第19回 Language and Robotics研究会

2023/11/20(月)12:20 〜 13:30 開催
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イベント内容

Language and Robotics 研究会について

これまでの活動についてはこちらをご覧ください:https://sites.google.com/view/language-and-robotics/

2017-2019頃に活動しており、コロナ以降休止していたLanguage and Robotics研究会(LangRobo研究会)を再開する運びとなりました。 自然言語処理分野とロボティクス分野の近年の融合と発展は著しく、身体を持つエージェントが人間と自然言語でコミュニケーションしながら環境内を動いたりといった研究も両分野において多く見られるようになってきました。言語におけるロボティクスの導入やロボティクスにおける言語の導入の価値は今後も高まっていくことが期待されます(詳しくは文献[1]をご覧ください)。 LangRobo研究会は、今後の自然言語処理とロボティクスの融合をどのように進めていくのが良いかを議論する交流の場として活動していきます。

[1] Survey on frontiers of language and robotics

第19回研究会

今回のLangRobo研究会では、東京工業大学大学の篠崎 隆宏先生から最近のご研究についてご紹介いただきます。

  • 講演者:篠崎 隆宏先生 (東京工業大学)
  • 発表タイトル:内発的動機付けを備えた自律エージェントによる音声言語獲得
  • 概要:音声言語や文字言語の使用は、人間の知性の重要な要素である。連続信号を扱う必要がある分、機械学習の観点からは音声言語の方が文字言語のモデル化よりも複雑である。しかし人間にとってはむしろ音声言語の方が基本的であり、乳幼児は特別な教育を受けなくても周囲との関りの中で自然に音声言語を獲得する能力を備えている。具体的なメカニズムは未解明であるが、音声言語の獲得には感覚のシンボル化を含め人間の知性の根幹にも関わる様々な学習・認識能力が用いられていると考えられる。本研究では、音声対話という人間社会において観察される複雑な現象の根本原理を内部状態と内発的動機付けを備えた自律エージェントによる行動最適化プロセスとして定式化する。そしてこの定式化に基づき、特定の言語知識を全く持たない状態からラベル付きデータを用いずに音声言語を獲得できるエージェントを提案する。また、学習を効率化する目的で工夫したエージェントの内部構成と脳構造との対応や、内発的動機付けと自由意志の関係について考察する。

  • オンライン開催(参加登録後にzoom linkを共有します)

タイムスケジュール

時間
12:20 - 12:25 オープニング
12:25 - 13:10 講演(45分)
13:10 - 13:25 QA(15分)
13:25 - 13:30 クロージング

質問形式

  • 質問の受付方法は未定ですが、口頭もしくはzoomのチャット欄、Slidoを用いて受け付ける予定です。
  • 口頭で質問される際は各自でミュートを外していただき、質問を行ってください。
  • zoomもしくはSlidoによるチャットでの質問に対する発表者の回答について追加の質問がありましたら、適宜zoomのチャット欄または口頭にて反応をいただけると幸いです。

注意事項

  • 質疑応答の時間を除き、発表中、発表者以外の方は原則ミュートでお願いいたします。ミュートになっていない方を見つけたときは、運営側でミュートさせていただくことがあります。
  • チャット、口頭問わず、誹謗中傷を禁止します。

共催

立命館大学R-GIRO「記号創発システム科学創成:実世界人工知能と次世代共生社会の学術融合研究拠点

注意事項

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