サーバーワークス の技術ブログ

【よくわかる】Amazon Managed Blockchainによるプライベートネットワークの構築-Part 2チェーンコード編

こんにちは、ディベロップメントサービス1課の山本です。 今回の記事では、AMB(Amazon Managed Blockchain) の利用方法について解説します。 特に、プライベートネットワークの構築について、AWS が提供しているサンプルを用いて詳しく説明します。 このサンプルは 9 つのパートに分かれていますので、1 つのパートを 1 つのブログ記事として扱い、それぞれ詳しく解説して

Amazon ElastiCacheのハンズオンをServerlessに変更してみる

はじめに 概要 参考 やってみた 環境作成 Cloud9にデータベース作成 Python実行 おわりに はじめに こんにちは、荒堀です。 ElastiCacheの公式のハンズオンがあります。今回はこれをAmazon ElastiCache Serverlessでやってみます。 aws.amazon.com このハンズオンは、RDSのデータをキャッシュするというシナリオになっています。 しかし少し試したいだけでRDSを作るのは大仰なので、今回はC

Amazon ElastiCache ServerlessをPythonで使う

はじめに 概要 参考 やってみた 環境の作成 Pythonで操作 おわりに はじめに こんにちは、荒堀です。 先日、一般利用開始したAmazon ElastiCache Serverlessを、Pythonから使ってみました。 概要 Pythonのredisライブラリを使います。以下の2点の対応が必要です。 クラスターモード clusterモジュールを使用します 転送中の暗号化 sslを有効に設定します 参考 docs.aws.amazon.com やってみた 環

AWS Backup で EBS スナップショットアーカイブが利用できるようになりました

こんにちは、マネージドサービス部テクニカルサポート課の山下です。 今回は AWS Backup で EBS スナップショットアーカイブが利用できるようになったアップデートについて確認していきたいと思います。 aws.amazon.com aws.amazon.com EBS スナップショットアーカイブとは 確認してみた まとめ 以前から、手動 や Data Lifecycle Manager では EBS スナップショットアーカイブが利用可能で
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世界を統治する手始めに CloudShell から S3 をマウントした。ってはなし

大量の re:Invent 2023 のレポート投稿に追いつけ追い越せ。と Advent Calendar の方も盛り上げていきましょう。 qiita.com こんにちは、アプリケーションサービス部の千葉@4日目担当です。 コロナウイルスのニュースがめっきり減ったと思ったら、次はインフルエンザが流行っているみたいですね。 ウチのチビが通っている幼稚園では、30名のクラスのうち12名が体調を崩してお休
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データ基盤の奥深さを再認識!AWS Certified Data Engineer - Associate(DEA-C01)のベータ試験の受験体験記

はじめに こんにちは。広島在住、アプリケーションサービス部の兼安です。 寒い日が続いて外に出るのが億劫ですね。 この土曜日は、自宅でAWS Certified Data Engineer - Associateのベータ試験を受験しました。 本記事では受験した感想を軽くレポートさせていただきます。 はじめに AWS Certified Data Engineer - Associateとは オンラインで受験しました 試験の準備 試験の感想と難易度
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re:Invent2023 AWS Control Tower に新たな API が追加されました

AWS Control Tower に新たな API が追加されました。 今回の変更では、AWS Control Tower に対する各種 CRUD 操作のうち、CreateLandingZone、GetLandingZone、ListLandingZones、GetLandingZoneOperation、UpdateLandingZone、ResetLandingZone、そして DeleteLandingZone の計7アクションが増えており、主にランディングゾーンの作成、変更を行うことができるようになっています。

【re:Invent 2023】Agents for Amazon Bedrockで生成AIアプリの可能性を広げよう

サーバーワークスの村上です。 今年もre:Invent 2023が終わりましたね。多くのアップデートがあり色々キャッチアップしないといけないので、むしろこれからという感じでしょうか。 さて、このブログでは、re:Invent 2023で発表されたAgents for Amazon Bedrockについて紹介します。 結論:なにができるのか Knowledge base for Amazon Bedrockとのちがい 絵で理解するAgents for Amazon Bedrock 今回
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【Amazon Connect】通話・ビデオ通話ウィジェットをWEBページへ埋め込む設定と動作

Aamzon Connectでウェブページ上へ音声通話、および、ビデオ通話機能を埋め込む機能がリリースされました。 簡単に自分のWebサイトへ埋め込むことが可能で、公衆電話回線(PSTN)を経由せずに音声通話・ビデオ通話が実現できます。 試してみましたので、手順を紹介します。 aws.amazon.com 2023年11月のリリースページ ドキュメント 環境・構成など 設定手順 コミュニケーション

Amazon Linux 2023 にPython3・Serverless Framework 環境を構築する

はじめに こんにちは。アプリケーションサービス部の松尾です。 アドベントカレンダー2日目ということで、今年やったことをブログにしてみようと思います。 私は今年、Amazon Linux 2023 の開発環境を構築しました。 当部では開発環境に Amazon EC2 を使うことが多く、過去には Amazon EC2にPython 3・serverless framework環境を構築する というブログ記事を掲載しています。 私も Amazon
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re:Invent2023 4日目体験レポート

こんにちは!DS1課、濱岡です! アメリカ初!re:Invent初!な私がre:Inventの4日目のレポートをお届けします! 4日目は初めてのre:Partyでした! AWS Jam re:Invent期間中で2回目のAWS Jam。 3日目に行ったAWS Jamがすごく楽しかったので急遽いくことに。 「AWS Jam:Security(sponsored by Fortinet and Palo Alto Networks)」に参加しました! 今回はSecurityが中心の課題(チャレンジ)です。 ただし、AW

Amazon ElastiCache ServerlessをCloud9から使う

はじめに こんにちは、荒堀です。 AWS re:Invent 2023で、Amazon ElastiCache Serverlessの一般利用開始が発表されました。 早速使えるようになりましたので、Cloud9を使ってアクセスしてみました。 概要 ElastiCache Serverlessは、VPC内に作成されます。 今回はデフォルト設定を指定し、デフォルトVPC内に作りました。 セキュリティグループを割り当てる必要があります。 デフォルト設定で

AWS Compute Optimizer に新たに追加された Rightsizing preferences を解説します

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは AWS re:Invent 2023 中に発表された「AWS Compute Optimizer」の新機能である「Rightsizing preferences」についてご紹介しています。特に分析期間が32日間まで無料で延長できるオプションが追加されたことを嬉しく思います。利用者様からは「分析期間が14日間(2週間)では少し心もとない」という言葉を頂くことも多いためです。

AWS のサポートケース ID の桁数に変更がありました+おまけつき

日本時間 2023年11月27日 前後より、AWS でケース起票した際のサポートケース ID が、従前の 10 桁の数値から 15 桁の数値となる場合が見受けられるようになりました。 軽微な変更ですが、サポートケース ID が10桁の数値で返却されることを期待する仕組み・システムをお持ちのお客様は実装の変更を行う必要があるかと考えられます。
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Knowledge base for Amazon Bedrock で「こけし」に関する回答を正確に!

こんにちは、こけしが趣味の坂本(@t_sakam)です。今回は、先日公開した、Amazon Bedrock を利用した Alexa スキル「AI 基盤くん」にある課題の一つを、Knowledge base for Amazon Bedrock で、解決できるか、検証してみたいと思います。 Knowledge base for Amazon Bedrock とは Knowledge base for Amazon Bedrock は、簡単にまとめると「AWS の生成 AI サービスである Amazon Bedrock を RAG で自分仕様にカスタマ