サーバーワークス の技術ブログ

ElastiCache のスケーリングについてまとめてみた

はじめに スケーリングについてまとめた表 まとめ はじめに ElastiCache のスケーリング方法が複雑なので表にまとめてみました。 スケーリングについてまとめた表 ※1. Memcached の場合、既存クラスターでノードタイプを変更することはできないため、オンラインでの垂直スケーリングはできません。 新しいノードタイプを指定して新規クラスターとして作成するという、オ

AWS利用料の明細をAthenaに取り込む

こんにちは、マツシタです。 みなさん、ご存知ですか?当社の「カスタマーポータル」というAWS請求代行サービス利用のお客様がAWS利用料を確認できるサイトの名前が「AWS利用料金確認ページ」と変わりました。確かに、利用料金の確認や利用明細のダウンロードが主な機能なので、新名称「AWS利用料金確認ページ」の方が名前と機能はマッチします。ただ、私はその名
AWS

【初心者向け】簡単なAWS環境を構築してEC2インスタンスにアクセスしよう

こんにちは。SRE2課の榊原です。 本記事はAWSの経験が無い方向けに、簡単なAWSシステム構成の練習をしましょう!という内容になっています。AWSのアカウントを持っていることが前提なので、お持ちでない方はこちらの記事を参考にアカウント開設を行ってください。 また、最後にEC2インスタンスにSSH接続する際にTera Termを使用します。まだインストールされていない方

.ebextentionsでEB環境の詳細設定

はじめに こんにちは。當摩です。 梨が美味しい季節になってくれて嬉しいです。秋は美味しい果物がたくさんでスーパーの果物コーナーについつい長居してしまいます。 今回はAWS Elastic Beanstalk(以下ElasticBeanstalk)の.ebextentionsを使用してリソースの詳細設定をしました。 詳細設定の内容はALBの削除保護の有効化と無効なヘッダーフィールドを削除の有効化です。 ElasticBeansta

【小ネタ】AWS CLI で Amazon DynamoDB テーブルのアイテム件数を取得する

はじめに アプリケーションサービス部の宮本です。今更ながら Nature Remo をリビングに導入しました。オートメーション機能で、夜8時になったらリビングの照明を暖かい色にすることで子供の入眠がスムーズになるようにしています。便利ですね。 さて、今回は AWS CLI で Amazon DynamoDB テーブルのアイテム件数を取得してみましたのでご紹介します。 # バージョン確認 $ aws -
AWS

はてなブログでヘッダーにも執筆者情報を表示させる

技術1課の水本です。 私は当ブログの運用メンバーなのですが、ブログ執筆者から来るリクエストに対応するのも役割になっています。 ある日、「当社のブログは上部に執筆者情報は出ないのか」という問い合わせがあり、調査したところ「はてなブログ自体の標準機能では不可」ということが発覚したので、こちらで実装してみることにしました。 特別なことはしてお

【入門編】IAMポリシー設計のポイントを整理してみる

週1回のサウナが習慣になったCI部1課の山﨑です。 今回はIAMポリシー設計のポイントを考えて整理してみました。 はじめに IAMポリシーの基本 IAMポリシーの要素 ポリシー例 IAMポリシー設計のポイント 5Wで要件を整理する Organizations SCP リソースベースのポリシー IAMユーザー IAMロール まとめ はじめに AWSにおいて認証・認可(権限の付与)を司るサービスと言えば IAM(Identi

EC2StatusCheckを監視してAutoRecoveryの設定をしたい

こんにちは、技術2課の加藤ゆです。 秋ですね!梨が食べたいです。ラ・フランスが好きです。 さて今回EC2のステータスチェックの監視の検証をしてみたので書いてみました! やりたいこと EC2ステータスチェックとは? システムステータスのチェック インスタンスステータスのチェック CloudWatchアラームの設定 AutoRecoveryとは? 注意ポイント 設定方法 対象のアラームを
AWS

【小ネタ】パブリックIPアドレスをEC2内部から確認する方法

こんにちは! サーバーワークスの松井です。 今回は、EC2の内部からパブリックIPアドレスを見る方法を紹介します。 パブリックIPアドレスがついているEC2(Linux)内部からifconfigを実行した際にEC2のネットワークインターフェースに紐付いているIPアドレスはローカルIPアドレスしか見れないと思います。 $ ifconfig eth0 eth0: flags=4163 mtu 9001 inet 10.123.15.11 netmask 255.255.255.0 broadcast 10.

『テレワークと出社のハイブリッドに備えろ!コストをかけない「業務PCのクラウド化」の試し方』

本日は、サーバーワークス主催ウェビナー(2020年12月2日開催) 『テレワークと出社のハイブリッドに備えろ!コストをかけない「業務PCのクラウド化」の試し方』 のポイントをお伝えします。 現在、こちらのウェビナーはいつでも視聴可能なオンデマンド配信をしています。気になる方はぜひチェックしてみてください。 ▼申し込みページはこちら▼ https://info.serverworks

Amazon RDSとAuroraの違いをまとめてみた

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 比較表 補足 グローバルデータベース(表のNo.15) マルチマスタークラスター(表のNo.16) クロスリージョンリードレプリカ(表のNo.11) データベースアクティビティストリーム(表のNo.17) バックトラック(表のNo.18) クローン(表のNo.19) Serverless (表のNo.20) まとめ はじめに 今回は、Amazon RDSとAuroraの違いをまとめました。 比較表 Excelに

【Application Migration Service(MGN)】概要と仕組みについて

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに Application Migration Service(MGN)とは 仕組み 要素 1.Application Migration Serviceのエンドポイント 2.Replication Agent 3.Replication Server 4.Replication Settings 5.Conversion Server 6.Launch Settings 通信要件 コスト まとめ はじめに 今回は、Application Migration Service(MGN)を使用したため、概要と仕組みをブログに記載いたします。 実際…
AWS

AWS Site-to-Site VPNを静的ルーティングで冗長化する

こんにちは!サーバーワークスの松井です。 今回は、社内ネットワーク環境とAWS環境をAWS Site-to-Site VPNで静的ルーティングで接続し、冗長化する時の設定方法について紹介したいと思います。 やりたいこと ・AWS上のEC2と社内ネットワーク上のオンプレサーバーが疎通できるようにする ・AWSと社内ネットワークを静的AWS Site-to-Site VPNでつなぐ ・AWS Site-to-Site VPNは冗長化する