Coinhive事件最高裁「無罪」判決を受けて
イベント内容
概要
IT技術者の勉強会や研究発表が自粛され、日本のIT技術者の萎縮を招きくきっかけとなりかねないCoinhive事件。その最高裁判決が2022年1月20日に下される。判決の内容がどうであろうとも、この判決が日本のIT技術の将来に大きな影響を与えるものになるのは間違いない(※2022年1月20日 最高裁にて逆転無罪判決。)。そこで、Coinhive事件の当初から被告人の弁護を務めていた平野敬先生にこのCoinhive裁判を振り返って頂き、高木浩光先生にはこの最高裁判決が与える今後の影響について詳しく解説いただき、IT技術者の方々へのさらなる啓蒙を図る。
講演内容
講演内容は、判決日(1月20日)以降に決定されます。
- 平野 敬先生「コインハイブ事件最高裁無罪判決をどう理解するか」
- 高木 浩光先生 「不正指令罪、どうしてこうなった? これからどうなる?」
※現在17:10以降にて追加の登壇が可能です。1/20の最高裁判決が出てから募集を開始致します。登壇を希望される方は、当協会のTwitterのDMにて1)講演タイトル 2)講演概要 3)講演時間をご連絡ください。応募者多数の場合は、事務局にて内容を厳選した上で、決定させて頂きます。
タイムスケジュール
講演はYouTube liveで公開されます。(タイムシフト可能です)
時間 | 内容 |
---|---|
14:30 | 開場(プレス関係者のみ) |
15:00~15:10 | オープニング(日本ハッカー協会) |
15:10~16:10 | 平野 敬先生「コインハイブ事件最高裁無罪判決をどう理解するか」 |
16:10~17:10 | 高木 浩光先生 「不正指令罪、どうしてこうなった? これからどうなる?」 |
17:10~ | モロさんよりご挨拶 |
登壇者紹介
平野 敬
電羊法律事務所 東京第二弁護士会所属弁護士
ITストラテジスト,システム監査技術者
企業でシステム開発をしつつ夜間法科大学院に通い,弁護士に転身。
留学経験や外資系企業での契約業務経験がある。高度IT資格を生かした事件を得意とする。Coinhive事件で一審無罪、最高裁判決で逆転無罪を勝ち取る。
高木 浩光
産業技術総合研究所 サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 主任研究員
情報法制研究所 理事
コンピュータセキュリティ技術の研究に従事する傍ら、関連する法規に研究対象を広げ、これまでに、不正アクセス禁止法が規制する範囲に関する論点、不正指令電磁的記録に関する罪の解釈を巡る論点について論考を発表してきた。近年は、個人情報保護法の制定過程について情報公開制度を活用して分析し、今後の日本のデータ保護法制のあり方を提言している。著書に「ニッポンの個人情報」(共著、翔泳社)、「GPS捜査とプライバシー保護」(共著、現代人文社)など。
参加費
無料 (寄付募集中) https://www.hacker.or.jp/donation/
主催
一般社団法人日本ハッカー協会
日本のハッカーがもっと活躍できる社会を目指すための団体です。
会場について
新型コロナウイルスの感染対策のために一般の方の現地参加はできません。登壇者、スタッフ及びメディア関係者のみ会場での参加ができます。会場に関しては個別でお知らせします。
諸注意
- イベント内容は一部変更になる可能性があります。
- イベントの内容は後日公開されます。
注意事項
※ 掲載タイミングや更新頻度によっては、情報提供元ページの内容と差異が発生しますので予めご了承ください。
※ 最新情報の確認や参加申込手続き、イベントに関するお問い合わせ等は情報提供元ページにてお願いします。
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