行動経済学とファシリテーションの講義&対話会

2019/12/07(土)10:00 〜 12:00 開催
ブックマーク

イベント内容

行動経済学とファシリテーションの講義&対話会

2017年のノーベル経済学賞受賞者、リチャード・セイラー氏の提唱概念「ナッジ」とその関係概念「アーキテクチャ」を、それぞれファシリテーションの文脈で講義後、集ったみなさんと共にこのテーマについて語らう会です。


会の内容

  • 自己紹介など
  • 「行動経済学とファシリテーションの講義&対話会」のミニ解説
  • フリーダイアログ


解説及び進行

小寺康史(株式会社リセッケイ 代表取締役/ワークショップ設計所 主宰)

関西学院大学卒後、鉄鋼系専門商社の法人営業を経て組織コンサルティング系企業へ。大手上場企業の幹部研修等のプログラム開発及び講師を務めつつ自組織においては経営改善により業績のV字回復を主導、役員を経て社長に就任。2018年に株式会社リセッケイを設立。


対象者

  • ワークショップ設計やファシリテーションに関する学習意欲のある方
  • 各領域のファシリテーターが事前準備のフェイズにおいて検討する選択肢やその取捨選択について興味がある方


テーマ:行動経済学とファシリテーション

下記よりポイントを抜き出して解説します。

  1. ファシリテーターが中立でいられる工夫

    1. 中立であること
    2. 中立ではいられないこと
    3. 中立でいられる工夫
  2. ナッジ理論を用いたファシリテーターの環境づくり

    1. ナッジ理論とは
    2. ファシリテーションはつまり小さなナッジ群
    3. ナッジは選択者の自由を守るものではなければならない
  3. アーキテクチャ(あるいは環境管理型権力)によるファシリテーションの検討

    1. ファシリテーターがつくるアーキテクチャ
    2. オンラインファシリテーションとアーキテクチャ
    3. アーキテクチャとナッジの間に見えるファシリテーターの中立性
  4. 環境管理型権力の功罪とファシリテーションへの応用

    1. 意識の煩わしさ、自己責任からの解放
    2. 話や問いかけのテンポ感による環境管理
    3. 設置済みアーキテクチャとファシリテーターのケア
  5. リバタリアン・パターナリズムを超えて

    1. 内面化した規範からの解放、そして再内面化
    2. ナッジされない参加者の歓迎
    3. 多様なファシリテーター育成が急務


オンラインで開催する趣旨

リモートワークや働き方改革の流れもあり、これから一層、オンラインの話し合いは増加するでしょう。オンラインでのファシリテーションは、独特の制限や留意点はありますが、この構造だからこそ可能な、新しい発見や期待に満ちています。オフラインでのファシリテーション技術を磨くときと同様、オンラインの話し合いもまず慣れること、参加経験を積むことが大事であると考え、この会を企画いたしました。プロジェクト推進や組織開発、ワークショップ活用に関わる者同士、知見を積み上げていければと思います。



オンライン対話に使用するツールについて

オンライン会議室アプリケーションの『ZOOM(ズーム)』というツールを使用します。
会が始まる時間になりましたら、あらかじめ事務局よりお知らせいたしますURLをクリックすることで、オンライン会議室へ入室できます。

  • インターネットに繋がる環境とカメラがあれば、スマートフォンからも参加可能です。(スマートフォンから参加の場合は専用アプリのインストールが必要となります。)
  • ZOOMのシステム面や使用機器、ネットワーク等の不具合につきまして当事務局は責任を負いかねます。(なお、ZOOMを使用した経験をお持ちでない方は事前にお知らせください。スタートの30分前に入室いただき、可能な範囲でサポートをいたします)


キャンセルポリシー、その他留意事項

  • 主催者の都合による中止の場合を除き、購入済のお席のキャンセルはいたしかねます。
  • 本会の資料や記録は、個人の学習の範囲でご活用ください。
  • 当日/後日に関わりなく、本会内容の公衆送信(ブログやSNSでの発信、メディアへの掲載等)を行いたい方はお手数ですが別途ご相談ください。
  • 領収書の発行は行っておりません。お支払い後PayPalにログインの上、マイアカウントページの「取引履歴」より該当項目を確認いただき「詳細」をご覧ください。領収書の代わりとしてご利用いただけます。


ワークショップ設計所の連載読みもの


注意事項

※ こちらのイベント情報は、外部サイトから取得した情報を掲載しています。
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。

関連するイベント