W&Bカンファレンス:Fully Connected 2023 Tokyo

2023/10/11(水)13:30 〜 20:00 開催
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イベント内容

イベントの詳細

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イベントの概要

今年日本展開を開始したWeights & Biasesが国内初のユーザーカンファレンスを開催します。

生成AI・LLM・クリエイティビティ・自動運転・ヘルスケア、AIの活用分野として注目を集める各分野を代表するMLエンジニアと研究者たちは、ML開発から実世界のAIアプリケーションを生み出すために、どのような工夫をしているのでしょうか?WandBを愛用する登壇者たちから、普段は聞く機会のないML開発・運用のベストプラクティスを学べる貴重なイベントです。

Weights & Biasesからは創業時から在籍するプロダクトマネージャーのCarey Phelpsが来日し、 WandBの最新機能と今後のプロダクト・ロードマップを発表します。

懇親会では、AIの未来を熱く語り合いましょう!

タイムテーブル

時間 内容 スピーカー
13:30 ~ 14:00 受付
14:00 ~ 14:05 オープニング シバタアキラ
14:05 ~ 14:25 CyberAgentにおける日本語LLMの開発について CyberAgent 石上 亮介さん
14:25 ~ 14:45 日本経済新聞社におけるWandBの活用例 日本経済新聞 青田 雅輝さん
14:45 ~ 15:05 Turingにおける自動運転モデルの開発とW&Bの活用 Turing 井ノ上 雄一さん
15:05 ~ 15:10 Break
15:10 ~ 15:35 世界の先端AI企業におけるML開発手法と、Weights & Biasesプロダクトロードマップ W&B Carey Phelps
15:35 ~ 16:05 リソースを最適化してAIを加速せよ Run:ai Nir Lubliner
16:05 ~ 16:30 Woven by Toyota:より安全な移動のためのML技術の開発 Woven Evan Cushingさん
16:30 ~ 16:35 Break
16:35 ~ 16:65 Dagster, Weights and Biases SyntheticGestalt 神谷 幸太郎さん
16:55 ~ 17:15 AI DJパフォーマンスを通して考える、創造性とAIの未来 Qosmo 徳井 直生さん
17:15 ~ 17:20 Break
17:20 ~ 17:40 LLMおよび言語処理研究でのWandB利用例の紹介 東北大 鈴木 潤先生
17:40 ~ 18:00 LLMの開発は難しい?簡単?Stability AIの現場から Stability AI 秋葉 拓哉さん
18:00 ~ 20:00 懇親会 参加者皆様

登壇者紹介

秋葉 拓哉 - Stability AI, シニアリサーチサイエンティスト

秋葉 拓哉

東京大学大学院情報理工学系研究科で博士号を取得後、国立情報学研究所で特任助教、PFN機械学習基盤担当VPを経て、現職。Stability AI 入社後は複数の生成基盤モデル構築プロジェクトを手掛ける。共著書に『Kaggleに挑む深層学習プログラミングの極意』(講談社)などがある。

  • 講演内容「LLMの開発は難しい?簡単?Stability AIの現場から」 - 世界を驚かせたGPT-3.5やGPT-4には数百人の技術者が関わっています。その開発は非常に複雑で高度であり、そう簡単に実現できないと感じるかもしれません。しかし、現在、オープンなLLMが台頭し、その進化を続けています。LLMの開発は、難しいのでしょうか?それとも、簡単なのでしょうか?GPT-4等の性能はこの進化の延長線上にあるのでしょうか?オープンLLMの開発をリードするStability AIの現場からの視点で、開発の実情や直面する課題についてお話しします。

石上 亮介 - CyberAgent, MLエンジニア

石上 亮介

2021年 株式会社サイバーエージェント 中途入社。AI事業本部で「極予測LP」の開発、大規模言語モデル(LLM)をはじめとした基盤モデルプロジェクトのリードを担当。画像やテキストを対象としたマルチモーダルなAIの社会実装に従事している。

  • 講演内容「CyberAgentにおける日本語LLMの開発について」 - 近年注目を集めているLLM(大規模言語モデル)ですが、日本国内においても活用・開発の両面で盛り上がりを見せています。本講演ではCyberAgentで開発を進めている日本語LLMを題材に、取り組みの中で得られた知見や課題、またWeights & Biasesをどのように活用しているかについてご紹介します。

Evan Cushing - Woven by Toyota, Machine Learning Engineer

Evan Cushing

A UC Berkeley graduate with dual degrees in arts and science, Evan has always drawn inspiration and positive transfer between the domains. Since launching his career in machine learning in 2015, he has been both a keen observer and active contributor to the rapidly evolving ML tooling ecosystem and the open-source community. In his current role at Woven by Toyota, Evan serves as a Machine Learning Engineer, applying the philosophy of "kaizen" to continuously improve ML systems. His primary focus is on the development of multi-task perception solutions.

