BPStudy#208〜ビジネスデザイン手法「匠Method」入門
イベント内容
オフラインとオンラインのハイブリッド開催です。
ビジネスデザインとは、事業が提供する価値を明確化し、その価値を最大限に実現するための全体像を構築するプロセスです。これにより、事業全体を俯瞰し、戦略的な方向性や具体的な活動計画を明確に示すための指針を提供します。この全体像と指針により、事業のメンバーは同じゴールを共有し、価値を最大化するための道筋をイメージできます。
すべての仕事は、価値を生み出すために行われています。しかし、「その仕事がどのような価値を生み出すのか」を考えることは簡単ではありません。システム開発でいうと、機能や仕様の具体的な話題は想像しやすい一方で、「この機能が誰に、どのような価値を提供するのか」を深く掘り下げるのは、なかなか難しいものです。
なぜ難しいのでしょうか?
それは、価値を考えるためには「便利」「効率的」といった表面的なメリットだけでなく、ステークホルダーが抱える課題や背景、さらには彼らが真に求める成果を理解する必要があるからです。このプロセスには、広い視野と深い思考が求められます。思いつきでは進められず、個人の視点を超えた多角的な視野やプロジェクト全体を俯瞰する力が欠かせません。初めて取り組む場合、どこから手をつけるべきか迷いやすく、結果として行動に移せないこともしばしばです。
匠Methodは、こうした「価値の設計」のために非常に効果的なビジネスデザイン手法です。
匠Methodの特徴は、以下の3点に集約されます:
-
価値の多角的な明確化
広い視野で「価値」を定義できる -
具体的な実現方法の提示
価値を実現するためのソリューションや行動計画を一貫して設計可能 -
初心者でも使いやすい
シンプルで効果的な手法により、初めての利用でも取り組みやすい
今回のBPStudyでは、匠Methodの開発者である萩本順三さんをお迎えし、匠Methodの基本的な内容や具体的な活用例についてお話しいただきます。初心者の方から実務経験豊富な方まで、どなたにとっても学びの多い内容です。
勉強会終了後には懇親会も開催します。1年の締めくくりに、ぜひ交流を深めましょう!
匠Methodが初めての方も、既に知っている方も大歓迎です。
第1部 ビジネスデザインメソッド「匠Method」を深く理解する【入門編】
(19:30〜20:20)
ビジネスデザインメソッド「匠Method」には、大きく分けて2つの特徴があります。
1つ目は、ビジネスを創造するために必要な実践的なビジネスデザイン手法。
2つ目は、どこでも応用可能な「価値主導」の思考法です。
この「匠Method」をビジネスデザイン手法として活用していくと、自然と価値を基軸にした思考が身につき、物事を価値の観点から捉える習慣が形成されます。また、実際のプロジェクトでどのように使われているのか、お話しできればと思います。
本セッションでは、「匠Method」の基本的な特徴をわかりやすく解説します。
また、価値主導の思考法がどのようにして習慣化されるのか、その仕組みについてもお話しします。
今回は入門編のため、実践的なワークは行いませんが、この機会に「匠Method」の本質をご理解いただければ幸いです。
■参考文献
ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法 、萩本 順三、翔泳社
匠Method: 〜新たな価値観でプロジェクトをデザインするために~萩本 順三、匠BusinessPlace
自己紹介
萩本 順三
X: @haggy335
匠 Business Place 代表取締役会長 萩本順三
1995年オブジェクト指向方法論Dropを生み出し、2000年に株式会社豆蔵を設立し、要求開発方法論を策定。
2008年現在の会社を設立し、匠Methodを策定し、コンサル・研修にて匠Methodを展開。また、慶應大学大学院(2018年まで)、早稲田大学、東大大学院の授業で匠Methodを教えている。
受賞「 2022年 日本ビジネスアナリシス賞(IIBA Japan)」
著書「ビジネス価値を創造する匠Method活用法 翔泳社」、 「匠Method、アマゾン、萩本順三」他多数
第2部 質疑応答+ディスカッション
(19:20〜20:50)
懇親会
懇親会 あります。オフライン参加の方、是非ともご参加ください!
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