サーバーワークス の技術ブログ

【Amazon Connect+LexV2】Lambdaを使用した動的な自動応答実装例

はじめに お客様が企業へ電話を掛ける場面では、その先に対応する人間(オペレータさん)がいる、というイメージになるかと思います。 いつでも柔軟にリソースを増減できれば良いですが、電話対応する人員を増やすことは容易ではありませんし、電話機などのハードウェアや、勤務場所の確保、オペレータのトレーニング等、時間とコストがかかりますね。 そんな

【AWS Backup】リージョン間コピーの削除方法とハマったポイントについてまとめてみた

こんにちは!CI(クラウドインテグレーション)部の樺澤です。 AWS Backupでリージョン間コピーした場合の削除方法について、公式ドキュメントに載っていなかったのでブログに残そうと思います。 合わせて、ハマったポイントについてもまとめました。 はじめに AWS Backup とは AWS Backup でリージョン間コピーする方法 やりたいこと 結論・要旨 ハマったポイント ハマりポ
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某大手検索サイトの欧州経済領域でのサービス提供不可についてエンジニア視点からの見解

みなさんこんにちは。 最近話題となっている某大手検索サイトの欧州経済領域でのサービス提供不可のニュースについての背景と、エンジニア視点を簡単にまとめてみました。 背景について GDPR(一般データ保護規則) GDPR(一般データ保護規則)とは なぜGDPRが話題になっているの? GDPR(一般データ保護規則)関連の参照先 今後求められる対策 AWSのRoute53の位置情報ルーティン
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ITIL 4 Foundation 受験しました

受験動機 運用ルールをどうすればいいか悩む機会があり、 ITIL の考えが役に立つかもと思いました。サーバーワークスでは ITIL の受験料は経費精算できるので、いい機会なので受験することにしました。 現在の ITIL Foundation 試験は、v3 と v4 の2つが併存していますが、 今回はアジャイル対応の v4 で受験しました。 申し込み PeopleCertから申し込みました。 この場合は、オ

Contact Lens にカスタム語彙が登録できるようになりました

こんにちは。Amazon Connect専任担当の丸山です。 Contact Lens for Amazon Connectが期待してたよりも早くカスタム語彙に対応しました。 これはちょっとうれしい想定外のできごとです。 前提1:Contact Lens とは Contact Lens にカスタム語彙が適用できるようになったんだよ!と言いたいのですが、え?コンタクトレンズ?AWSが視力矯正まではじめたの?という誤解も与えかねないのでま
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閉域VPCにあるEC2インスタンスがSSMハイブリッドアクティベーションしパッチマネージャーを使えるようにする

ハイブリッドアクティベーションはオンプレサーバを AWS Systems Manager (以下、SSM)で管理しちゃおうという機能です。ハイブリッドアクティベーションというカッコいい名前は、クラウドとオンプレの両方を登録できるところから来ているのだと思います。 また、この機能を使うとオンプレだけでなく、異なるAWSアカウントにあるEC2インスタンスも登録することができます

AWS Single Sign-OnからAmazon QuickSightに自己プロビジョニングする方法

AWS Single Sign-OnからAmazon QuickSightに自己プロビジョニングする方法
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AWS KMS でクロスアカウント復号してみる

はじめに 前提条件 KMS クロスアカウント復号の仕組み 検証の構成 セットアップ ①KMS key 作成 ② 適当な文字列の暗号化 ③(オプション)CloudShell 用 IAM ユーザ作成 動作確認 付録 KMS Key 用 Cfn テンプレート はじめに 最近、巷でマルチアカウント構成が流行ってるということで、マルチアカウント環境を前提とした KMS のクロスアカウントアクセスによる復号を試します。 前提
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Questetraの運用負荷が高い状態から脱却するために、アプリ共有アドオンをフル活用している話

前置き サーバーワークスでは、QuestetraというBPMツールを2015年ごろから利用しています。 BPMとは、Business Process Managementの略で、業務プロセス管理のことを表しています。 似たようなツールとしては、Intra-martや、KickFlowなどがあります。 Questetraで提供されているスクリプト機能 Questetraでは、ユーザが書いたスクリプトをワークフローに組み込む機能である、「スクリプト

Amazon Cognito でお手軽に作る多要素認証Webシステム

こんにちは!クラウドインテグレーション部 技術1課 宮形 です。 Amazon Cognito をもちいて、お手軽に多要素認証のWebシステムを構築する検証を行いましたので、今回BLOGでご紹介したいと思います。 内容としては、当社先輩が過去に BLOG で紹介した内容の焼直しになりますので、ご了承ください。 blog.serverworks.co.jp 概要 構成図 検証内容 AWS Cognito の設定 AWS Certificate Manager の
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【コスト削減】Amazon ECSタスクを自動起動、自動停止する

DS課の古川です。最近AWS Lambdaをよく使うので、今回もAWS Lambdaを使った記事を投稿します。 はじめに リソース 構成図 構築 serverless.yml Provider functions resources pythonファイル 実行 停止 実行前 実行後 起動 実行前 実行後 最後に はじめに 昨今、コンテナの導入が非常に流行っています。AWSのコンテナサービスといえば、Amazon ECS、Amazon EKSが上げられます。Amazon ECS on FargateはOSや

AWS WAFってなに?とりあえず作ってみた!

こんにちは! クラウドインテグレーション部(CI部)技術2課の反町です。 今後AWS WAFを使う機会がありそうので、WAFの基本を学んでとりあえずAWSコンソールから作ってみよう!と思ったので、コンソールの作業手順をブログにまとめます。 ※画像が多いかつ長めです WAF(Web Application Firewall) とは AWS WAFとクラウドWAFの違い WAFを作成する前に WAFに必要なリソースを作成する
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Amazon Neptuneにデータを入れて可視化してみたい② ~クエリと可視化編~

こんにちは!篠﨑です。 今回はAmazon Neptuneにデータを入れて可視化してみたい① ~準備・データ追加編~の続編です。 データの挿入その準備について書いていますので、①を読んでもらえるとやっていることが分かりやすいかと思います。 本シリーズの目標は基本的なgremlinのクエリを使えるようになることで、数記事にわたって以下3点について書いています。 データ

AmazonSNS でクロスアカウントパブリッシュしてみる

はじめに 前提条件 SNS クロスアカウントパブリッシュの仕組み 検証の構成 セットアップ ①SNSトピック作成 ②サブスクリプション有効化 ③(オプション)CloudShell用IAMユーザ作成 動作確認 Tips メール通知のトラシュ パブリッシャー IAM ポリシーの権限不足エラー 付録 SNS Topic用 Cfnテンプレート はじめに 最近、巷でマルチアカウント構成が流行ってるということで、マルチア

Redshift クラスターを土日&夜間に一時停止しコストを削減する

営業部 佐竹です。本日のブログではコスト最適化手法の1つとして、Redshift クラスターを未使用時に停止してコストを削減する方法について記載します。