サーバーワークス の技術ブログ

Windows 10にWSL2をインストールしAWS CLIを実行する

コーヒーが好きな木谷映見です。 生まれてこの方生粋のWindowsユーザーなのですが、ついに手元のWindows端末にWindows Subsystem for Linux(以下、WSL)をインストールしました。 今回は手元のWindows 10端末にWSL2をインストールしAWS CLIを使えるようにするまでに私が行った手順を記載します。 手順1.前提条件 手順2.WSL2インストール 手順3.AWS CLI v2インストール 3-1.unzipコマンドをイン

EC2作成時にAWS Systems Manager Session Managerを有効にする方法

みなさんこんにちは。マネージドサービス部(MS部MS2課)の塩野です。 MSと聞くと、なぜかモビルスーツの映像が頭に浮かんでくるのは世代のせいでしょうか(汗 概要 手順 動作確認 総括 概要 今回はEC2インスタンス(Windows)作成時にAWS Systems Manager Session Managerを有効化にするやり方を紹介します。 AWS Systems Manager Session Managerを使用することで、AWSのマネージメントコンソール

AWS CloudShellででslコマンドをつかいたい

AWS CloudShellででslコマンドをつかいたい AWS CloudShellでは標準のリポジトリにもamazon-linux-extrasにもslコマンドがなくインストールできません。 こちら↓のRHEL 7の方法を参考にEPELリポジトリを有効にすると yumでインストールできます! aws.amazon.com $ sudo yum -y install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-7.noarch.rpm $ sudo yum -y install sl $ sl おおおおお! ちなみに..…

【AWS】SIEM on Amazon OpenSearch Serviceを触ってみました【備忘録】

クラウドインテグレーション部 柿﨑です。 最近はダイエット目的で始めたバドミントンが楽しくて仕方ありません!! 一緒にやってくれる方を絶賛募集中です。 今回は初めてSIEM on Amazon OpenSearch Serviceを触りましたので、備忘録として残します。 概要 前提 できること ログの取り込み ログの可視化 ログの調査 開始方法 注意点 設定値の更新 インデックスの閲覧権限 や
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【GeoLite2】MaxMindの無料ライセンスキー取得手順

クラウドインテグレーション部 柿﨑です。 【AWS】SIEM on Amazon OpenSearch Serviceを触ってみました【備忘録】に必要なライセンスキーの取得手順を書きます。 MaxMindの登録手順 MaxMindアカウントの作成 MaxMindのページへアクセスし、「Products」の「GeoLite2 Free Geolocation Data」を押下 「Sign Up for GeoLite2」を押下 必要な項目を入力し、「Continue」を押下 受信したメールを確認し、以下画
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【Amazon SES】GmailからSES経由でメール送信する方法

こんにちは、屋根裏エンジニアの折戸です。 さっき階段を踏み外してお尻を強打しました。 皆さんも階段にはくれぐれも気をつけましょう。 今日はGmailからSES経由でメールを送信する方法についてご紹介します。 仕組み 前提条件 SES SMTP認証情報 取得 Gmail SMTP 設定 WorkMail 確認メール 確認 Gmailからメール送信 Gmail 確認 最後に 仕組み Amazon SES(以下、SES)はSMTPインターフ

【IAMポリシー】AMI作成許可を特定タグ付きのEC2に制限する

こんにちは! クラウドインテグレーション2部 技術3課の樺澤です。 タイトルの件、意外とややこしかったので記録に残します。 はじめに IAMポリシーとは タグベースの制御のユースケース 今回やりたいこと クイズです A B 解説 なぜBが正解? ①Condition句が適切なリソースにかかっている ②サービス認証リファレンスの条件が反映されている まとめ 最後に はじめに IA

AWS CloudShell で長時間の処理をするのはなかなか難しいという話

こんにちは 春が近いですね いつかの桜 さて本題です AWS CloudShell ではどれくらい長時間の処理ができるのか? (仕様の確認) ドキュメントを見てみましょう Limits and restrictions for AWS CloudShell - AWS CloudShell Shell sessions ・Inactive sessions: AWS CloudShell is an interactive shell environment—if you don't interact with it using your keyboard or pointer for app…
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【Amazon Connect Salesforce CTI Adapter】セールスフォースをIdPとしてAmazon ConnectへSSOする設定

Amazon Connectのユーザーアカウント管理方法として、セールスフォースのアカウントと連携し、シングルサインオン(SSO)する手順を紹介します。 セールスフォースのユーザーアカウントとAmazon Connectのユーザーを関連付けることで、セールスフォースへログインしていれば、簡単にAmazon Connectへもログインすることができます。 Amazon Connect CTI Adapter for Salesforce によってAmazon Con

【基礎から学ぶ】TerraformとAWS Lambda Layers のアレコレ

TerraformでAWS Lambda Layers(以下レイヤー)を扱う際のアレコレをまとめたいと思います。 Lambdaレイヤーのバージョンについて Lambda関数からLambdaレイヤーを使う際は、レイヤーに付与されているバージョンを指定することとなります。 このバージョンはレイヤーのコードを更新する際に、インクリメントされます。 したがって、Lambda関数から、更新されたレイヤーを参照し

【pytest入門】第1章 - pytest概要

pytestの概要およびインストール方法、使用方法を紹介します。

え?! Amazon Connect ってリアルタイム通知できちゃうの?

こんにちは。Amazon Connect専任担当の丸山です。 Amazon Connectではリアルタイムの通知をすることができるのをご存知でしょうか。 Amazon Connectの管理画面上で設定をするだけで利用できるようになります。 できるようになること 前準備1:Contact Lens for Amazon Connectの設定をする 前準備2:ルールの設定をする 実演 実演解説 注意すべきポイント 注意ポイントに対する工夫 まとめ

【Amazon Connect+Salesforce】Voice IDによる音声認証フロー例

Amazon Connect のVoice ID機能を使って音声による本人確認を試してみます。 電話サポートなどで、生年月日や登録電話番号を本人確認として聞かれることがあると思いますが、この部分を音声(声紋)で実施する、ということになります。 概要 構成 設定手順 CTI Adapter for Salesforceを設定する セールスフォース:取引先責任者へカスタム項目を追加 顧客レコードの登録 Voice IDを

Transit GatewayとDirect Connect Gatewayを使ってオンプレミス と AWS 間を接続する方法

こんにちは!イーゴリです。 Transit GatewayとDirect Connect Gatewayを使ってオンプレミス と AWS 間を接続する方法をご紹介したいと思います。 構成図 Direct Connect Gatewayの作成 Transit VIFの作業 Transit VIFの用意 Transit VIFの承諾 Transit Gatewayの作成 Direct Connect GatewayとTransit Gatewayの関連付け Transit Gateway Attachment用のサブネットの用意 Transit Gateway Attachment用の作成 (VP…

【Cloud Automator】タイマートリガーで毎月の曜日指定をすることができるようになりました

これまでCloud Automatorでは、「毎月第1土曜日」のような指定で定期実行させるためにはスケジュールトリガーを利用してユーザー自身が「毎月第1土曜日」となる日付を入力する必要がありました。 今回リリースするタイマートリガーの毎月の曜日指定対応で、直接「毎月第1土曜日」のような指定を行えるようになります。 これにより、毎月の決まった曜日指定をより簡単