サーバーワークス の技術ブログ

Lambda開発のための環境づくり(ファイル・フォルダ構成編)

はじめに アプリケーションサービス部の森です。 最近、 M1macでトリプルディスプレイ可能なDockが登場 というYoutubeを見て、もう少し早ければ購入して、家の机の上の配線をきれいにできたのにと思った次第です。 整理という点では、プログラムの開発をする際にどのファイルをどのフォルダに置くかということを整理しないといけないなと思い、 前回、 Lambda開発のため

AWS Cloud WAN を使ってマルチリージョンの VPC 間で疎通確認する手順

コーヒーが好きな木谷映見です。 AWS Cloud WAN が GA(一般提供)されてから早 1 か月経ちました。 本記事では、AWS Cloud WAN の概要と、簡単なセットアップを試します。 AWS Cloud WAN ドキュメント AWS Cloud WAN 概要 イメージ図 VPC 混雑時代 AWS Transit Gateway の登場 AWS Cloud WAN の登場 Cloud WAN を使ってみる 準備しておくリソース Cloud WAN の設定 グローバルネットワークとコアネットワ

Distributed Load Testing on AWS を使ってみた

はじめまして、CI部の井出です。 負荷試験をDistributed Load Testing on AWS で実施したので、備忘録的にブログを書こうと思います。 概要 Distributed Load Testing on AWS とは AWS公式ドキュメントによると以下の通りです。 大規模および負荷時のソフトウェアアプリケーションテストを自動化して、リリース前に性能上の潜在的なパフォーマンスの問題を特定するのに役立ちます。この

Cloud9とSAMでStep Functionsを試す(part2_コード編集)

はじめに 対象者 Step Functions について Step Functions 概要 StateMachineとは Step Functionsの注意点 Step Functions のメリット StateMachine(ASLファイル) ASLファイルを編集 sampleのStateMachine sampleのStateMachine実行時に指定するパラメータ StateMachine全体に関わる定義 Stateに関する定義:インスタンスの起動 States.Array($.InstanceIds)について Stateに関する定義:インスタンス起動のためのwait Stateに関す

AssumeRole について DiveDeep する

コーヒーと DiveDeep が好きな木谷映見です。 皆さん、IAM を利用する際、「AssumeRole」というアクションを目にしたことはありますか?恐らく多くの方がかなりの回数目にしているのではないでしょうか。 私は特にこの「AssumeRole」というアクションが大好きです。目立たないけれど、いつもたくさんのサービスの裏で活躍している究極の縁の下の力持ち、いいやつですよね

サーバーレスとは?

コーヒーが好きな木谷映見です。 「サーバーレス」「サーバレス」という言葉を聞いたことがありますか? 本記事を読まれている方であれば、きっと聞いたことがあると思います。最近よく聞く「サーバーレス」、なんだか良さそう、モダンでかっこいい気がする! しかし、サーバーレスとはいったいなんなのでしょうか?本当にモダンでかっこいいのでしょうか? 本

AWS Cloudformation Guardやってみた

こんにちは!SRE2課の篠﨑です。 Cloudformation Guardご存じですか?私は知らなかったです。。。 docs.aws.amazon.com 本日、Build AWS Config rules using AWS CloudFormation Guardというアップデートを見て、気になったので簡単にやってみました。 こんな機能あるんだぁと思ってもらえたらと思います! Cloudformation Guardとは? ざっくりですが、作成したCloudFormationテンプレートがコンプライアン
AWS

Amazon WorkSpaces のコスト最適化を実際に行って得た運用 Tips

カスタマーサクセス部 佐竹です。 本日は、Amazon WorkSpaces の運用、その中でも「コスト最適化」に特化した運用知見について記載します。本知見を活用して実際に削減された AWS の利用料は、年間1,000万円以上になります。Amazon WorkSpaces のコストを下げたい、と考えているお客様に参考となれば幸いです。
AWS, CS

Amazon MWAA (Amazon Managed Workflows for Apache Airflow) のネットワーク構成と料金の概算。

こんにちは。 長野県の燕岳に登ったところ、親子の雷鳥に出くわした山本です。とても可愛かったです。 Amazon MWAA (Amazon Managed Workflows for Apache Airflow) のネットワーク構成と料金の概算。 Amazon MWAA の検証をしています。 Amazon MWAA のネットワーク構成がいくつかあるように見えたため、整理も兼ねて本記事を執筆しています。 この記事を読むと、Amazon MWAAのネットワーク構成

【Amazon Connect Salesforce CTI Adapter】着信ポップアップの設定と動作

CTI Adapter for SalesforceによってAmazon Connect と セールスフォースを統合した場合の顧客情報表示機能動作を確認、設定を確認します。 概要 環境 設定手順 CTI Adapter for Salesforce をインストール 取引先責任者を登録 動作確認 設定内容を確認 CTI Flow CTIブロック 検索とスクリーンポップ ソフトフォンレイアウト 最後に 概要 Amazon Connect とセールスフォースを統合する場合、「電話

【Amazon FSx for Windows File Serverの構築】自己管理型 Microsoft Active Directoryの組織の構成やユーザーの適切な権限などの考慮事項についての解説

こんにちは!イーゴリです。 ファイルシステムを結合する組織単位 (OU) 対策方法:FSx用の組織単位(OU)の作成 既存Active Directoryで適切なアカウント及びグループの作成 Amazon FSx for Windows File Serverの構築時のパラメーター入力 おまけ(マルチAZについて) 余談(マルチAZ機能の実現方法について) Amazon FSx for Windows File Serverの構築時に自己管理型 Microsoft Active Directoryを選択する場

【解決方法】Amazon FSx for Windows File Server ライフサイクルの状態で設定ミスが発生した場合

こんにちは!イーゴリです。 背景 検証環境で自己管理型 Microsoft Active DirectoryのEC2を起動せずにAmazon FSx for Windows File ServerでDNS エイリアスを追加しようとしたら、下記のエラーが発生しました。 ライフサイクル:設定ミス エラー内容: Amazon FSx is unable to communicate with your Microsoft Active Directory domain controller(s). Please allow network traffic between Amazon FSx and…
AWS

【CI/CD for EC2(Auto Scaling)】Blue/Greenデプロイをやってみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 概要図 ポイント 作業の流れ ①IAMロールの作成 ①-① EC2のIAMロール ①-② CodeDeployのIAMロール ②起動テンプレートの作成 ②-①起動テンプレートの画面を開きます。 ②-②起動テンプレートを作成を押下します。 ②-③起動テンプレート名を任意の名前で設定します。 ②-④使用するAMI(今回はAmazon Linux2の最新)および任意でタ
AWS

AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) の受験申込が可能になりました!

こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。 AWS Certified Solutions Architect - Associate の新バージョン (SAA-C03) が 2022/8/30 から受験でき、2022/7/26 から受験申込ができるようになりました。旧バージョン (SAA-C02) は 2022/8/29 まで受験可能です。 ここでは、試験ガイドをもとに旧バージョン (SAA-C02) と新バージョン (SAA-C03) でどのように変わったかをまとめました。 試験の
AWS

【試してみた】Stepfunctions workflow studio

こんにちは。2022年7月からサーバーワークスにジョインしましたIE課の小菅です。 IE課はInternal Education課の略称で2022年3月に新設され、中途採用で入社した方向けの養成所になっていて私がその課の第一号らしいです。 当社は全国どこに住んでいても仕事ができるということから、せっかくなので入社のタイミングで東京から地元宮城に移住しました。 前職ではデータ分析