  • 講演内容「Woven by Toyota:より安全な移動のためのML技術の開発」 - Woven by Toyotaでは、安全と革新への取り組みが、より安全な移動の未来のためのMLの開発を推進しています。このトークでは、Weights & Biasesのようなツールを利用して、ML技術を迅速に繰り返し改善する方法を共有します。私たちの実践的な戦略と、自動運転のための実際の改善を理解するために、ぜひご参加ください。

神谷 幸太郎 - SyntheticGestalt, CTO

神谷 幸太郎

京都大学にて数学修士として情報幾何を土台に学習理論を研究。NRIで先端技術の産業応用を目指した実証実験を複数実施。その後、Deloitte Digital に参画し、データサイエンス時代におけるサービスデザインをはじめとして、台頭しつつあった深層学習に関する専門的なコンサルティングを提供。Bayer の Open Innovation チームを経て、創薬と合成生物学を中心にライフサイエンス分野における機械学習及びシミュレーションの可能性を開拓すべく SyntheticGestalt を共同設立。

  • 講演内容「Dagster, Weights and Biases」 - Dagster と Weights & Biases のインテグレーションについて紹介する。Dagster はワークフローのオーケストレーションを行い、シミュレーションや機械学習などといった計算モダリティが多様化する中で、複雑な計算シナリオを統一的かつ一元的に扱えるようにする。SyntheticGestalt では代謝シミュレーションや分子機能予測など、ライフサイエンス領域における応用的なアルゴリズムを多数扱うため、これらのツールを活用している。

鈴木 潤 - 東北大学 データ駆動科学・AI教育研究センター, 教授

鈴木 潤

2001年から2018年まで日本電信電話株式会社 コミュニケーション科学基礎研究所に研究員(特別研究員)として勤務。2018年,東北大学大学院情報科学研究科准教授に着任し,2020年より現職。2005年奈良先端大学院大学博士後期課程修了 博士(工学)。2008年から2009年までMIT CSAIL客員研究員。2017年より理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員。2020年から2022年までGoogle LLC Visiting Researcher(クロスアポイントメント)。主として自然言語処理、機械学習、人工知能に関する研究に従事。言語処理学会理事、ACL Rolling Review Editors in Chief。

  • 講演内容「LLMおよび言語処理研究でのWandB利用例の紹介」 - WandBにて実験を管理することで、必要な実験設定の取りこぼしや無駄な実験の抑止、実験結果の分析や共同研究者との情報共有など、研究を進める上で様々な場面で作業の効率化ができます。本講演では、Tohoku NLPグループ (大学の研究室) での言語処理研究におけるWandBの活用事例を紹介します。また、LLM勉強会(https://llm-jp.nii.ac.jp)の活動として言語モデルの構築に取り組んでおり、その中でのWandB利用例も合わせて紹介します。

徳井 直生 - Qosmo, Inc., CEO

徳井 直生

「アートとテクノロジーを通じて人類の創造性を拡張する」をビジョンに掲げ、主にアートや音楽などのクリエイティブ領域においてAI利活用の可能性を広げる作品・ツールの制作や企業R&D案件を多数手掛ける。代表作品のAI DJ他これまでに発表した作品は国際的にも高く評価され、ニューヨークMoMAやロンドンのバービカン・センターなどで展示された。2021年1月、これまでの活動にもとづいて、AI技術と人間の関係性の未来像を提示した『創るためのAI – 機械と創造性のはてしない物語』を出版し2021年度大川出版賞を受賞。

  • 講演内容「AI DJパフォーマンスを通して考える、創造性とAIの未来」 - 現在の生成AIブームの影で、アーティストやクリエイターの仕事や文化そのものに対する影響が懸念されている。 DALL-Eなどのモデルに代表される、人の創作物を総体として模倣して生成するようなあり方が、生成AIの望ましいかたちなのだろうか。講師本人が手掛けるAI音響合成モデルを用いた音楽パフォーマンスを題材に、社会にとって、われわれの文化にとって真に価値のある生成AIのあり方や、AIとともに創作する未来における心構えを提言する。

青田 雅輝 - 株式会社日本経済新聞社 研究員

青田 雅輝

2021年、日本経済新聞社に入社。機械学習とアルゴリズムを活用した研究開発業務に主に従事し、プロダクトへの機能実装を含めて幅広く担当している。画像、テキスト、音声、地理情報といった多様なデータソースに興味を持ち、その知識を日々の業務に活かしている。趣味として競技プログラミングやデータサイエンスコンペティションに参加し、AtCoderで水色のレート、KaggleでMasterのタイトルを獲得。

  • 講演内容「日本経済新聞社におけるWandBの活用例」 - 日本経済新聞社では多くのデータを保有し、そこから価値を生み出すために様々な研究開発を行っています。 本講演では、日本経済新聞社で行われている研究開発の事例やWandBの活用例をご紹介します。活用例は、論文執筆、自然言語処理、アルゴリズム探索、画像生成など多岐にわたるトピックを含みます。研究開発上の課題点とWandBがどのように問題解決に一役買ったかをご紹介します。

