サーバーワークス の技術ブログ

【Amazon Connect】S3に格納した音声プロンプトを再生する設定と活用アイデア

Amazon Connectの問い合わせフロー内でAmazon S3へ保存した音声ファイルを利用することができるようになりました。 動作を試すとともに、この機能の活用案を考えてみます。 概要 設定 S3バケットの準備 音声ファイルのアップロード 問い合わせフローを作成 動作確認 成功時 失敗時 活用案 1.サードパーティ製音声読み上げサービスを利用する 2.定期的に変化する音声情報を自
AWS

AWS CodePipeline(CodeCommit → Codedeploy → EC2へデプロイ)を設定してみた

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 この記事では、試しにAWS CodePipelineを使って、CodeCommit → Codedeploy → EC2へデプロイのプロセスを作ってみましたので、ご紹介したいと思います。 構成の説明 前提条件 IAMユーザー用のGit 認証情報の生成手順 CodeCommitリポジトリを作成する CodeCommitリポジトリにサンプルコードを追加する CodeDeployエージェントのインストール 事前準備(
AWS, Git

AWS Certified: SAP on AWS - Specialty Beta 試験に合格しました

カスタマーサクセス部 佐竹です。 AWS Certified: SAP on AWS - Specialty Beta の結果が出たので共有ブログとなります!結果としては、無事に合格できていました。私のスコアも掲載します。
CS

OneLogin でヌーラボ社のサービスへシングルサインオンする

サーバーワークスでは様々なSaaSを利用していますが、ユーザーIDを管理するための IDaaS は OneLogin を使っています。 今回は、OneLogin で 株式会社ヌーラボの Cacoo へシングルサインオンする設定を検証してみました。 今回のシナリオ Nulab Pass のトライアルの申し込み OneLogin と Nulab Pass の設定 OneLogin にアプリケーションを追加 ヌーラボ組織IDの設定 ドメイン所有権の確認 SAML

AWS との契約は標準で日本法準拠となっていました

日本法人がAWSを利用するとき、従来は米国のAmazon Web Services, Inc. と契約していました。これが2022年2月ごろにAWS Japan(アマゾンウェブサービスジャパン合同会社)との契約に切り替わっています。 カスタマーアグリーメントの変更 以下は、Customer Agreement - What's Changed の関連箇所を機械翻訳したものです。支払い方法がクレジットカードか請求支払いかでタイミングが異な
AWS

【Cloud Automator】ジョブの開始が遅延したら実行をキャンセルできるようになりました

ジョブの実行開始遅延時に実行をキャンセルできる機能をリリースしました。 本機能で解決できること 従来、Cloud Automatorで障害が発生し、ジョブの開始が遅延した場合、障害が復旧次第ジョブが順次実行されていました。 そのため、指定した時間から大きくジョブの開始が遅延した場合は実行させたくない場合であっても、ジョブの実行の制御が出来ませんでした。 本

【Amazon CloudFront】Lambda@Edgeを使ってS3 内コンテンツのBasic認証を作成してみた

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 Lambda@Edgeを使ってS3 内コンテンツのBasic認証を作成してみたので、本件の記事ではご紹介致します。 前提条件 事前準備 S3バケットの作成 ウェブサイトアクセスのアクセス許可の設定 CloudFrontの設定 Lambda@Edgeの概要 Lambda@Edge用のIAMロールの作成 Lambda関数の作成 Lambda@Edge へのデプロイ 動作確認 考慮事項 Lambda@Edgeを削除したい場合 Lambda@
AWS

【対策方法】CloudFront Distributionに紐付けたLambda@Edge関数を削除できない

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 CloudFront Distributionに紐付けたLambda@Edge関数を削除しようとすると、下記のようなエラーが発生します。対策方法は下記となります。 Lambda was unable to delete arn:aws:lambda:us-east-1:XXXXXXXXXXXX:function:add-header-function:2 because it is a replicated function. Please see our documentation for Deleting Lambda@Edge Functions a…
AWS

スナップショットを削除する前に、紐づいたAMIがないか確認しよう

コーヒーが好きな木谷映見です。 今回は私がハマってしまったスナップショットの削除について注意喚起する記事となります。 結論 スナップショットは紐づいたAMIがあると削除できない 元になったEBSボリュームやEC2インスタンスが存在しないからといって油断しないで! 終わりに 結論 スナップショットを削除する前に、紐づいたAMIがないか確認しましょう。 元になっ
AWS

X-Ray+Lambda+DynamoDBでデバイスデータ収集を監視・可視化する

こんにちは! サーバーワークスの松井です。 今回は、デバイスデータをLambdaを通じてDynamoDBに格納するまでをX-Rayで監視し、可視化できるようにしたいと思います。 前提条件 デバイス・Lambda共にpython3.9 デバイス内にboto3、aws_xray_sdkをインストール済み Lambdaをaws_xray_sdkを含んでデプロイしている デバイスにLambdaの実行権限を付与したクレデンシャル情報が設定されている
AWS

Amazon WorkSpaces クライアントアプリケーションのカスタマイズができるようになりました。

AWS CLIが好きなテクニカルサポート課の市野です。 本日のAWS CLIのchangelogを見ていて、Amazon WorkSpacesで興味深い変更がありましたので、ご紹介します。 https://github.com/aws/aws-cli/blob/develop/CHANGELOG.rst#12286 <抜粋> api-change:workspaces: Added APIs that allow you to customize the logo, login message, and help links in the WorkSpaces client login pag…
AWS

Kinesis Data Firehose 動的パーティショニングの制限超過エラーに遭遇した件

こんにちは! サーバーワークスの松井です。 Kinesis Data Firehoseに大量のデータを送信していたら制限超過エラーに遭遇したので紹介します。 発生事象 パーティションキーをIDで指定し、1から順番にインデックスを割り振ったJSONをKinesis Data Firehoseに送信していました。 すると送信先のS3の/error配下に以下のメッセージが格納されたファイルが作成されていました。 "errorMessa
AWS

【ネタ】Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)使用済みバケット名を調査してみた

みなさんこんにちは。 マネージドサービス2課の塩野です。 時々話題になるネタにはなりますが、設定で使いたい名前が使えないなぁと思って色々試しているうちに、そういえばこういう名前は使えるのだろうか?というのが気になって現在の状況を調べてみました。 概要 Amazon S3の命名規則について 動作確認方法 試してみた 数字の1だけを使った場合 数字の2だけを
AWS

【アップデート】EC2 インスタンスの自動復旧がデフォルトで有効になりました

こんにちは、テクニカルサポート課の大石(一)です。 EC2 について、気になるアップデートの情報があったので調べてみました。 aws.amazon.com 今まで EC2 インスタンスの自動復旧をおこなうには、インスタンス毎に CloudWatch アラームを作成し、復旧アクションを定義する必要がありました。 今回のアップデートでこの作業が不要となります。 執筆時点で英語版のみですが、
AWS

【Amazon CloudWatch Logs】ApacheのアクセスログをCloudWatch Logsへ収集する

今日も屋根裏からこんにちわ。 技術1課の折戸です。 春の訪れとともに屋根裏は気温がどんどん上昇しております。 そろそろエアコンを本格的に検討しなければ。 さて、今回はApachのアクセスログをAmazon CloudWatch Logs (以下、CloudWatch Logs)へ収集する方法をご紹介します。 Amazon CloudWatch Logs とは 前提条件 EC2 に CloudWatch Logs へのログ出力権限 付与 IAM Role 作成 IAM Role を EC2