75%の業務負担削減と連携強化を実現!限られたリソースで成果を出すPayPay流ITインフラ改善【PayPay Growth Tech vol.10】

2025/01/28(火)19:00 〜 20:20 開催
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参加枠申込形式参加費 参加者
一般枠
先着順 無料 27人 / 定員150人

イベント内容

概要

ITインフラエンジニア として、日々の運用業務で最も直面する課題は、限られたリソースで業務効率を向上させ、運用負担を減らすことです。大きなインパクトを生むシステムの運用改善や業務の効率化を実現するには、データに基づく説得力ある提案や、関係各所との円滑なコミュニケーションが不可欠です。

本イベントでは、PayPayの社内システムやITインフラを担当するSystem Platform部 が実際に行った運用改善の事例を通じて、具体的な手法とともにどのようにこれらの課題を解決したのかを紹介します。業務改善に取り組んできた現場の実践的な事例から、明日から実践できるヒントを学び、業務の効率化に繋がる重要なポイントを押さえていきます。

■事例①:手作業を75%削減した運用改善の取り組み
インフラ運用における繰り返し作業(トイル)を年間75%削減した具体的な取り組みを紹介します。50種類以上の手作業や非効率な業務が課題となり、業務の効率化が急務でした。そこでまず、業務の棚卸しと優先順位付けを行い、その後自動化・システム化を進めることで、運用負担を大幅に削減しました。さらに、運用文化の改善にも注力し、現場の負担軽減に成功。

(学びポイント)

・データを活用した優先順位付けと業務の見える化の効果的なアプローチ法
・継続的改善の仕組み作りとチーム間の連携強化を実現するための実践的な手法

■事例②:OSのEOL(End of Life)対応をアプリケーションエンジニアと連携して成功させた事例
Amazon Linux 2のサポート終了に伴い、複数のシステムサーバー移行が急務となった事例を紹介します。システムの一部を手動構築していたため、 IaC(Infrastructure as Code)を活用して移行作業を効率化。アプリケーションエンジニアとの密接な連携を通じて、サーバーの移行を無事に完了させた事例を共有します。

(学びポイント)

・“初期事例”の作成が全体の推進力を高め、成功に繋がった事例
・運用業務の効率化とチーム間のコミュニケーション強化に成功した具体的な方法

本イベントではケーススタディを通じてインフラエンジニアとして抱える課題を解決するための、具体的なアプローチと、効果的なチーム連携に関して学びを深めることを目指します!お見逃しなく。

※配信URLは、申込者に対し本ページ上「参加者へのお知らせ」にて当日までに表示されます。

タイムスケジュール

時間 内容
19:00〜19:05 オープニング
19:05~19:20

System Platform 部の紹介

齋藤 祐一郎
System Platform 部の業務内容、そして組織の仕組みについて解説します。
19:20〜19:40

オペレーション作業を75%削減した運用改善の取り組み

野田 万里江
新規サービス開発を急ぐあまり、システム化が間に合わない場合は手運用でカバーすることが恒常化しており、気づけば50種類以上のマニュアル作業を抱えておりました。そのマニュアル作業をどのように関係部署を説得し、どのようなステップで75%削減していったかかを具体的な事例と共に解説します!
19:40〜20:00

OSのEOL(End of Life)対応をアプリケーションエンジニアと連携して成功させた事例

猪野 真大
Amazon Linux2 のサポート終了に伴い、複数システムのサーバー移行が急務となった事例を紹介します。 システムの一部を手動構築していたため、 IaC(Infrastructure as Code)を活用して移行作業を効率化。アプリケーションエンジニアとの連携を通じて、サーバーの移行を無事に完了させました。
20:00~20:15 Q&A
20:15〜20:20 クロージング

※当日予告なく時間配分・内容が変更になる可能性がございます。

登壇者

齋藤 祐一郎
PayPay株式会社
Product 統括本部 システム本部
System Platform 部
部長
筑波大学 大学院 ビジネス科学研究科 経営システム科学専攻 博士前期課程修了。 高校卒業後、大手SIerのグループ会社でプログラマとしてキャリアをスタートし、スタートアップでの勤務を経験しながら修士号を取得。後のメガベンチャーでは社員数約100名から1800名超まで組織が成長する中で、テックリードとして出品・不正対策・決済領域の開発に携わりながら組織づくり等にも貢献し、IPOを経験。 大手クラウド事業者ではソリューションアーキテクトとして数々のハイグロースなFinTech スタートアップの技術支援、並びに FISC で「金融機関におけるAPI接続チェックリストに関する連絡会」の委員を3期務める。 2023年4月よりPayPayへAWSエンジニアとして入社。入社半年後にSystem Platform部が新設され、部長へ昇格・就任。 YAPC::Asia Tokyo 2015、AWS Summit Online 2021など登壇・講演歴多数。著書には「Webアプリエンジニア養成読本」「ソフトウェアエンジニアのための ITインフラ監視[実践]入門」(共に技術評論社)などがある。
野田 万里江
PayPay株式会社
Product 統括本部
システム本部 System Platform 部
System Operation チーム
リーダー
大学卒業後、大手印刷会社に就職し、SIMカードの開発部署に配属。2010年にNFC(非接触通信の国際標準規格)に対応したAndroidスマートフォンの発売が発表されたことを契機にモバイル使った決済・カードサービスの企画やプロモーション活動を行うプロジェクトチームに参画。その後、決済・金融系システムの開発PMやインフラ運用保守などの業務を経て、2020年から決済・金融向けシステムのインフラ構築・運用部門のマネジメントを担う。 2023年にPayPayへ入社し、同年7月からSystem Operationチームのリーダーとして、1年かけ手運用の削減活動を推進。2024年11月からCloud Engineering3チームも兼務。
猪野 真大
PayPay株式会社
Product 統括本部
システム本部 System Platform 部
Cloud Engineering 2 チーム
新卒で入ったSIer/ITコンサルティング会社で自動車リース会社向けWEBアプリケーション開発やプラント会社向けのデータ連携基盤構築などに約4年半従事。2023年10月にAWSエンジニアとしてPayPayに入社。社内で活用されるシステムの設計・構築・運用を行っている。

参加対象

  • ITインフラの運用・保守業務に携わるエンジニア
  • 自動化・IaC(Infrastructure as Code)に興味を持つエンジニア
  • 他部門との連携に課題を抱えているインフラエンジニア

参加にあたっての注意事項

  • 参加を辞退する場合は、詳細ページより申込のキャンセルをお願い致します。
  • 配信映像や音声は各自の通信環境に依存します。なるべく通信環境の良い状態で視聴ください。
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PayPay Corporation.
2018年にサービスを開始してから約6年でユーザー数6,600万人(2024年10月時点)を突破したフィンテック企業であるPayPayは約50か国の国と地域から集まった多様なメンバーで構成されています。 従業員は数千人在籍していますが、まだまだ会社は成長段階であり「未完成」です。 現在も世界中から新たな価値を世の中に創出するために、日々多くの仲間が参画し、拡大し続けています。 わたしたちの最大のライバルは"現金"です。 この困難な課題に前向きに取り組み、他社に真似できない圧倒的なスピードでプロダクトを磨き上げ、日本のキャッシュレス決済、またそれを使用した金融ライフプラットフォームとしての普及を一気に推進することにプロフェッショナルとして情熱を持って取り組み、自ら課題発見し、周囲と協力して新しい価値創出を共に推進する仲間を募集します。

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