サーバーワークス の技術ブログ

接続できないEC2へのトラブルシューティング記録【Windows】

こんにちは、クラウドインテグレーション部 技術1課 宮形 です。 自分はなんでも手を動かさないと覚えられないタイプなので、AWS においても日々手を動かして検証・確認することを心掛けています。 そんな私ですが、先日いつものように AWS を検証をしていたところ、EC2 の起動エラーが表示され接続できなくなり、ヒヤリ(汗)としました。 その時のトラブルシューティ

【AWS】25番ポートメール送信時に必要なDNSレコード登録

こんにちは、技術2課の加藤ゆです。 EC2からメールの送受信を行いたい場合、25番ポートの制限解除申請と、逆引きレコード登録をする必要があります。 今回は登録が必要なDNSレコードについてまとめます。 25番ポート送信制限とは? 逆引きレコードとは? なぜ逆引きレコード登録が必要なの? メール送信時サンプル構成 その1~NAT有ver.~ その2~NAT無ver.~ 逆引きレ
AWS

IAM ユーザーの作成手順

こんにちは、技術2課の加藤ゆです 今回は、IAM ユーザーの作成手順についてまとめていこうと思います。 本記事では、IAMユーザを1ユーザ作成し、グループに所属させます。 IAMユーザとは どう使うのが良い? 前提 IAM ユーザーの作成手順 IAMサービス画面に画面遷移 ユーザー詳細の設定 許可を設定 アクセス許可の境界(Permissions boundary)とは? 例えばどう使う? タグの追
AWS

【Azure AD】WorkSpacesでハイブリッドSSO環境を構築してみた

こんにちは、クラウドインテグレーション部 技術1課 宮形 です。 今年の冬は、自宅の作業部屋が寒すぎて困っております。 みなさんは AWS といえば何を思いつかれるでしょうか?EC2、RDS、Lambda 人それぞれだと思いますが、 私の場合は、なんといっても Amazon WorkSpaces !です。(以下 WorkSpaces と記) オンプレミスで実現しようとすると、仮想デスクトップ環境(VDI)の構築が

AWS Cost Explorerで「EC2 その他」と表示される部分の内訳を確認する方法

クラウドインテグレーション部 技術2課の山下です。 今回は、AWS Cost Explorer でサービス名が「EC2 その他」と表示される部分の内訳を確認する方法をご紹介します。 ※2023/4/14追記 AWS Cost Explorer のUIが変更されましたので、新UIでの確認方法を別途ブログに書きました。 今後はこちらをご参照いただければ幸いです。 blog.serverworks.co.jp EC2インスタンスは削除したのに「EC2 そ
AWS

pytest で LINE Bot のテストコードを書いてみる

はじめに こんにちは。アプリケーションサービス部 河野です。 line-bot-sdk-python のおかげで簡単に LINE Bot を実装できますが、 テストコードもちゃんと書いておこうということで、pytest で試してみました。 ※ 本記事で紹介する書き方については、あくまで一例としてご参考いただければ幸いです。 想定読者 Python の基本的な書き方を理解している line-bot-sdk-python を使用し

【用途別】S3ログを集計する方法 〜その③ 集計し、可視化したい〜

こんにちは、屋根裏エンジニアこと 技術1課の折戸です。 前々回、前回に引き続きS3ログを集計する方法について、 今回は 、 その③ 集計し、可視化したい 場合の方法についてご紹介します。 集計条件 その③ 集計し、可視化したい QuickSight アカウントの作成設定 QuickSight データセット作成 QuickSight S3のマニフェストファイルの作成 データセットの作成 新規 S3 データソ
AWS

AWS Resource Access Managerを使用して、複数アカウントでAWS Transit Gatewayを共有して通信する方法

クラウドインテグレーション部 技術2課の山下です。 今回は、AWS Resource Access Manager(以下AWS RAM)を使用して、 複数アカウントでAWS Transit Gateway(以下TGW)を共有して通信する方法をご紹介します。 複数のアカウントで作業が必要になり少々ややこしいため、出来るだけ分かりやすくお伝えできればと思います。 今回の前提 作業概要 ①(アカウントA)RAMでTGWをアカウントBに共
AWS

バックアップソフトからダイレクトにAmazon S3へバックアップ

みなさんこんにちは。 前回は個人向けNASから直接AWSのS3にバックアップをしてみました。 企業向けのバックアップソフトでも同様にAWSなどのクラウド環境にバックアップを保存できますので、今回はそちらを試してみたいと思います。 前回の記事 blog.serverworks.co.jp Veritas BackupExecを使用したバックアップ インストール バックアップ設定 IAMユーザーの設定 バケットの設定
AWS

Amazon Linux 2022 プレビュー版を見てみよう。

Amazon Linux 2022 プレビュー版を触ってみました。

Amazon ECS on FargateのBlue/GreenデプロイをCloudFormaitionでIaC化できるのか-Part1

こんにちは。最近神奈川県藤沢市に引っ越してQOLが上がりつつある、DS課の古川です。 はじめに 結論 テンプレート TransformとHooks Resources まずはリソースをデプロイしてみる Greenをデプロイする 最後に はじめに Infrastructure as Code(以下IaC)が当たり前の世の中になってきました。 この流れでAmazon ECS (以下ECS)もAWS CloudFormaition(以下CFn)でIaC化して構築する機会が増えま
AWS, IaC

Amplify Studioってホントにすごいの?

アプリケーションサービス部の千葉です。 『Amplify Studioすげぇ』の記事を目にしますが、どれも『チョット触ってみたけど良さそうでした』程度の内容で物足りないっすね。 公式ブログで謳っている 『最小限のプログラミングでFigmaからフルスタックのReactアプリを実現』ってのがホントなら、 この投稿のなかで『会社の本棚にある書籍管理システム』程度は作れちゃう

Amazon S3を使ったオンプレミスNASのDR対策

みなさんこんにちは。 そろそろ年の瀬ですが、年の瀬といえば今年1年でたまったもののお掃除が気になるところです。毎年この時期になると、たまりにたまったデータのお掃除をしたいなーと思いながら、ため込んだデータ多さになかなか整理しようと手につきません(汗 ということで毎年先延ばしにしているデータは少しずつ蓄積してしまい、それらのバックアップ

SysOpsアドミニストレーター-アソシエイトのラボサンプル利用方法

こんにちは!CI部技術2課の反町です。 SysOpsアドミニストレーター-アソシエイトの新試験につい先日合格してきました!やったー! 新試験にはラボがあります。マネジメントコンソール、または、AWS CLI で所定のシナリオの設定を行ういわゆる実技試験のような内容です。 旧試験と新試験内容の違いについては、以下の記事にまとめておりますので、気になる方はご参照

AWS Security Hubの指摘をSlackで通知されるようにしたい

今回のゴール AWS上の環境を精査して、セキュリティ的に良くないところがないか指摘してくれるAWSのサービス『AWS Security Hub』があります。 一度Security Hubを有効化すれば毎日チェックしてくれて「ここがダメ」と指摘してくれるのですが、AWSマネジメントコンソールにログインしてメニューから AWS Security Hub を選択して、AWS Security Hubの画面に遷移して結果を確認すること