【Python入門】比較演算子の使い方

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【Python入門】比較演算子の使い方
比較演算子を使うことで、変数や値の大小関係を比較し、条件分岐や繰り返し処理を行うことができます。Pythonには、そんな比較演算子が6つ用意されています。この記事では、Pythonの比較演算子について、入門者向けに詳しく解説します。

はじめに

比較演算子とは、2つの値を比べて、その結果が正しいか間違っているかを判断する記号のことです。

比較演算子を使うことで、変数や値の大小関係を比較し、条件分岐や繰り返し処理を行うことができます。
Pythonには、そんな比較演算子が6つ用意されています。

この記事では、Pythonの比較演算子について、入門者向けに詳しく解説します。

Pythonの比較演算子

Pythonで使用できる比較演算子は以下の6つです。

  1. 等しい (==)
  2. 等しくない (!=)
  3. 大なり (>)
  4. 小なり (<)
  5. 以上 (>=)
  6. 以下 (<=)

1つ1つ使い方を見ていきましょう。

等しい (==)

左辺と右辺の値が等しいかどうかを判断します。

x = 10
y = 10
print(x == y)  # 出力: True

等しくない (!=)

左辺と右辺の値が等しくないかどうかを判断します。

x = 10
y = 5
print(x != y)  # 出力: True

大なり (>)

左辺の値が右辺の値より大きいかどうかを判断します。

x = 10
y = 5
print(x > y)  # 出力: True

小なり (<)

左辺の値が右辺の値より小さいかどうかを判断します。

x = 5
y = 10
print(x < y)  # 出力: True

以上 (>=)

左辺の値が右辺の値以上かどうかを判断します。

x = 10
y = 10
print(x >= y)  # 出力: True

以下 (<=)

左辺の値が右辺の値以下かどうかを判断します。

x = 5
y = 10
print(x <= y)  # 出力: True

具体的な使用例

比較演算子は、条件分岐やループなどの制御構造とともに使用されることが多いです。

例えば、下記コードは成人か未成年かを判別するための条件式で使用した例です。

age = 20

if age >= 18:
    print("あなたは成人です。")
else:
    print("あなたは未成年です。")

この例では、ageが18以上であれば、"あなたは成人です。"というメッセージが表示されます。

ループ処理では、下記のような例が挙げられます。

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
for number in numbers:
    if number > 3:
        print(f"{number}は3より大きいです。")

このコードは、リスト内の数字が3より大きい場合にその数字を表示します。

最後に

いかがでしたでしょうか?

比較演算子は非常によく使います。
この記事を参考にマスターしていきましょう。

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