BPStudy#151〜オブジェクト指向、モデリング、設計 LT大会[リモート開催]
イベント内容
zoomを使ってのリモート開催です。zoomのURL等は、参加者にメールにてお知らせします。
大工の世界に「2度測って1度で切る」という言葉があります。
ソフトウェア開発の世界でも「2度測って(設計して)1度で切る(プログラミングする)」の心がけは開発全体での生産性向上に大きく貢献します。そしてその生産性の違いはビジネススピードにも影響してくるでしょう。
今回のBPStudyは、設計の代表格であるオブジェクト指向、モデリング、そして設計にフォーカスをあて、LT大会を開催します。
登壇いただく方々として、ソフトウェア開発の「オブジェクト指向」「モデリング」「設計」において、エバンジェリスト(アドボケイト)的な役割を果たされている方々にお声がけさせていただきました。
今の時代のニーズにあったそれぞれの設計論をお楽しみください。
ドメイン駆動設計に取り組んだ15年でわかったこと
システム設計 増田亨 氏 (Twitter: @masuda220)
(19:00-19:15)
ドメイン駆動設計に出会ってから15年、さまざまなアプリケーション開発の実践から学んだ三つの知見を紹介します。
- ソフトウェアの核心にある複雑さとは「ビジネスルール」
- モデル駆動設計の主役は「値オブジェクト」
- 「型」が導くモジュール構造の健全性と発展性の威力
自己紹介
業務アプリケーションのアーキテクト。 ビジネスの関心事を正しく理解し、顧客に価値あるソフトウェアを届けるために、日々「ドメイン駆動設計」を実践しています。 全体と部分、短期と長期、論理と感覚、理論と実践。それぞれの視点をバランスよく組み合わせることを大切にしています。
著書:現場で役立つシステム設計の原則 ~変更を楽で安全にするオブジェクト指向の実践技法
顧客にもわかるモデリング
バリューソース 神崎善司 氏 (Twitter: @zenzengood)
(19:17-19:32)
自分が作った概念モデルは本当に顧客のビジネスを正確にとらえているか?
何か大きな見落としはないか?
概念モデルを作れる方、このような不安はないですか?
- 概念モデルを顧客と確認したい
- モデル上で直接顧客と議論したい
単純な四角と線では顧客と議論することが難しいです。
ちょっとした工夫でコミュニケーションがグット進みます。
その例を幾つかご紹介します。
自己紹介
モデリング好きでUMLが出てくるまでは、自己流表記法でモデル作成を行ってました。
顧客との打ち合わせを精度高く行うためにモデルを駆使すること30数年
今でもものを考える時はモデルを作成
モデリング中毒が高じて要件定義手法「RDRA」を考案
著書
設計に「こだわる」とは
アクティア 高崎健太郎 氏 (Twitter: @ken_takasaki)
(19:34-19:49)
株式会社アクティア は、「モデル駆動開発でソフトウェア開発を効率化しよう!」 をキーワードにモデリングを活用したソフトウェア開発を実現させようという企業です。
そんなモデリングを活用することに主眼を置いている中で、アクティアでは設計に「こだわる」という文化が生まれています。
あらためて、設計に「こだわる」ということを考えた時に、経験値と感覚でやっている所が多い状況でした。この発表を機会に、自分自身がやっていることを言語化してみようと思います。
自己紹介
株式会社アクティア COO。
DDD Alliance というドメイン駆動設計のコミュニティや、ビジネス価値をモデリングする匠Method を学ぶ場である 匠塾 の塾長、世界の動向を含めたモデル駆動開発を追いかけている モデルベースソフトウェア開発コミュニティ 、RDRA というモデルベースの要件定義手法を共に学んで高めあう場である RDRA MeetUp といったコミュニティの主催メンバーとして、日々モデリングをビジネスや要件定義、設計、開発に活用するべく邁進しています。
ちなみに、社長と僕の推し球団の影響でロゴマークカラーがオレンジな弊社自社サービス 営業支援サービス かけるくん も、設計に「こだわる」方針で色々と試しながら開発しています。
DDD時代に考えたいICONIXプロセス
ミライトデザイン 林 宏勝 氏 (Twitter: @hirodragon112)
(19:51-20:06)
ここ数年DDDがバズワードとなっているので実際に取り組まれた方も多いと思います。
そして、どこかしっくり来ていない、メリットを感じるに至っていない、という方もまた多いと思います。
そんな方へ本セッションではICONIXプロセスの紹介をしたいと思います。
ICONIXは概要設計と詳細設計を埋めるプロセスを持っています。
このプロセスを踏む事で精密なモデルが作成され、DDDをより効率的に回すことができるようになるかもしれません。
自己紹介
hiro
twitter : @hirodragon112
■Works
株式会社ミライトデザイン CEO
株式会社Jocy CTO
■勉強会
ペチオブ(https://phper-oop.connpass.com)主催
■Other
Object-Oriented Conference(https://ooc.dev) 主催
CQRSはEvent Sourcingなしで実現できるのか?
Chatwork 加藤潤一氏(Twitter: @j5ik2o)
(20:08-20:23)
CQRSはEvent Sourcingと一緒に語られることが多い。それはなぜなのか。CRUDだけでも実現できるはずだという意見もあるので、本当にそうなのか、脳内でシュミレーションした設計を共有します
自己紹介
Chatwork 2014年7月入社/テックリードとして、次世代チャットワーク開発に従事。業界歴25年、小学四年生で初めてプログラムを組む。
FA系、オープン系、ウェブ系など様々の現場を経験。大手Web企業において、Scalaやドメイン駆動設計を採用した大規模な基盤系システムの開発に従事。
実践RDRA〜RDRA2.0実践報告と感想
ビープラウド 佐藤治夫 氏 Twitter: @haru860)
(20:25-20:37)
新規の業務系システム開発でRDRA(リレーションシップ駆動要件分析)を使って、要件定義をしました。
その実践例や、効果や感想などをお話します。
自己紹介
株式会社ビープラウド代表取締役社長。
BPStudyを2007年から主催し、毎月1回ずつ開催を続けている。
IT勉強会支援プラットフォームConnpass、Pythonオンライン学習サイトPyQ企画・開発・運営。
質疑応答(登壇者全員)(20:37-21:00)
ZoomのQ&A機能に投稿いただいた質問に対して、登壇者が回答します。
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