【レポート】動画サービスを支えるUIUX:急成長する動画市場[第2部] - TECH PLAY Conference 2017

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#UX

Q&Aタイム!

お二人の講演終了後は、質問タイムです。会場から寄せられた質問の一部を紹介します。

ーー 「C Channel」では、コンテンツを作る上で何を参考にしていますか?

藤森 国内にどのような課題を抱えている人がいるのかをユーザーアンケートなどで取得して、企画することが基本です。

また、そのまま取り入れられないことは多いのですが、海外のトレンドは追いかけています。

ーー それぞれの動画に狙いがあると思うのですが、どのように決めているのでしょうか?

坪田 育児にはとても多くの課題があるので、ユーザーインタビューやユーザーコメントからユーザーのニーズが見えてきます。

そのニーズと、発信したほうがいいと私たちが考える文化を掛け合わせることも多いですね。例えば、離乳食のニーズは「家にあるもので作りたい」というものが圧倒的です。でも、旬の食材を使った離乳食レシピを配信すると、コメントもライクも増えたりします

藤森 女性が必要とする情報は年齢層により大きく異なるので、画一的に狙いは決めてはいません。私たちもユーザーからのコメントやリクエストで寄せられた課題を解決できるかどうかを考えて、コンテンツを作ることも多いですね。

後は、専門家に聞くことですね。例えば、メイクの専門家に「こういうやり方があるよ」とアドバイスをもらって、動画に落とし込むことも多くあります。

ーー 動画を作るコストはどのように工夫していますか?

坪田 ご指摘の通り、動画の制作にはかなりコストがかかります。ですから、スタートアップが「3,000万円資金調達しました!」という状態では始められないのが動画サービス事業だと思います。

ただ、考え方を変えると動画は字幕さえ変えればグローバルに展開が可能です。グローバルまで考えると、必ずしもコストが高いとは思っていません。

もちろん内部で生産性を高める努力はしていて、編集は1本当たり1〜2時間で終えられる体制を作っていますね。企画・撮影を含めても平均3.5時間くらいだと思います。


以上で、「TECH PLAY Conference 2017」5日目のレポートは終了です!
最終日のレポートもお楽しみに!

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