井ノ上 雄一 - Turing株式会社 シニアリサーチャー

井ノ上雄一

京都大学薬学研究科でPhDを取得。Kaggle Grandmaster。Turingの創業1ヶ月後からインターンとして開発に関与し、2022/4から正社員として本格的にジョイン。現在はBrain Research Teamで完全自動運転の実現に向けて研究中。

  • 講演内容「Turingにおける自動運転モデルの開発とW&Bの活用」 - 完全自動運転の実現を目指すTuringは、Driver/Navigatorモデルという戦略を立てています。周囲を認識してリアルタイムに運転を行うDriverモデルと複雑な状況を理解して突破するNavigatorモデル、この2つを組み合わせることで自動運転を実現するという戦略です。この戦略のもと、現状の開発はどのように進んでいるのか、その中でW&Bをどう活用しているかを発表予定です。

Nir Lubliner - Run:ai, S.Director, Sales and BD APAC

Nir Lubliner

  • 講演内容「リソースを最適化してAIを加速せよ」 - 今日のLLMモデルやGenAIのような技術において、多くの組織がAIに大きな投資を行っており、データサイエンスのチームを構築し、これらのAIイニシアティブを実現するための計算リソースを提供しようとしています。 これらのAIモデルは、アプリケーションの展開に関する従来のベストプラクティスとは必ずしも一致しない新しい要件や課題をもたらします。プロダクションでのGPUのオーケストレーションは、新しいツールやワークフローが必要となる追加の課題を持っています。 今日、私たちはRun:aiのユニークなGPUオーケストレーションソフトウェアを使用して、あなたのAIの目標の全てを簡単に達成する方法をご紹介します。

Carey Phelps - Weights & Biases, Founding Product Manager

Carey Phelps

Weights & Biasesの設立プロジェクトマネージャー。スタンフォード大学でのコンピューターサイエンスと、スタンフォード病院ネットワークでのデータサイエンスのバックグラウンドを持ち、Carta Healthcareの共同設立者。 Careyのパッションは、W&Bを通じて機械学習をより多くの人に届け、そして実世界のチームがより優れたモデルをより迅速にプロダクション展開することを支援することです。

  • 講演内容「世界の先端AI企業におけるML開発手法と、Weights & Biasesプロダクトロードマップ」 - ML開発における実験管理においてW&Bは世界をリードするML開発企業から絶大な支持を得てきました。多様なAI企業が開発規模をスケールアップし、デプロイ後のMLOpsやCI/CDを導入していくことを支援していきたW&Bの新機能と、今後のプロダクトロードマップを、W&Bの開発に創業当初から取り組んできたCarey Phelpsがお話しします。

シバタ アキラ - Weights & Biases Japan, カントリーマネージャー

シバタ アキラ

人工知能を使ったデータ・AI活用によるビジネス価値の創出を専門分野とし、オンラインサービス、既存産業各領域、クリエイティブ領域など幅広い分野にて、これまで数百社に及ぶ国内外企業のデータ・AIの利活用を実現してきた。 機械学習自動化プラットフォームのDataRobot日本CEO、AIによる創造性の拡張をミッションとするQosmo, Inc.のCOOなどを歴任し、現在はサンフランシスコを拠点とし、AIエンジニアのための開発・運用プラットフォームを提供するWeights & Biasesのカントリーマネージャー。その他数社の社外取締役・顧問などを務める。

山本 祐也 - Weights & Biases Japan, MLエンジニア

山本 祐也

東京大学大学院工学系研究科にて有機無機複合材料の研究で博士号を取得。学位取得後、大手化学メーカーにて液晶・タッチパネル関連先端化学材料の研究開発に従事。 その後、大手食品メーカーで機械学習を用いた食品パッケージに関する予測モデリングと最適化に取り組むなど、BtBとBtCいずれにも深い経験を有する。前職DataRobotでは製造顧客担当チームのリーダーとして国内数十社のAI導入を支援。国内で数十人程度のKaggle Grandmasterの一人。

鎌田 啓輔 - Weights & Biases Japan, MLエンジニア

鎌田 啓輔

京都大学情報学研究科で機械学習を専攻。新卒では因果推論ツールを提供する外資系企業に参画し、ビジネス施策における因果推論に従事。その後、DataRobotにてLead Data Scientistとしてヘルスケアチームのリーダーとしてヘルスケアの企業を中心に国内数十社のAI導入を支援。コロナ禍にはデータに基づく対策方針の決定に資するべく、分析担当・PMとして国立国際医療研究センターと共同で解析プロジェクトを推進し、その結果をもとに論文を執筆。厚生労働省へのレター提出にも参画。因果推論から機械学習、Deep Learningまで行う機械学習エンジニア。

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主催・運営

このイベントはWeights & Biases Japanによって共同運営されています。

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このカンファレンス中に写真や動画が撮影されます。これらはW&Bによってマーケティングや宣伝用に、出版物、ウェブサイト、ソーシャルメディアで使用されることがあります。何か懸念がある場合や、撮影や録画されたくない場合は、お問い合わせください。

注意事項

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