データ分析教育講座実践編『株価データ分析講座』
イベント内容
Python実践講座:株取引データ分析編
株の仕組みへの理解を通して、本格的なデータ分析に挑戦します
株価データは、多くの社会人にとって最もなじみのあるデータ群の一つです。近年のインターネットでのオンライン取引の浸透によって手軽に株取引ができるようになり、資産運用や投資の手段として広く利用されるようになりました。最近では、機械学習を個人でも実装できるようになったことからシステムトレードに挑戦する人も増え、さらに、AI技術を用いたロボアドバイザーも登場するなど、株価データの活用は新しい局面を迎えています。
本講座は株取引を題材とした本格的なデータ分析の入り口となる講座です。Pythonを使用し、下図のような株価のトレンドに指標を重ねて可視化したり、ツイッターなどのSNSからデータを取得したり、複数のアプローチで情報を入手して分析を行います。必要な株取引に関する専門的知識について、ファイナンシャルプランナー横山研太郎氏による講義を準備しており、背景知識に不安をお持ちの方も参加しやすい講座になっております。皆様のご参加をお待ちしております。
(実際の株取引でも用いられるローソク足チャートとボリンジャーバンドの例です)
内容
前後半の2部構成となっております(時間は目安です)
前半(14:00-15:50)
◆オープニング
・投資とは何か?
・分散投資
◆株取引
・取引所の仕組み
・取引の仕組み
◆システムトレードとは
・テクニカル分析の指標(移動平均線、ボリンジャーバンドなど)
・ロジック作成の指針
・システムトレードの注意点
後半(16:00-17:50)
◆株価分析実践
・Pandasを用いたデータの取り扱いの基本
・各指標のグラフ化および分析
・ツイッターAPIを用いたデータの取得とテキストマイニング
◆機械学習モデルの作成に挑戦(グループワーク)
◆エンディング
・投資の意義
・リスクと不確実性
本講座の目標
・Pythonでデータの取得と前処理、適切なモデルの作成ができるようになる。
・株価データの可視化と分析、様々な観点から考察ができるようになる。
使用するデータ
本講座では、実際の株価データを取得できる株価API「QUICK Xignite APIs」を使用します。
利用に関して、通常は契約が必要ですが、この場でのみ有効のアカウントを参加者の皆様に発行致します。
サービス名:QUICK Xignite APIs
リンク:https://www.marketdata-cloud.quick-co.jp/Products
サービス提供事業主:株式会社QUICK (http://corporate.quick.co.jp/)
対象者
・Pythonの基本的なプログラミングスキルをお持ちの方
・機械学習に関する基本的な知識をお持ちの方
・株取引のデータ分析に興味をお持ちの方
本講座ではPandasライブラリを用いたデータ処理を何度も行いますので、DataFrameの扱いにある程度慣れている方を対象としております。
また講座内では、実際にいくつかの個別銘柄をピックアップし分析を行うことを予定しています。銘柄の大まかな種類に関する背景知識もある程度お持ちであることが望ましいです。
講師紹介
横山 研太郎氏(ねこのてFP事務所/代表)
1級ファイナンシャルプランニング技能士。
大阪府出身。京都大学法学部卒。大手IT企業の経理業務を経験後、中小企業の経営サポートを行う。現在は資産運用を柱としたファイナンシャルプランナーとして独立。その業務のかたわら、大学での講義や執筆活動を行う。
「ねこのてFP事務所」代表。好きな猫のタイプは「雑種」。
若松 邦茂(株式会社eftax・データアナリスト)
兵庫県出身。神戸大学大学院工学研究科卒業(修士)。外資系発電プラント機器メーカーで機械設計業務、プロジェクトマネジメント業務等を経験。現在は中小企業へのデータ分析の導入サポートを行うかたわら、デザイン思考、Pythonのセミナーを行う。
必要な物
・Anaconda3系最新版をインストールしたノートPCをご持参ください。
・OSは、Windows7以降、Mac10.9(Mavericks)以降を推奨致します。
・GPU環境は必須ではありません。
本講座に関する注意
本講座では、実際の株価データを用いて分析を行います。株価データの取り扱いに際し、参加者の方の氏名、住所および連絡先を会場にて確認させていただきます。何卒ご了承願います。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
