【レポート】国家課題に最新テクノロジーを駆使してイノベーション起こす!ドイツの改革事例を用いたAccenture流メソッド
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ワークショップ「事例を踏まえた日本における労働市場エコシステムの検討」
立石さん、大寺さんによる約1時間の講演の終了後、10分ほど休憩を挟み、後半はワークショップが開催されます。
ワークショップのテーマは「新しいハローワーク(理想の人材エコシステム)のアイディア」を「求職者」「求人企業」「雇用支援団体」の観点から考えること。
チームごとにひとつの観点が割り振られ、約20分の時間でチームごとにアイディアをまとめます。
まずはアイディアを個人で付箋に書き出し、その後「効果」と「実現性」の軸からチームでアイディアを整理するという手法で行われたワークショップの時間は、あっという間に発表の時間を迎えます。
それぞれのチームのアイディアを紹介します!
まずは求職者の観点から考えたチームのアイディアです。
- 「だるい仕事はしたくない」「人が幸せになる仕事がしたい」など感情に基づいた「あいまいな検索」による求人とのマッチング
- 「Amazon」と「LinkedIn」を合わせたようなサービスを作りたい。性格やスキルを入力することで、「Amazon」のオススメ一覧のようにその人にあった企業がレコメンドされる
- 対話型のBotと簡単なやりとりをすることにより、「自分がどのような職を求めているのか」がわかるサービス
次に求人企業の立場からのアイディアです。
- 企業が欲しい人材の条件として、「この能力を持っている人が欲しい」だけではなく、「最低限この能力を持っていなければ困る」が挙げられるように。その他の条件を提示できるようになるので、マッチングする人が増やせる
- 高付加価値な業務で生産性を高めるために、自社の事業戦略に合わせて「どのようなスキルを持った人材が必要なのか」を教えてくれるコンサルサービス
最後のアイディアは、雇用を支援する民間事業者の立場から考案されたものです。
- 求職者にスキルアップのトレーニングを提供し、そのトレーニングが就業につながったら報酬が入る仕組み
- 本当に現場で必要とされるスキルをトレーニングできる場を無料で提供することで、人や企業が集まり、収益化にもつなげられる仕組み
懇親会!
ワークショップの終了後は、懇親会のスタートです!
軽食とお酒をツマミながら、参加者と登壇者の間で多くの情報交換が行われていたようです。
またの開催、参加をお待ちしています!