ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2024
イベント内容
オンライン開催
今回の「ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2024」はオンライン開催になります。
コミュニケーションの手段として下記のツールを利用します。どちらも無料でご利用いただけます。
- Discord(スケジュール、講演中のコメント、Ask the Speaker)
https://discord.com - Zoom(講演のストリーム配信)
https://zoom.us
なお、講演は後日、テスト自動化研究会のYouTubeチャンネル https://www.youtube.com/c/テスト自動化研究会/featured で公開予定です(一部非公開のセッションもございます)
概要
去年に続き、今年も2024/12/07 (土)にテスト自動化研究会(以下、STAR)は、12回目のテスト自動化に特化したカンファレンスを開催します。
テストの自動化は多くの現場で実施されるようになってきており、それぞれの場で様々な工夫がなされております。しかし、それらを聞く機会はなかなかないのが現状です。そこで、テスト自動化研究会以外の多くの方にご協力いただき、様々な現場でのテスト自動化について工夫や試行錯誤の様子をお話頂きます。
セッションテーブル
時間 | 会議室A | 会議室B | 会議室C |
---|---|---|---|
12:50-13:00 | オープニングと場所移動 | ||
13:00-13:30 | 専任担当からチームに還してQA全員で取り組むテスト自動化 / 森島諒さん、mugaさん、たっきーさん、松田祐樹さん | AnjinによるUnity製ゲームの自動テスト事例紹介 / 長谷川孝二さん | 先駆者たちの言葉:『Automation Awesomeness』を読む / Mark Wardさん |
13:30-13:45 | テスト自動化失敗から再挑戦しチームにオーナーシップを委譲した話 / machoさん | GitHub Actions上でコンテナ脆弱性スキャンを自動化した話 / 河田鷹介さん | E2Eテストの作成から行うTDDの実際 / 牧野真哉さん |
13:45-14:00 | 休憩(15分) | ||
14:00-14:30 | 属人化したE2E自動テストをひも解く / honaminさん | 振る舞い駆動開発(BDD)における、自動テスト作成の前に大切にしていること / ブロッコリーさん | クラウドE2Eテスト環境を構築してテスト効率化アップ / gremitoさん |
14:30-14:45 | ビットキーの中核を担うプロダクトでテスト自動化を駆使して安定的なリリースを実現する / 大高浩太郎さん | 自動化技術を応用したデータ分析環境の構築事例 / 高野慎也さん | APIテストを読みやすくしたい! / 藤原考功さん |
14:45-15:00 | 休憩(15分) | ||
15:00-15:30 | 開発者とQAの越境で自動テストが増える開発プロセスを実現する / 国定凌太さん | ネット銀行におけるスマートフォン実機を用いたテスト自動化について / 坂本豪志さん | Scalable Multibranch CICD pipeline ~自分だけのQA環境でストレスフリーなシステム開発とテストを~ / 久保嶋美咲さん、クドウ クニアキさん、Ankit Sharmaさん |
15:30-15:45 | Kubernetes対応マイクロサービスのテスト自動化:実践的アプローチと課題解決法 / 竹田 舜さん | MagicPodでモバイルアプリの”自動テスト”を最速で立ち上げよう / 森島諒さん | 運用時の無影響確認自動化に向けて考えていきたいこと / 坂下聡さん |
15:45-16:00 | 休憩(15分) | ||
16:00-16:15 | モバイルアプリにおける自動テストの導入戦略 / 長田卓馬さん | スパゲッティコードが散在するプロダクトにE2Eを導入してカーネル・サンダースの呪いを解いた話 / 藤掛治さん | アジャイルテストの4象限で考える、プロダクト開発の品質への向き合い方 / 永野峻輔さん |
16:15-16:30 | まだチケットを手動で書いてるの?!GitHub Actionsと生成AIでチケットの作成を自動化してみた話 / 片山嘉誉さん | ||
16:30-16:45 | テストコード文化を0から作り、変化し続けた組織 / ヒエイカザトさん | RPAを利用したテスト自動化事例 / 大築要さん | SETを約10年やってみたけど質問ある? / 大園博昭さん |
16:45-17:00 | Playwrightの導入から運用まで / 海老澤玄宜さん | ||
17:00-17:10 | クロージング |
セッション概要
専任担当からチームに還してQA全員で取り組むテスト自動化 / 森島諒さん、mugaさん、たっきーさん、松田祐樹さん
リリース前に実施するリグレッションテストの自動化を専任で取り組んでいましたが、この半年間は属人化の解消・QAチーム全体のレベルアップを目的としたテスト自動化の拡大・チーム展開に取り組みました。その中でも効果があった取り組み事例を紹介します。
AnjinによるUnity製ゲームの自動テスト事例紹介 / 長谷川孝二さん
株式会社サイバーエージェントのゲーム・エンターテイメント事業部における、オープンソースのオートパイロットフレームワークAnjinを用いた自動テスト導入事例を紹介します!
