット、ほかの工場では角ばった黄色いヘルメット)があるため、工場ごとに作りこむ必要がありました。質問応答AIは、たとえば、防具の形状によらず映像の内容を理解してくれるので、様々な見た目があっても作りこむことなく検知することができます。本セッションでは、東芝独自の人物検出・追跡AIと質問応答AIの具体的な仕組みと成功事例をご紹介します。

■講演のポイント
これまで解析が難しかった天井からの俯瞰画像を最大限生かし、作業員の安全確保と作業効率向上を実現するために必須である最先端のAI技術をご紹介します。工場やさまざまな施設でのDX化にご関心をお持ちの方へのご参考となれば幸いです。

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山地 雄土

株式会社東芝
研究開発センター
知能化システム研究所 
コラボレイティブAIラボラトリー
エキスパート

平成23年  :   (株)東芝入社。コミュニケーションロボットの研究開発に従事。
平成26年  :   画像認識技術の研究開発に従事。 現在に至る。

2023年度 画像センシング技術研究会 高木賞など開発した画像認識技術に関する多数の受賞歴あり。


こんな方におすすめ

  • 製造現場のカイゼン活動に関心があり、解決策を求めている方
  • 映像解析データを用いた安全対策や製造DXに関心がある現場管理者、経営者
  • AIの研究・開発に従事しており画像認識分野に関心がある技術者の方
  • 製造業DXや工場のIoT化の方法を検討されている方
  • 照明業界や画像AIの研究開発に興味がある学生や求職者の方

開催概要

時間 内容
主催 株式会社 東芝
日時 2024年8月30日(金) 14:00~15:30
会場 オンラインセミナー(事前登録制・Zoom配信)
参加費 無料
対象 どなたでも参加いただけます

注意事項

  • ご参加には事前のお申し込みが必要です。
  • ご登録後、2日を経過してもメールが届かない場合は、「隔離メール」として受信されていない場合がございます。念のため「隔離メール」をご確認ください。
  • プログラムは事前の予告なく変更させていただく場合があります。
  • 本セミナーは国内居住者を対象にした社外向けセミナーとなっています。以下の方のお申し込みはご遠慮ください。
    東芝グループ従業員
    日本国外に居住の方

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