BtoB SaaSにおける技術課題との向き合い方
イベント内容
BtoB SaaSにおける技術課題との向き合い方
その数、約367万4000。これは総務省と経済産業省が本年度に発表した、2021年6月時点における日本全国の企業数です。この膨大な数の企業を支えているBtoB SaaSは、まさに日本のビジネスにおける“屋台骨”のようなソフトウェアだといえます。
そんなBtoB SaaSの開発・運用は、決して一筋縄ではいきません。「どのような方法で企業ごとのテナントを分割するか」「顧客数が増えるに伴って生じたパフォーマンスの問題をいかにして解決するか」など、難易度の高い技術課題が常につきまといます。また、当初は問題のなかったはずのアーキテクチャであっても、システムの運用を長く続ける過程でなんらかの技術的負債が生じることもあります。
本イベントでは、BtoB SaaSを提供するIT企業各社のエンジニアが登壇。直面した課題やその解決先について、ノウハウを共有します。
こんな方におすすめ
・BtoB SaaS企業で働いているソフトウェアエンジニア
・BtoB SaaS企業への転職を検討している方
・各社の技術課題への向き合い方について知りたい方
Timetable
2022年 11月17日(木)
19:00~21:10(受付開始 18:50)
時間 | コンテンツ | 登壇者 |
---|---|---|
18:50 - 19:00(10分) | 受付 | |
19:00 - 19:05(5分) | オープニング | |
19:05 - 19:25(20分) | 「SmartHR基本機能」の開発と並行して、パフォーマンス系タスクを中心とした非機能要件に取り組んできた歴史 | 株式会社SmartHR / 佐藤 元紀(プロダクトエンジニア) |
19:25 - 19:45(20分) | BtoB SaaSにおけるテナント・ユーザー設計の悩みどころ | Sansan株式会社 / 加藤 耕太(ソフトウェアエンジニア) |
19:45 - 20:05(20分) | デスクレスSaaSが向き合う、現場DXのための技術課題 | 株式会社カミナシ / 中原 拓哉(ソフトウェアエンジニア) |
20:05 - 20:25(20分) | 顧客要望と機能開発の狭間を繋ぐ技術 | 株式会社iCARE / 荻野 淳也(CTO) |
20:25 - 20:45(20分) | レジャー施設向けSaaSでの外部システム連携について | アソビュー株式会社 / 竹内 大介(エンジニアリングマネージャー) |
20:45 - 21:00(15分) | Q&A ※各セッションへの質問にお答えします | |
21:00 - 21:10(10分) | アンケートとクロージング |
※タイムスケジュールや内容は変更になる可能性がございます
Speaker Profile
株式会社SmartHR プロダクトエンジニアグループ / 佐藤 元紀( @motsat )
プロダクトエンジニア。「SmartHR基本機能」と呼んでいる、従業員データベース・給与明細等のアプリケーションの開発に従事。前職では、医療系サービス・ソーシャルゲーム・映像配信サービスなどのウェブサービスの開発、銀行システムの電話窓口をしていました。
登壇タイトル:「SmartHR基本機能」の開発と並行して、パフォーマンス系タスクを中心とした非機能要件に取り組んできた歴史
「SmartHR基本機能」は、全職種合わせ約50名が6チームにわかれて開発しています。サービスを運用する中で、非機能要件(とくにパフォーマンス系タスク)の問題を放置すると、課題が蓄積されていきます。それらの問題への対応を機能開発と並行して進めるために「運用の形を変えてきた歴史」について、過去・現在・今後の予定それぞれの切り口でお話しします。
Sansan株式会社 技術本部 Bill One Engineering Unit / 加藤 耕太
ソフトウェアエンジニア。SIerを経て2018年にSansan入社。インボイス管理サービス「Bill One」のアーキテクトとして、技術選定から立ち上げに関わり、現在に至るまで開発および技術マネジメントに従事。 最近は Kotlin / TypeScript / React / Google Cloud をよく触っている。
登壇タイトル:BtoB SaaSにおけるテナント・ユーザー設計の悩みどころ
BtoB SaaSにおいて、テナントとユーザー、そしてユーザーの認証は多くの場合に登場する概念ですが、一から設計すると頭を悩ませることが意外と多くあります。この発表では、インボイス管理サービス「Bill One」を設計・開発してきた経験から、テナント・ユーザー周りの設計の悩みどころとその解決策をお話しします。
株式会社カミナシ エンジニアリング部 Autonomy Enabling ユニット/ 中原 拓哉( @arakawa_gios )
金融系SIer会社に新卒で入社し、インフラエンジニアとして設計・運用を担当。 その後アプリケーション開発をするために toC の映像配信を行なっているスタートアップに転職。バックエンドエンジニアとして開発・運用を担当。
2021年3月よりカミナシに入社し、現在はソフトウェアエンジニアとして開発・運用を担当している。
