サーバーワークス の技術ブログ

ECSのサービス検出を理解する

こんにちは 技術課の山本です 雪が続くと夏山が恋しくなりますね 天狗岳(八ヶ岳) そして久保史緒里さんオールナイトニッポンのメインパーソナリティー就任おめでとうございます さて本題です ECSのサービス検出機能(サービスディスカバリ)について 改めて理解を深めるためにブログを書くことにしました ECS のサービス検出機能とはなにか ECSのサービス検出機能が登場

【Amazon Connect+LexV2】Botによる自動注文受付実装例

前回は下記ポストでAmazon ConnectとLexV2を組み合わせ、動的な自動応答の仕組みを試しました。 今回は機能を追加し、自動注文の仕組みを作ってみます。 blog.serverworks.co.jp 概要 会話シナリオ 構築手順 Amazon Lex V2 「注文追加」インテントの追加 インテントの設定(インテントの詳細) インテントの設定(サンプル発話) インテントの設定(スロット) インテントの設定(確認プロン

Codespacesを利用してOJTにおけるWebアプリケーション開発の環境構築時間を短縮した話

こんにちは。サービス開発課でCloud Automatorの開発・運用をしている尾崎です。 サーバーワークスでは新卒メンバーが希望する各課を回ってOJTを行い、新卒メンバーが自身のキャリア選択の参考にするとともに、既存メンバーも新卒メンバーを受け入れることで、新しい気づきを得られる機会として活用しています。 私の所属するサービス開発課でもOJTの受け入れをしてい

AWSの無料利用枠がややこしい話

こんにちは、技術2課加藤ゆです。 AWS 無料利用枠には3種類あることをご存じでしょうか? AWS無料利用枠3タイプ 1.無料トライアル 2.12 か月間無料 3.常に無料 無料利用枠対象か調べたい EC2インスタンスの無料枠を使いたい 1.インスタンスタイプ 2.OS 3.利用時間 4.期間 おわり aws.amazon.com AWS無料利用枠3タイプ AWSでは、無料利用枠を活用して 100 を超える
AWS

Amazon Elastic File Systemのパフォーマンスを測定してみた

こんにちは、SRE2課の松井(紀)です。 Amazon Elastic File System(以下EFS)でパフォーマンス向上についてのアナウンスがありましたので、実際に2022/02現在のEFSのパフォーマンスを測定してみたいと思います。 EFSはI/Oがボトルネックになり採用を見送っている方もいらっしゃるかと思います。本ブログを通してAWS上のストレージ選択する際の参考になれれば幸いです。 はじめに
AWS

【Cloud Automator】「RDS(Aurora): DBインスタンスクラスを変更」アクションをリリースしました

AuroraのDBインスタンスのDBインスタンスクラスを変更する機能が、Cloud Automator に追加されました。 「RDS(Aurora): DBインスタンスクラスを変更」アクションで解決できること 昨月リリースした「RDS: DBインスタンスクラスを変更」アクションに引き続き、 Cloud Automatorでは、AuroraのDBインスタンスのDBインスタンスクラスを変更するアクションを提供開始します。 本アクションを

【PowerShell】10秒で終わるWindowsの地域やタイムゾーンの設定変更

こんにちは!技術1課のイーゴリです。 AWS上の日本語版のAMI (Amazon Machine Image)からWindows Serverを展開しても、毎回Windows Serverの地方(日本に変更)や時間帯設定(「(UTC+9:00)大阪、札幌、東京」に変更)を変更する必要がありますよね。毎回GUIで操作を行うと、手間がかかりますので、本件の記事では、PowerShell / CLI及びAWSユーザーデータで10秒で終わるWindows Serverの地方や

【初心者向け】Amazon QuickSightの利用開始方法

こんにちは、技術2課加藤ゆです QuickSightデビューはじめの一歩、開始手順とデータのインポート方法についてご紹介します。 初期セットアップ 1.セットアップの開始 2.エディションの選択 エンタープライズ版とスタンダード版の違いは? 選択に当たっての注意点 3.QuickSight アカウントの設定 Authention method(認証方法) QuickSight Region(QuickSight リージョン) QuickSigh

ACMが利用するルート証明書の入手先

こんにちは、クラウドインテグレーション部 技術1課 宮形 です。 AWSでSSL/TLS証明書を利用する際、入手先として利用できるのが AWS Certificate Manager (ACM と記) です。 通常であれば毎年お金を払って証明書の発行・更新を行いますが、ACMを選択するとパブリック証明書・プライベート証明書を無料で発行・更新できます。 aws.amazon.com ACMは全てのシチュエーションで利用できる
AWS

【S3】S3オブジェクトロックを設定してみた

こんにちは!クラウドインテグレーション部技術1課のイーゴリです。 本件の記事では、S3バケットのオブジェクトロックを設定してみましたので、ご紹介させて頂きます。 S3オブジェクトロックとは S3バケットのオブジェクトロックの設定 新規のS3バケットを作成する場合 既存のS3バケットでオブジェクトロックを有効にする場合 オブジェクトロックの設定 オブジェク
AWS

【Direct ConnectでオンプレとAWS環境を繋ぐ!第3弾】 仮想インターフェイス(VIF)の承認作業手順

こんにちは、技術2課の加藤ゆです DXGWでオンプレとAWS環境を繋いでみよう!第3弾です!!! 今回は、仮想インターフェイス(VIF)の承認作業手順についてまとめていこうと思います。 仮想インターフェイス(VIF)とは 1. プライベートVIF 2. パブリックVIF 3. トランジットVIF 前提条件 インターネット事業者へ仮想インターフェイスの開設依頼 AWS環境での作業 仮想インター

CloudFront の AWS managed prefix list の重みが 55 であることの注意点

営業部 佐竹です。本日は「CloudFront の AWS managed prefix list」利用時における Security Group に関する運用上の注意点(重み=55)について記載します。
AWS

【Windows Server】ドメインコントローラを構築する(PowerShell / AWSユーザーデータ)

こんにちは!技術1課のイーゴリです。 前回の記事では、GUIでDCを構築する方法をご紹介しました。今回はPowerShellでDCを構築する方法をご紹介し、GUIの方法と比較したいと思います。さらにAWSユーザーデータの方法もご紹介したいと思います。 下記の記事でDCの基本知識・基本手順を説明したため、本件の記事では、CUIの方法のみをご紹介させて頂きます。 blog.serverworks.co.j

【基礎から学ぶ】AWS Step Functionsのイベント履歴

Step Functions でイベント履歴を確認する場合の基礎的な知識をまとめてみたいと思います。 AWS Step Functionsのイベント履歴について Step Functionsではステートマシンが実行されると、イベント履歴(HistoryEvent)を確認可能です(マネジメントコンソール上では 実行イベント履歴 と表記されている)。 イベント履歴のフォーマットは以下のリンクにまとめられています。 docs.aws.amaz

年末の大掃除と『Googleのソフトウェアエンジニアリング』で面白かったところ(ドキュメントの"鮮度"の保ち方)

サービス開発チームでのドキュメント管理 Cloud Automatorを開発しているサービス開発課では開発のプラットフォームにGitHubを用いており、ドキュメントの作成・管理はGitHubのWikiを活用しています。 Wikiには主として、 各機能の仕様や開発の経緯まとめ 技術検証内容のまとめ 何らかの手順 構成内容 等を記載しています。 サービス開発課でのGitHub Wikiの活用は2014年頃から始