第12回ACRiウェビナー:FPGAで知的好奇心を刺激しよう!
イベント内容
イベント概要
アダプティブコンピューティング研究推進体(ACRi)は、FPGAの活用方法を模索、研究する団体です。より多くの方にFPGAを楽しんでほしいと考えているACRiでは、ウェビナーを通じてFPGAの学び方・楽しみ方や活用事例を紹介していきます。
今回のウェビナーは『FPGAで知的好奇心を刺激しよう!』と題し、FPGAを活用して新しい技術分野にチャレンジされている方々のお話を伺いたいと思います。一組目は量子コンピューティング用シミュレータの開発のお話です。量子アルゴリズムのFPGA実装と協調設計について、大塚様・鈴木様よりご講演頂きます。二組目は「DSFコラボ記念HLSチャレンジ」で最高成績を収められた渕上様より、ご自身が投稿されたHLSコードについて解説頂くと伴に、ご自身で研究されている独自深層学習についてもご紹介頂きます。
企業講演:量子アルゴリズムのFPGA 実装と協調設計
講演者:SCSK株式会社 R&Dセンター 技術開発部 大塚 高廣様 / 鈴木 鉄兵様(工学博士)
量子コンピュータは、機械学習・AI 分野をはじめとして産業や科学における様々な分野を変革する可能性のある有望な技術である。今回、量子機械学習における最も重要なアルゴリズムの一つである量子カーネル法に注目した。一方で現在利用可能な量子デバイスには様々な制限があるため、最先端の古典技術を用いた効率的な量子コンピューティング用シミュレータの開発も急務であると考えられる。そこで、CPU と FPGA のヘテロジニアス・コンピューティング手法、 AMD-Xilinx社の FPGA や IP 、クラウド技術を組み合わせることで高速処理が可能な量子サポートベクターマシン( QSVM )のシミュレータを実現した。今回は本シミュレータを紹介するとともに、実現の鍵となったアルゴリズム設計と FPGA 設計・実装の協調設計のプロセスについて解説する。
特別企画:HLSチャレンジ最優秀者による解説
講演者:渕上 竜司様
昨年秋に開催した「DSF コラボ記念 HLS チャレンジ 」にて、6つの課題のうち4つで No.1 を取り、見事4冠を達成された渕上様にご登壇頂きます。HLS チャレンジで性能向上を目指す上でのテクニック、工夫されたポイント、苦労されたお話などを解説して頂くほか、渕上様ご自身が最近取り組まれている新しい技術分野として、独自開発された深層学習用プラットフォーム「BinaryBrain」についてもご紹介頂きます。
スケジュール
内容 | 時間 | |
---|---|---|
1 | オープニング | 17:30-17:35(5分) |
2 | 企業講演:量子アルゴリズムのFPGA 実装と協調設計 | 17:35-18:15(講演+Q&A 40分) |
3 | 特別企画:HLSチャレンジ結果発表 | 18:15-18:25(10分) |
4 | 特別企画:HLSチャレンジ最優秀者による解説 | 18:25-19:05(講演+Q&A 40分) |
5 | クロージング | 19:05-19:10(5分) |
本ウェビナーの対象
FPGAによる高速化に興味のあるエンジニア、学生(初心者の方、大歓迎です) ACRiの活動に興味を持ってくれている企業の方、教育機関の方
ハッシュタグ
イベントのハッシュタグは #ACRi です。 是非皆さんのSNSで拡散頂けると幸いです。
注意事項
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