イベント概要

アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)は、FPGAの活用方法を模索、研究する団体です。より多くの方にFPGAを楽しんでほしいと考えているACRiでは、ウェビナーを通じてFPGAの学び方・楽しみ方や活用事例を紹介していきます。

今回は、久しぶりのライトニングトーク企画です。本業、趣味を問わず、 FPGAに関する研究、FPGAを使った回路設計・製作を行っている方々を募集します。FPGAに関するものであれば内容を問いません。発表はお一人10～20分間を予定しています。発表は当日Zoom経由で行って頂きますが、顔出しNGでも問題ありません。

LT1：OSS FPGA EDAツールを使ってみた AMD(Xilinx)編

講演者： メルクリウス・リッチランド氏

概要：Googleのオープンソースチップ普及の取り組みによりOSSのEDAツールでチップ設計が可能になりました。一方FPGAではEDAが無償提供されることもあり、OSSのIPやHDLの提供はあるもののOSSのEDAはなかなか普及していません。 本発表ではOSSのEDAツールのみでFPGA開発を進めることのできる手法を見つけたのでご紹介します。
自己紹介：計算機工学系Vtuberとして2021/7/31よりYoutube,Twitterで活動開始。情報工学分野(特にSW/HW共に低レイヤ)の技術解説、実装作業配信などを行っています。学術的な内容以外にもゲームや雑談配信などVtuberらしい活動もしています。

LT2：Efinixコンフィギュレーションあれこれ

講演者： PJラボ氏

概要：安価で入手性の良くなってきたEfinixのFPGA。 ダウンロードケーブルの自作や、SPI経由でのコンフィギュレーションなど、実際に試した上でわかった各種コンフィギュレーションのTipsをご紹介します。
自己紹介：高電圧回路からマイコン・FPGA、コンピュータ上のソフトウェアまで幅広く扱い、電子機器を製造しています。 　元々趣味だった、テスラコイル（人工雷発生装置）製作をもとに起業し、テレビやライブ会場などで、放電の実演や関係作業の監修を行っています。

LT3：結構独特なルネサスのForgeFPGA

講演者： windy氏

概要：ルネサス製FPGAのForgeFPGAを触ってみました。データシートからはPLLとRAMが載った小規模FPGAに見えますが、他社の一般的なFPGAと比べると独特の概念がありますので注意するポイントをご紹介します。
自己紹介：名古屋大須の一人自営組込エンジニアで開業21年目。FPGA・マイコン・PCアプリ・デジタルのみ基板設計製造やってます。最初にFPGAに触ったのは2005年のStratix。VHDLが好きです。

LT4：10個のフィルタをAXI4-Streamでつなげてみた

講演者： marsee氏

概要：Vitis HLSで作った10個のフィルタをAXI4-Streamで接続して、PYNQで動作させてみました。
自己紹介：FPGAの部屋というブログを書いているmarseeです。来年の5月で20年間ブログを書いていることになります。

スケジュール

本ウェビナーの対象

FPGAによる高速化に興味のあるエンジニア、学生（初心者の方、大歓迎です） ACRiの活動に興味を持ってくれている企業の方、教育機関の方

ハッシュタグ

イベントのハッシュタグは　#ACRi です。 是非皆さんのSNSで拡散頂けると幸いです。