サーバーワークス の技術ブログ

なぜAmazon RDSの自動バックアップの保持期間設定の内容と実際のスナップショット数が一致していないのか

RDSのスナップショット数が自動バックアップの保持期間よりも多く作成されていたことはありませんか?今回はそれを記事にしました。
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AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 オンプレミス環境を担当した時にWindows UpdateのためにWSUS(Windows Server Update Services)を使いましたが、AWSで自動的にWindows Updateを適用させるとても楽な方法があります! 本件の記事では、AWS Systems Manager Patch Managerで自動的にWindows Updateを実行する方法をご紹介したいと思います。 企業の中でアプリケーションに影響が出る可能性がある

空ファイルをブラウザ側でダウンロードしてしまう原因となる、S3のフォルダオブジェクトを削除する

CI部 平野です。 本記事執筆時は3月ですが花粉で苦しむ方が多いですね。 私は春の花粉はほぼ感じないですが、秋の花粉症が酷くてあまり共感されません。。。 今回はS3を利用してWebサイトをホストしていた時に発生した事象について記載します。 どういう現象? S3に静的Webページをホスティングしている際に、<https://ドメイン名/ディレクトリ/>というパスへアクセス
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CloudFrontディストリビューションの代替ドメイン名を付け替える

はじめに CI部 平野です。 既存のCloudFrontディストリビューションから、新規に作成したディストリビューションへ代替ドメインを切り替えることがAPIで簡単にできるようになったようだったので試してみました。 背景 案件で使用中のCloudFrontディストリビューションのオリジンを「ELB+EC2」構成から「S3」構成へ変更する必要があり、ファーストステップとして新規S3オリジ
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AWS CLIでAMI・スナップショット一覧を取得する

コーヒーが好きな木谷映見です。今日はスタバのホワイトモカを飲みました。 EC2を利用していると、定期バックアップ等でAMIやスナップショットが溜まります。 これらをAWS CLIで一覧にして取得します。 スナップショットのSnapshotIdの取得 対象AWSアカウント内のSnapshotIdの一覧 SnapshotIdと時間の一覧 特定日次より前に作成されたsnapshotのSnapshotIdと時間の一覧 おまけ:CloudShel
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【AWS CLI】【Route 53】委任セットを使って、サブドメインを委任してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 利用するコマンド,サブコマンド やること 手順 アカウントBに対する操作実施 ①委任セットの作成 ②委任セットの確認 ③委任セットを使ったホストゾーンの作成 アカウントAに対する操作 ④NSレコードの登録の準備 ⑤NSレコードの登録 ⑥動作確認 終わりに はじめに 今回はRoute 53の委任セットを使い、サブドメインを委任
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ルートボリュームをEBSスナップショットから復元したボリュームに設定する

AWS CLIが好きなテクニカルサポート課の市野です。 ふと、AMIからの起動ではなく、既存のEBSスナップショットをルートボリュームにしてEC2インスタンスを設定することができたよな?と気になったので、構築・設定手順の確認と整理をしてみました。 手順概要 大まかな手順は以下のようになります。 スナップショットからボリュームを作成 復元用インスタンスの作成 復
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【Cloud Automator】即時実行トリガーが手動トリガーに変わります

即時実行トリガーは、ジョブが作成されると即時に当該ジョブを実行するものでしたが、任意のタイミングで何度でも実行可能な「手動トリガー」へと名称および動作が変更になります。

Hyperglance製品のAutomation機能を使ってみた

概要 当エントリーでは、Hyperglance製品のAutomations機能の初期設定と実行をしてみたので自分へのメモを兼ねて情報として残します。 内容や画面描画については執筆時点のとなり最新のものと異なる可能性がある点ご注意ください。 概要 Automation機能とは Automationsの初期設定をしてみる Hyperglance画面にて Automationsの設定 実際にAutomations処理を仕掛けてみる まとめ 関連エント

【Route 53】ドメインを委任する際に便利な委任セットについて

はじめに 委任セットとは 委任セットを使うメリット 例えば 委任セットを使わない場合 委任セットを使う場合 補足 終わりに はじめに こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、ドメインを委任する際に便利な委任セットについて、ブログに記載いたします。 委任セットとは まず前提として、Route 53でホストゾーンを作成すると、NSレコードに4つのネームサーバー(
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【CloudWatch Logs Insights】VPCピアリングのトラフィック量を調査してみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 前提 ログ形式 traffic-path 補足 クエリ一覧 ⓪クエリ実行前の準備 ①リージョン内のVPCピアリングのトラフィック量の出力 ②リージョン内のVPCピアリングのトラフィック量をENI単位で出力 ③時間単位でリージョン内のVPCピアリングのトラフィック量を出力 終わりに はじめに 今回は、VPCピアリングからTGWに移行する際の事前
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Dockerコンテナで Windows IIS を動かす

こんにちは、クラウドインテグレーション2部 技術1課 宮形 です。 私はサーバーワークスへは昨年2021年12月に中途入社しまして、はや4か月がたとうとしています。 実務では主に VPC、EC2、RDS、WorkSpaces といったインフラ部分の構築を担当してきましたが、そろそろ新しい領域チャレンジということで、Dockerコンテナ技術 にトライしてみようと思います。 アプリケーション

【Amazon Route 53】サブドメインの権限を委譲する方法

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 本件の記事では、サブドメインを別のホストゾーンに権限委譲する方法をご紹介させて頂きます。 なお、今回の記事の例としてAmazon Route 53を使用しますが、Amazon Route 53でなくても、方法は変わりません。但し、対象DNSサービスの操作画面が変わります。 本件の記事の目標 変更前 変更後 権限委譲方法 作業前のAWSアカウント1の状態 A
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新規EC2に既存のプライベートIPアドレス及びMACアドレスを引き継ぐ

こんにちは!技術4課のイーゴリです。 本件の記事では、新規EC2に既存のプライベートIPアドレス及びMACアドレスを引き継ぐ方法をご紹介させて頂きます。 下記のパターンの場合、既存のENIを移行する必要があるため、下記に手順を記載します。 新規EC2に既存のEC2のプライベートIPアドレス及びMACアドレスを引き継ぎたい EC2を再構築する時に同じプライベートIPアドレス及
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Amazon Aurora DBクラスター(MySQL 互換エディション)のタイムゾーンを変更する

コーヒーが好きな木谷映見です。暖かくなってきたので、今日は今年初のアイスコーヒーを淹れました。 本日は、Amazon Aurora DBクラスター(MySQL 互換エディション)のタイムゾーンの変更をやってみました。 Aurora DBクラスターのタイムゾーン変更手順 DBクラスターパラメータグループとDB インスタンスパラメータグループの違い DBパラメータグループ DBクラスターパラメ