ゲーム領域における統合テストの観点とAnjin採用理由、Anjinの基本的な使い方、Tipsなど。
※具体的な採用タイトルの話やデモはありません
先駆者たちの言葉:『Automation Awesomeness』を読む / Mark Wardさん
テスト自動化の先駆者たちの言葉を集めた書籍『Automation Awesomeness』から翻訳した箴言をご紹介します。Selenium20周年という意義深い年に「温故知新」しませんか。
テスト自動化失敗から再挑戦しチームにオーナーシップを委譲した話 / machoさん
善意と自分のモチベーションだけでテスト自動化を推進した結果、失敗した反省を活かしてもう一度チームを巻き込み自動化に再挑戦した際に行った取り組みについて話します。
GitHub Actions上でコンテナ脆弱性スキャンを自動化した話 / 河田鷹介さん
コンテナの脆弱性検出について簡単に紹介し、その具体例として、TrivyとDockleを用いた自動脆弱性スキャンをGitHub Actionsに導入した事例について説明します。
E2Eテストの作成から行うTDDの実際 / 牧野真哉さん
Electronによる業務支援ツールの開発の際に、PlaywrihgtによるE2Eテスト開発から始まるTDDを採用し実践したエピソードを紹介いたします。
属人化したE2E自動テストをひも解く / honaminさん
オープンロジでは6年以上E2Eテストの自動化に取り組んでいます。担当者やツールの変更を経て、属人化の道を辿ったE2E自動テスト。入社した私がどんなポイントで困り、どう取り組んだか、これからどう改善しようとしているのかについてお話しします。
振る舞い駆動開発(BDD)における、自動テスト作成の前に大切にしていること / ブロッコリーさん
皆さんはBDDに対してどんなイメージがありますか?「Gherkin(Given/When/Thenを用いた記法)で書かれたもの」というイメージがあるかもしれません。
しかしGherkinのメンテナーは、「BDDとは単にGherkinを使うことではない」と述べています。
本発表ではBDDにおける自動テスト作成前に大切にしていることをお伝えします。
クラウドE2Eテスト環境を構築してテスト効率化アップ / gremitoさん
これまでスマホとWebのアプリ開発でQAエンジニアをやってきた経験と携わった作業効率向上・業務改善・課題整理なども含めてE2Eテストのノウハウをご紹介します。
ビットキーの中核を担うプロダクトでテスト自動化を駆使して安定的なリリースを実現する / 大高浩太郎さん
ビットキーにおける解錠体験に大きく関わるbitkey platform、これらをJupyter Notebookを使用した自動テストで品質担保する仕組みや環境づくりを共有します。
自動化技術を応用したデータ分析環境の構築事例 / 高野慎也さん
XXX社のウェブサービスに関する実績情報を可視化するために、ETL、RPA、Seleniumなどの自動化技術を活用して分析環境を構築した事例を紹介します。
APIテストを読みやすくしたい! / 藤原考功さん
このセッションでは、APIの自動テストを読みやすく理解しやすいものにするために、チームで取り組んだことをご紹介します。
意見が割れて議論になった点や、取り組みを通じてチームの開発体験が良くなった点などをお話しする予定です。
開発者とQAの越境で自動テストが増える開発プロセスを実現する / 国定凌太 (92thunder)さん
自動テストが増える開発プロセスを実現するために、開発者が主体となって継続的に利用できるテストコードを生み出すテストスクラムというプラクティスを考案しました。この取り組みの内容や社内での実験結果を発表します。
ネット銀行におけるスマートフォン実機を用いたテスト自動化について / 坂本豪志さん
弊社は提携先ごとにスマートフォンアプリを提供しております。アプリの提供にあたり、スマートフォンの実機を用いた受入テストやリグレッションテスト等を一部自動化しており、自動化の際の課題と解決の事例をご紹介いたします。
Scalable Multibranch CICD pipeline ~自分だけのQA環境でストレスフリーなシステム開発とテストを~ / 久保嶋美咲さん、クドウ クニアキさん、Ankit Sharmaさん
自分だけのQA環境で自由に、自動でテストしたい!を実現するためにAWS・Jenkinsなどを活用したスケーラブルなCICDを開発しました。講演では独立したQA環境が稼働、同時並行でコードが実行される様子をお見せします!