登壇タイトル:デスクレスSaaSが向き合う、現場DXのための技術課題
カミナシでは日本の就業人口の約60%を占める「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」をMissonに、現場のDXに取り組んでいます。
デスクレスSaaSという日本ではまだあまり例のないサービスのため、特有の技術課題がありました。
そのような技術課題にどう向き合っているのか、約2年半の間に急成長していく中で直面した課題を含め、お話しさせていただきます。
株式会社iCARE CTO / 荻野 淳也( @ogijun )
業務システムやECサイトなどのシステム開発の現場に四半世紀以上に渡って関わる。2006年にはじまったRubyKaigiの創始者の1人であり、RubyKaigiの名前をつけた張本人でもあるらしい。2021年3月にiCARE入社、同年5月より現職。また、2015年4月から新宿区荒木町の飲み屋街で小さなコーヒー屋『珈琲専門 猫廼舎』もやっている(現在は休業中)。
登壇タイトル:顧客要望と機能開発の狭間を繋ぐ技術
B2B SaaSも長年運用していると、初期から使ってくださるお客様からいただいた様々な意見や、新たに顧客になってくれる企業さんから要望されたキラー機能などを貪欲に取り込んで、プロダクトはだんだんと複雑化していきます。いつしか初期の理想を体現していたシンプルさは消えさり、多すぎて選べない中華料理屋のメニューのようなプロダクトが出来上がります。この発表では、いままさにiCAREがこの問題にどう取り組んでいるかを解説します。
アソビュー株式会社 プロダクト部 エンジニアリングマネージャー / 竹内 大介
2017年バックエンドエンジニアとしてアソビューに入社。これまで主にチケットシステムの開発を担当し、外部システム連携を始め様々な機能追加/改修を行っている。他にも海外アライアンス向けの新規サービス開発立ち上げ、社内向けシステムの開発も担当。現在は新規サービス要件定義・開発立ち上げに奮闘中。
登壇タイトル:レジャー施設向けSaaSでの外部システム連携について
アソビューではレジャー事業者向けの SaaS を複数展開しています。今回は主に水族館や遊園地などのチケットを扱うサービスにおける外部システム連携についてお話します。
注意事項
- 参加枠が最小遂行人数に満たない場合や関係者の急病や天災などにより、開催を延期または中止する場合がございます。
- イベントの様子・内容をまとめ、後日公開させていただく場合がございます。
- 参加目的が不適切だと判断される場合には、運営側で参加をキャンセルさせていただく場合がございます。
個人情報のお取り扱いについて
本イベントで取得する個人情報のお取り扱い方針は以下の通りです。ご同意の上でお申し込み・ご参加ください。
株式会社SmartHR:https://smarthr.co.jp/privacy/
Sansan株式会社:https://jp.corp-sansan.com/privacy
株式会社カミナシ:https://corp.kaminashi.jp/privacy-policy
株式会社iCARE:https://www.icare.jpn.com/privacy-policy/
アソビュー株式会社:https://www.asoview.co.jp/privacy-2/
アンチハラスメントポリシー
本イベントはアンチハラスメントポリシーを定めております。参加者は内容をご確認、ご同意の上でご参加をお願いします。
本イベントでは、特定の社会的属性――ジェンダー・性自認・性的指向、障がい、外見・身体的特徴、エスニシティ・国籍、年齢、宗教、特定のツールやプログラミング言語、専門とする学問領域、教育的バックグラウンドなど――に基づく差別的言動を、一切許容しません。 加えて、参加者による以下のような行為を、SNS、イベント会場等問わず禁止します。
・攻撃的な発言
・脅迫行為
・ストーキング行為
・つきまとい
・不適切な接触
・性的な画像の掲示などを含む不適切な情報の開示
・その他、事務局が不適切と判断した行為
参加者がこれらの行為に加担した場合、事務局側は当該参加者に対し必要な処分を行うことができます。この処分には、当該参加者への勧告、今後のイベントに聴講者・登壇者として関わることの禁止などを含みます。また、今後のよりよい運営のために、事態の詳細をレポートとして公開する場合があります。 本サービスの中で、「これはハラスメントではないか?」と感じたり、他の誰かがハラスメントを受けていることに気が付いた場合、または事務局側の体制がこれらのポリシーを満たさないと感じることがあった場合には、以下までご連絡ください。
mail:33tech@sansan.com
以上、イベントの健全な運営のため、ご協力をお願いします。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
新規会員登録
このイベントに申し込むには会員登録が必要です。
アカウント登録済みの方はログインしてください。
※ ソーシャルアカウントで登録するとログインが簡単に行えます。
※ 連携したソーシャルアカウントは、会員登録完了後にいつでも変更できます。