第20回 Language and Robotics研究会
イベント内容
Language and Robotics 研究会について
これまでの活動についてはこちらをご覧ください:https://sites.google.com/view/language-and-robotics/
2017-2019頃に活動しており、コロナ以降休止していたLanguage and Robotics研究会(LangRobo研究会)を再開する運びとなりました。 自然言語処理分野とロボティクス分野の近年の融合と発展は著しく、身体を持つエージェントが人間と自然言語でコミュニケーションしながら環境内を動いたりといった研究も両分野において多く見られるようになってきました。言語におけるロボティクスの導入やロボティクスにおける言語の導入の価値は今後も高まっていくことが期待されます(詳しくは文献[1]をご覧ください)。 LangRobo研究会は、今後の自然言語処理とロボティクスの融合をどのように進めていくのが良いかを議論する交流の場として活動していきます。
[1] Survey on frontiers of language and robotics
第20回研究会
今回のLangRobo研究会では、大阪大学の堀井隆斗先生から最近のご研究についてご紹介いただきます。
- 講演者:堀井 隆斗 先生 (大阪大学)
- 発表タイトル:身体情報から創発した記号としての感情
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概要:感性工学やロボティクス,特に人-ロボットインタラクション(HRI)の領域では,人との感情コミュニケーションの実現を目的とした感情認識研究や感情表出研究が広く進められている.しかし,このようなシステムで対象として扱われている「感情」は,我々が日常生活の中で感じるそれと同じであろうか?ロボットが感情そのものを理解し,人との柔軟なコミュニケーションを実現するためには,感情の認識や表出のみならずそれらをつなぐ感情の生成過程を理解することが必要だと考える. そこで本発表では,ヒトの脳の情報処理基盤として注目されている予測的処理や身体に紐付いた経験や感覚としての内受容感覚に注目し,外界の知覚と身体内の資源(エネルギーなど)管理の結果として感情を解釈する構成主義的情動理論(theory of constructed emotion)[Barret 17]を,マルチモーダル情報の予測や統合を通じて知能を理解しようとする記号創発ロボティクスの観点から捉える試みについて紹介する.特にヒトの発達過程における感情の分化や構造化,身体反応に注目した概念空間の形成について議論したい.
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オンライン開催(参加登録後にzoom linkを共有します)
タイムスケジュール
時間 | |
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12:20 - 12:25 | オープニング |
12:25 - 13:10 | 講演(45分) |
13:10 - 13:25 | QA(15分) |
13:25 - 13:30 | クロージング |
質問形式
- 質問の受付方法は未定ですが、口頭もしくはzoomのチャット欄、Slidoを用いて受け付ける予定です。
- 口頭で質問される際は各自でミュートを外していただき、質問を行ってください。
- zoomもしくはSlidoによるチャットでの質問に対する発表者の回答について追加の質問がありましたら、適宜zoomのチャット欄または口頭にて反応をいただけると幸いです。
注意事項
- 質疑応答の時間を除き、発表中、発表者以外の方は原則ミュートでお願いいたします。ミュートになっていない方を見つけたときは、運営側でミュートさせていただくことがあります。
- チャット、口頭問わず、誹謗中傷を禁止します。
共催
立命館大学R-GIRO「記号創発システム科学創成:実世界人工知能と次世代共生社会の学術融合研究拠点」
注意事項
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