一人ひとりが大切にしていることを実現するために アバナードできらめく社員たち #7

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一人ひとりが大切にしていることを実現するために アバナードできらめく社員たち #7
企業のDXパートナーとして、ビジネスに様々なイノベーションをもたらしている アバナード。そこで働くのはどういう人たちなのか 。

私が私らしくいられる環境を作ることが、可能な組織

■プロフィール
ERP-TC アナリスト
堀井 美穂氏

堀井さんはIT業界でのキャリアのステップアップ先として外資系コンサルタント企業を選びました。自分よりもスキルの高いエンジニアたちとコミュニケーションしながら、付加価値の高い仕事ができる。その一方で、自分らしく働ける企業であること。その条件を満たしたのが、アバナードだったと言います。4年後に2段上の職位であるコンサルタントになることを目指し、目下猛勉強中の堀井さんにその情熱の源を聞きました。

転職にあたって考えた条件。それを満たす会社をついに見つけた

──まずは、アバナードへの入社経緯からお話いただけますか

大学を卒業後、業務委託でシステム開発を行う会社でエンジニアをしていました。そこではスクラッチからのシステム開発と、パッケージソフトの導入に携わりました。パッケージといっても、人事業務に特化した製品で、人事情報管理、給与計算、年末調整など、現在アバナードで関わっているERP製品に比べると機能も限られていました。

アバナードに入社してからは、マイクロソフトの「Microsoft Dynamics 365」という基幹業務全般にわたるパッケージソフトの導入に関わっています。企業のヒト・モノ・オカネを統合的に扱う製品ですし、その機能や対象範囲も広く、エンジニアに求められる技術の難易度も高くなっています。

転職した動機は端的にいえば「こういう会社でこのように働きたい」という私の理想や条件に最も近い会社が、アバナードだったからです。転職活動中、私は企業に求める条件を次のように考えていました。

まず職種や技術領域としては、ERPシステムに関わりたい。それも企業会計の領域までカバーする、より難易度の高いシステムにチャレンジしたかった。エンジニアとして経験を積みながら、いずれはお客様と直接話ができる「コンサルタントになる」と、自分のキャリアプランを考えていました。

働き方のスタイルとしては、フレックス制で時間をある程度自由に使えること、IT業界でも残業はできるだけ少なめで、ワークライフバランスが取れる環境が理想でした。いずれ結婚して出産しても、働き続けられる環境は大切なポイントでしたね。

また、私自身が学ぶことが好きなので、周囲の人たちも学ぶことが好きで、しかも自分よりも優秀な人がたくさんいる会社がいいとも思っていました。給与や昇進は完全な成果主義。さらに、海外案件に関わったり、海外に出張や赴任ができたりするチャンスがある環境で働きたいと考え、求人情報をいろいろと探しました。

──それだけ明確な条件があると、応募先企業を絞り込むことができる一方で、条件をすべて満たす会社は少なかったのでは?

成果主義や国際的なビジネスとなると、外資系のコンサルタント会社がまず思い浮かびました。ただ外資系であってもERPは扱っていなかったり、ERPの部署はあるけれど昔ながらの日本企業の体質であったりと、いくつかの会社を検討する中で、出会ったのがアバナードだったのです。


転職活動はエージェントを介して進めましたが、エージェントに紹介されるまで、実はアバナードのことはほとんど知りませんでした。しかし面接を受けるうちに、ここは今現在の自分の理想の会社だと思うようになりました。

周囲に同調して、自分の意見を控えることはしたくない

──入社前と、実際の職場に配属された後のギャップはありませんでしたか

ネガティブな意味でのギャップはなく、むしろポジティブな意味でのギャップ、私が想像していた以上にすごいと思うことはいくつかありました。優秀な上に学ぶことや仕事が好きな人が、まず想像以上に多かった。ERP製品が好きで、その技術を深めようとする同僚がたくさんいて驚きました。

前職では仕事についての自分の考えを言いにくい雰囲気があったのですが、アバナードではそんなことは微塵もない。「学ぶことに貪欲でもいいんだ」「仕事が好きでいてもいいんだ」と素直に思えるし、周囲の人に考え方を無理やり合わせたりせず、自分の意見を堂々と言える。そうした考え方を共有できる仲間が大勢いたので、とても安心しました。

──より難しい仕事へのチャレンジという点でも、ギャップはなかったですか

私が現在所属しているプロジェクトでは、これまでやってきた仕事のレベルに比べてかなり高いレベルの仕事をさせてもらっています。自分にとっては少し難しいと思っても、周囲がサポートしてくれるし、トライさせてくれる。

これまでやったことのない、つまり人事や給与とかではない領域も担当できているので、今のところは予想と違ったというギャップを感じることはありません。例えば会計業務についても、自主的に簿記の勉強はしていたのですが、まだまだ足りない。業務後や、それこそ通勤電車の中でも毎日勉強は続けています。

「付加価値の高い人材」になるために何をすべきか

──フレックスタイム制やワークライフバランスなど、働き方についてはいかがでしたか

私は、社内だけではなく、社外にも異業種で働く友達がたくさんいます。例えば、看護師や宅配便のドライバー、自営業、フリーランスなど。ただ休日が合わないので、平日に会って話をするためには、私が時間を調整しなくてはなりません。なので、平日の午後はオフにして、その分の仕事は後日するなど、完全フレックス制はとても気に入っています。

