サーバーワークス の技術ブログ

【AWS Gateway Load Balancer(GWLB)】概要と設計ポイントと構成例について

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに GWLBとは 従来のアプライアンス構成 GWLBの概要 概要図 コンポーネント 概要 GENEVEのメリット 設計のポイント 構成例 TGWなし ①VPCからInternetへのトラフィック監査 TGWあり ②VPCからInternetへのトラフィック監査 ③VPC間のトラフィック監査 ④オンプレからInternetへのトラフィック監査 ⑤オンプレからVPCへのトラフィック調査 参

【AWS CLI】Route 53の情報出力編

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド ホストゾーンの一覧 レコードの一覧 全ホストゾーンのレコード一覧 おまけ 終わりに はじめに 今回は、Route53 関連の情報を取得する方法をご紹介いたします。 利用するコマンド,サブコマンド まず、AWS CLIの構造は以下の通りです。 aws [options and parameters] 上記を前提に今回使う , は、以下の
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AWS CloudShellを使ってAWS CLIの基本を学ぶ

技術2課の松田です。こんにちは。 AWS CLI、使っていますか? 何となくとっつきにくい印象のあるAWS CLI(以下、CLIとしますね)ですが、公式のBlack Beltでも謳われているように、作業の効率化や自動化において非常に役立ってくれます。また普段コンソールで行っている作業も、CLIでやってみると違う景色が見えたりして、ちょっとした学びの機会になったりします。あと

なぜAmazon RDSの自動バックアップの保持期間設定の内容と実際のスナップショット数が一致していないのか

RDSのスナップショット数が自動バックアップの保持期間よりも多く作成されていたことはありませんか?今回はそれを記事にしました。
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AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 オンプレミス環境を担当した時にWindows UpdateのためにWSUS(Windows Server Update Services)を使いましたが、AWSで自動的にWindows Updateを適用させるとても楽な方法があります! 本件の記事では、AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法をご紹介したいと思います。 企業の中でアプリケーションに影響が出る可能性がある

空ファイルをブラウザ側でダウンロードしてしまう原因となる、S3のフォルダオブジェクトを削除する

CI部 平野です。 本記事執筆時は3月ですが花粉で苦しむ方が多いですね。 私は春の花粉はほぼ感じないですが、秋の花粉症が酷くてあまり共感されません。。。 今回はS3を利用してWebサイトをホストしていた時に発生した事象について記載します。 どういう現象? S3に静的Webページをホスティングしている際に、<https://ドメイン名/ディレクトリ/>というパスへアクセス
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CloudFrontディストリビューションの代替ドメイン名を付け替える

はじめに CI部 平野です。 既存のCloudFrontディストリビューションから、新規に作成したディストリビューションへ代替ドメインを切り替えることがAPIで簡単にできるようになったようだったので試してみました。 背景 案件で使用中のCloudFrontディストリビューションのオリジンを「ELB+EC2」構成から「S3」構成へ変更する必要があり、ファーストステップとして新規S3オリジ
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AWS CLIでAMI・スナップショット一覧を取得する

コーヒーが好きな木谷映見です。今日はスタバのホワイトモカを飲みました。 EC2を利用していると、定期バックアップ等でAMIやスナップショットが溜まります。 これらをAWS CLIで一覧にして取得します。 スナップショットのSnapshotIdの取得 対象AWSアカウント内のSnapshotIdの一覧 SnapshotIdと時間の一覧 特定日次より前に作成されたsnapshotのSnapshotIdと時間の一覧 おまけ:CloudShel
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【AWS CLI】【Route 53】委任セットを使って、サブドメインを委任してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド やること 手順 アカウントBに対する操作実施 ①委任セットの作成 ②委任セットの確認 ③委任セットを使ったホストゾーンの作成 アカウントAに対する操作 ④NSレコードの登録の準備 ⑤NSレコードの登録 ⑥動作確認 終わりに はじめに 今回はRoute 53の委任セットを使い、サブドメインを委任
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ルートボリュームをEBSスナップショットから復元したボリュームに設定する

AWS CLIが好きなテクニカルサポート課の市野です。 ふと、AMIからの起動ではなく、既存のEBSスナップショットをルートボリュームにしてEC2インスタンスを設定することができたよな?と気になったので、構築・設定手順の確認と整理をしてみました。 手順概要 大まかな手順は以下のようになります。 スナップショットからボリュームを作成 復元用インスタンスの作成 復
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【Cloud Automator】即時実行トリガーが手動トリガーに変わります

即時実行トリガーは、ジョブが作成されると即時に当該ジョブを実行するものでしたが、任意のタイミングで何度でも実行可能な「手動トリガー」へと名称および動作が変更になります。

Hyperglance製品のAutomation機能を使ってみた

概要 当エントリーでは、Hyperglance製品のAutomations機能の初期設定と実行をしてみたので自分へのメモを兼ねて情報として残します。 内容や画面描画については執筆時点のとなり最新のものと異なる可能性がある点ご注意ください。 概要 Automation機能とは Automationsの初期設定をしてみる Hyperglance画面にて Automationsの設定 実際にAutomations処理を仕掛けてみる まとめ 関連エント

【Route 53】ドメインを委任する際に便利な委任セットについて

はじめに 委任セットとは 委任セットを使うメリット 例えば 委任セットを使わない場合 委任セットを使う場合 補足 終わりに はじめに こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、ドメインを委任する際に便利な委任セットについて、ブログに記載いたします。 委任セットとは まず前提として、Route 53でホストゾーンを作成すると、NSレコードに4つのネームサーバー(
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【CloudWatch Logs Insights】VPCピアリングのトラフィック量を調査してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 前提 ログ形式 traffic-path 補足 クエリ一覧 ⓪クエリ実行前の準備 ①リージョン内のVPCピアリングのトラフィック量の出力 ②リージョン内のVPCピアリングのトラフィック量をENI単位で出力 ③時間単位でリージョン内のVPCピアリングのトラフィック量を出力 終わりに はじめに 今回は、VPCピアリングからTGWに移行する際の事前
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Dockerコンテナで Windows IIS を動かす

こんにちは、クラウドインテグレーション2部 技術1課 宮形 です。 私はサーバーワークスへは昨年2021年12月に中途入社しまして、はや4か月がたとうとしています。 実務では主に VPC、EC2、RDS、WorkSpaces といったインフラ部分の構築を担当してきましたが、そろそろ新しい領域チャレンジということで、Dockerコンテナ技術 にトライしてみようと思います。 アプリケーション