Kubernetes対応マイクロサービスのテスト自動化:実践的アプローチと課題解決法 / 竹田舜さん
E2Eテストを作る時に、コンテナで構成するサービスのテスト環境構築、ローカルとCIでの共通コード実行、異なる環境への対応など、はまったポイントや工夫点についてお話しできればと思います。
MagicPodでモバイルアプリの”自動テスト”を最速で立ち上げよう / 森島諒さん
テスト自動化で終わらずにできるだけ早く自動テストとして活躍させよう! iPadアプリの自動テストとしてMagicPodの導入した事例と、自動テストを軌道に乗せるために必要な要素を紹介します。
運用時の無影響確認自動化に向けて考えていきたいこと / 坂下聡さん
UIのテスト自動化を勧めても、なかなか導入に至らないことがあると思います。それは、繰り返すテストのとらえ方が人によってまちまちだからです。今回は、繰り返しの多そうなセキュリティパッチや累積パッチ適用時の無影響確認をターゲットに、UIのテスト自動化導入を考えていきます。
モバイルアプリにおける自動テストの導入戦略 / 長田卓馬さん
私の所属するチームでは、品質維持を目指してテスト戦略の見直しを行い、その結果、integration_testを用いた自動テストの導入に至りました。
これまで2年間の運用を通じて、現在では自動テストのシナリオ数は70を超えています。導入に至った意思決定や運用時の課題とその解決方法についてお話しします。
スパゲッティコードが散在するプロダクトにE2Eを導入してカーネル・サンダースの呪いを解いた話 / 藤掛治さん
私が開発しているメール共有サービスのメールディーラーは、プログラム構造の陳腐化が時を追うごとに進み、サービスの品質にまで影響するようになり、
その対策としてE2Eテストの導入をし運用しています。それにより得られた効果や工夫したポイントなどを説明いたします。
アジャイルテストの4象限で考える、プロダクト開発の品質への向き合い方 / 永野峻輔 (glassmonkey)さん
ソフトウェアテストと一言に言っても様々な種類があるかと思います。今回のセッションでは、本セッションでは、ソフトウェアテストの分類の一つである「アジャイルテストの4象限」を中心に据え、様々なテストを実施しながら開発を進めた事例のケーススタディを紹介します。
まだチケットを手動で書いてるの?!GitHub Actionsと生成AIでチケットの作成を自動化してみた話 / 片山嘉誉さん
GitHub Actionsを使い、親チケットから子チケットを作成する際に生成AIが子チケットの内容を自動で生成するツールを開発しました。使用した技術や仕組みを紹介するので、皆さんも是非試してみてください!
テストコード文化を0から作り、変化し続けた組織 / ヒエイカザトさん
テストコード文化の醸成と進化。PHPプロジェクトでテストコード未整備状態からのカバレッジ向上、CIや環境整備、スキル向上を通した体制構築への奮闘とその影響を語ります。
RPAを利用したテスト自動化事例 / 大築要さん
後付けでテスト自動化を導入する計画において、手動テストにかかる実施コストと自動テストによる効率化の可能性が費用対効果を生み出し導入に至った事例を紹介します。
SETを約10年やってみたけど質問ある? / 大園博昭さん
SETとは?自動テストエンジニアとの違いは?現職でSETを名乗って約10年、SETとしてどのような活動を行ってきたのか。SETを目指したい人、採用したい人、いろんな方からよく聞かれることを話します。
Playwrightの導入から運用まで / 海老澤玄宜さん
Playwrightを使ったE2Eテストを導入した経緯から実際にどのように運用しているのか.またテストコードの書き方やtipsなど講演させていただきます。
受付について
本connpassの参加者向け情報にDiscordの情報を掲載していますので、そこからDiscordサーバへ入って下さい。
当日の連絡先
困り事、ご不明事項など何かございましたら以下のXアカウント、もしくはハッシュタグ #stac2024 をつけてご連絡ください。
@sta_research
ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2024行動規範 (Code of Conduct)
こちらは応募いただく前にかならず内容をご確認ください。
ソフトウェアテスト自動化カンファレンス2024(以降、本イベント)ではすべての参加者,スピーカーとスタッフは以下の行動規範に従うことへの同意を必要とします.本イベント主催者は本イベントの間を通じてこの規範の実施を徹底します.私達主催者は誰にとっても安全な環境を確約するためにすべての参加者が協力することを期待しています.
ハラスメント行為には,言葉による性別,性的指向,障碍の有無,外見,身体の大きさ,人種,宗教(あるいは無宗教),技術的指向に関する攻撃的なコメント,公的空間での性的な映像表現,意図的な威力行為,ストーキング,つきまとい,写真撮影や録音によるいやがらせ,トークやその他の本イベントに対して繰り返して中断しようとする行為,不適切な身体接触,そして望まれない性的な注意を引きつける行為を含みます. 参加者は,これらのハラスメント行為を止めるように求められた場合,すぐに従わなければなりません.
スタッフは,性的な関心を引き起こすような服装/制服/コスチュームを使うべきではありませんし,その他の手段で性的な関心を引き起こすような環境を作ることもすべきではありません.
参加者がハラスメント行為に属するふるまいをした場合は,本イベント主催者は適切と判断した範囲で,当該行為を行った者に対する警告や,参加費を返還せずに本イベントから追放処分とするなどを含むいかなる行動も取ります.
もしあなたがハラスメントに遭った場合,他の人がハラスメントに遭っている場合,あるいは他に気になることがあった時は,すぐに本イベントの募集ページにある問い合わせ画面( https://testautomationresearch.connpass.com/event/333442/inquiry/ ) ,または本イベントスタッフに連絡していただくようお願いします。
スタッフによる十分な対応が期待できない場合はXなどのソーシャルメディアに助けを求めてください。
本イベントスタッフは,ハラスメントを経験した人が,本イベント期間中安全かつ安心と感じられるように,参加者が近隣の警察に連絡すること,相談者の提供,およびその他の支援を行います.私達にとってあなたが参加しているのは大事なことなのです. 私達は参加者が本イベントのオンラインワークショップ会場,また本イベントに関連したソーシャルイベントにて,このルールに従うことを望みます.
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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