例えば、朝の7時から9時までは在宅で働いて、それからオフィスに移動して同僚とランチして、夕方からは社外の友人たちと飲みに行くこともあります。もちろん、そうした働き方ができるかどうかは、所属するプロジェクトによっても違うと思いますが。

──自分の仕事、自分のキャリアを大切にするということは、それに見合う正当な評価や報酬をきちんと得たいという欲求にもつながりますが、そこへのこだわりはありますか

ERPのコンサルタントを目指すというのも、一つには案件を一人で任されるような付加価値の高い仕事をしたいからです。それが結果的に自分の給与や年収を上げることにつながると考えています。自分が付加価値の高い人材になるということは、私の仕事に関するモチベーションの原点にあるものですね。

お金というものに対して、きちんと向き合いたいのは、自分のやりたいことに、金銭的なことで制限をかけたくないからです。例えばもっとおシャレしたいという欲求があるじゃないですか。お金がないからそれを諦めるというのが嫌なのです。

仕事でもそうです。自分の仕事の質を高めるためには、学びに投資したい。英語力をブラッシュアップするためには、ちゃんとお金を払ってスクールに通いたい。お金がないことを言い訳にして、自分への投資やチャレンジを怠りたくないからです。

お金は自分がやりたいことを実現するための、とても大切なツールですからね。でも、将来何があるかわからないから、給与天引きの積立貯金はしていますし、少しだけ投資商品も買っています(笑)。

趣味や関心で広がる友達の輪。フランクに交流しながら仕事をしたい

──異業種のお友達がたくさんいるそうですが、どうやって知り合うのですか

飲みの場や趣味で知り合った人が多いですね。例えば、最近コーヒーに凝っているので、世界のコーヒー豆をいろいろな焙煎法や淹れ方で楽しむコーヒー会に参加して、人の輪を広げています。


アバナードにも、コーヒーの話題で意気投合する仲間がいます。ドリップするときのフィルターは、金属と布のどっちが美味しいか、みたいな話をよくしています(笑)。

私は一人部屋に籠もって黙々と仕事をするタイプではないので、仕事の合間には仲間と雑談したりしながら働きたい。コロナ禍で在宅ワークが増えたことで、最初はフラストレーションが溜まりましたが、それを払拭するために、チャットで積極的に交流していました。

──アバナードでは「Do What Matters 今すべき大切なことは何か。アバナードが見極め 実現します」というスローガンを掲げていますが、堀井さんにとって大切なことはなんですか?

職場でも私生活でも、自分らしさを失わないこと。私が大切にしたいのは、自分とすべての人が、当たり前に呼吸をするように、自然体で働ける・活躍できる場です。

それぞれの持つ個性や特性で悩むことなく、むしろ個性を伸ばしたり、その特性のまま働く・活躍することが理想です。アバナードはそういう雰囲気が無理せずとも、自然に備わっている組織だと思います。

マネージャーで技術知識や人脈が広い人でも接しやすく、謙虚ながらもはっきりモノをいうこともある。そういう人たちに触れることで、私自身が学び続けることができています。

人を羨むだけで努力しないことが、カッコ悪いと思うようになった

──これからのアバナードにおけるキャリアをどう描いていますか

4年以内には、コンサルタントとして仕事をしたい。そのためには、まず社内で職位を上げて出来る業務の範囲を広げる必要があります。

昇格に向けて日々の業務パフォーマンスを向上させたり、マイクロソフトの試験にチャレンジするために、毎日のタスク管理とタイムマネジメントを大切にしています。今日は何時から勉強する、この時間からは筋トレしてご飯食べるなど、一日単位でのスケジュールがびっしりです。

資格があれば、誰もがコンサルタントになれるわけではありません。日々の仕事のパフォーマンスを上げて、評価されることが大前提にはなります。

いずれは海外の案件を担当して、出張や短期滞在で海外のお客様や仲間と一緒に仕事をしてみたいですね。国内だけでなく、それこそグローバルレベルで、自分の仕事がどう評価されるかを一度試してみたいです。

──堀井さんが公私にわたってポジティブで、向上心の強い方だということがわかります

私自身はいろいろなコンプレックスがあったり、人を羨ましく思ったりもします。でも、あの人はいいなと思うだけで自分では努力しないことが、何だかカッコ悪いな、ダサいなと思うときがあったんですね。

そこで、せめて天才的に仕事ができる人の真似だけはしてみよう。私が「こうありたい人」を目指して、泥臭く努力してみようと。そうやって、凡人の私も少しはそれなりに仕事ができる人間に変わろうとしている、今はその途中なのです。

──努力し、学び続けることは、ITエンジニアやコンサルタントに限らず、全てのビジネスパーソンにとって不可欠な要素ですね

ベースは、自分の興味・関心を持続させることだと思います。例えば、IT業界でいま注目されていることであれば、メタバースやChatGPTのようなAIチャットの技術、そのビジネス活用などにも関心があります。

少し前に、自宅にホビー用の3Dプリンターを買ったので、何か作ってみようと、部屋の鍵を置くケースを作ってみました。ERPとは全く関係のないものですが、新しい技術が目の前にあると、自分の好奇心が抑えられないんですよね(笑)。

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