サーバーワークス の技術ブログ

【SSM】SSM Agentが未導入のEC2を調査するスクリプトのご紹介

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 調査方法 結論 解説 いつ認識されたEC2なのか 終わりに はじめに 今回ご紹介するスクリプトは、正確には、Managed Nodesとして過去に1度も認識されたことがないEC2を調査するスクリプトになります。 そのため、このスクリプトの実行結果で出力されたEC2は、以下が未対応である可能性を示唆しております。 SSM Agentの導入 EC2へ
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AWS Client VPN Endpointがアタッチ済みのVPCからInternet Gatewayをデタッチする際に苦労した話

こんにちは。クラウドインテグレーション部(CI部)技術2課の山下です。 今回は、AWS Client VPN Endpoint(以下、VPNエンドポイント)がアタッチされているVPCから Internet Gateway(以下、IGW)をデタッチする際に少々苦労したため、 備忘のために記事にしたいと思います。 今回のユースケース IGWデタッチの失敗 事象 考察 解決方法 考えられる原因 おわりに 今回のユースケース
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AWS管理ポリシーを元にカスタマー管理ポリシーを作成した際のビジュアルエディタ上での警告表示について

AWS管理ポリシーをもとにカスタマー管理ポリシーを作成しようとした際に表示された警告について悩んだこと記載しています。 読んでいただいた方の参考になれば幸いです。 はじめに エデュケーションサービス課の中村(哲)です。 今回のブログでは、IAMポリシーを作成しようとした際に、以下の警告が表示され確認した内容を記載します。 「ポリシーのアクションは
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【VDI導入②】Amazon WorkSpacesを構築してみた(高速セットアップの方法)

こんにちは!クラウドインテグレーション部技術1課のイーゴリです。 この記事には、Amazon Workspacesの簡単な展開の仕方についてご紹介させて頂きます。 Amazon WorkspacesとはAmazon製品のVDIです。 詳しくはこちらのページをご覧ください。 blog.serverworks.co.jp Amazon Workspaces初期構築 使用したいリージョンを選択 Workspacesの構築を開始 Amazon WorkSpacesのバンドルの選択及びユーザー作

【Amazon Connect】通話詳細情報(CTR)をS3へ保存、活用するための準備

Amazon Connectのコンタクト追跡レコード(個々の通話詳細情報)をS3ストレージへ保持、活用するための設定方法の紹介です。 概要 おおまかな構成 設定手順 手順1. S3バケット作成 手順2. Athena設定 手順2-1. Query editor:Settings 手順2-1. Table Create 手順3. Kinesis Data Firehose設定 手順3-1. Firehose:Create a delivery stream-1 手順3-2. Firehose:Create a delivery stream-2 手順3-3. Firehose:Create a …
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コスト削減のため長期間コネクションがない RDS を AWS CLI で探し出す

営業部 佐竹です。本ブログでは Trusted Advisor の「Amazon RDS Idle DB Instances」における最大分析期間である14日間を超えて DB コネクションが行われていない RDS DB インスタンスを探し出すために AWS CLI が有効活用できるということを記載いたしました。
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Nutanix Clusters on AWS のセキュリティグループにおいてデフォルトから変更が発生するシチュエーションについて考える

概要 当エントリーでは、Nutanix Clusters on AWS (以後NCA)環境を構築時に自動的に作成されるセキュリティグループ(以後SG) に対し変更が発生するシチュエーションと対応について考えていきます。 概要 NCAのセキュリティグループのデフォルト設定について (改めて)Nutanixオフィシャルの言及 ケース1. 既存 Nutanix Clusterの延伸 ケース2. インターネット(IGW経由)からUVMへアクセスさ

Cloud Automator SREチームの紹介

こんにちは。Cloud Automator、SREチームの尾崎です。 いよいよ冬が近づいてきましたね。 この記事では以前の「New Relic実践入門 監視からオブザーバビリティへの変革 書評 -後編-」 blog.serverworks.co.jp の中で触れた、Cloud AutomatorのSREチームについて、SREチームが出来た背景と日々の取り組みを紹介したいと思います。 Cloud Automatorとは はじめに、Cloud Automatorを簡単に紹介します
AWS, SRE

新機能の開発前に行っている3つのプラクティスを紹介します

こんにちは、サービス開発課の丸山です。 本日はタイトルの通り、サービス開発課で開発している Cloud Automator の新機能の開発前の段階で行っている取り組みについてご紹介したいと思います。 とは言っても、うまくいっているベストプラクティスというほどのものではなく「今のところ実験も兼ねてこんな感じで回しています」という温度感のものです。 そのため、う

【AWS Glue】AWS Glue Data Catalog と AWS Glue Studio を活用して簡単ETLジョブ作成!

AWS GlueはAWSのフルマネージドなETLサービスです。S3やAuroraなどさまざまなデータソース/ターゲットのメタデータをData Catalogとして保存し、それらに対して抽出・変換・ロードのジョブが実行できます。またサーバーレスであるためインフラの管理もほとんど必要ありません。 docs.aws.amazon.com AWS Glueではスクリプトをジョブとして実行しますが、AWS Glue Studio というツールも用

Terraform state file 操作

こんにちは!サーバーワークスの松井です! 今回は、Terraform state file(以下、state file)の操作方法について紹介します。 Terraformは、CloudFormationでのコード管理と違い、state fileにてクラウド環境の現在の状態を管理します。 手動で構築したリソースをTerraformの管理対象としたい、逆にTerraformの管理対象からリソースを外したいという場合にこの記事を役立てていただければと

EC2 メンテナンスイベントの実行時間帯を定義する「イベントウィンドウ」を活用する

営業部 佐竹です。本日は、少し前にリリースされた「Amazon EC2 メンテナンスイベントの実行時間を特定の時間枠だけに閉じ込めてしまえる機能」について解説します。これは RDS のメンテナンスウィンドウのように「予め定められた時間帯にだけインスタンスのメンテナンスを行う」という設定が EC2 でも可能となったという機能になっています。
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Kinesis Data Analyticsでサウナの水風呂の温度をリアルタイム集計 ~スライディングウィンドウの活用法~

本ブログは動画でも解説を行っています。 youtu.be こんにちは!サーバーワークスの松井です! 今回は、Kinesis Data Analyticsのスライディングウィンドウを活用して、複数のサウナ施設の水風呂の温度のデータを想定し、10秒毎に10分間の平均データを算出する方法を紹介します。 本記事は、Kinesis Data Analyticsの活用法(画像赤枠)にフォーカスするため、その他のサービス連携に

Route 53 Resolver の DNS クエリログを設定する

営業部 佐竹です。本日は、Route 53 Resolver の DNS クエリログ取得のための設定方法をご紹介します。DNS のクエリログは、セキュリティ監査やコンプライアンス上これが求められることもありますため、そのような場合には漏れなく設定されるのが良いでしょう。

AWS Fault Injection Simulator(FIS)の概要

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 今回は、AWS Fault Injection Simulator(以降、FIS)について調べる機会があっため、ブログにアウトプットいたします。 はじめに 用語の整理 カオスエンジニアリング 補足(カオスエンジニアリングが登場した背景) フォールトインジェクション FISの概要 FISとは FISの用語 ①実験テンプレート ②アクション ③ターゲット ④停止条件 ⑤実験 FIS
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