サーバーワークス の技術ブログ

Oracle Trace File Analyzer について

こんにちは、サーバーワークス入社から1年が経ったテクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 本ブログは AWS から脱線してオンプレミス環境 の Oracle Database や EC2 on Oracle / RDS Custom for Oracle で利用可能な Oracle Trace File Analyzer (TFA) を紹介したいと思います。 TFA について 収集される情報 TFA の導入 TFA による情報収集 疑似的に ORA-600 エラーを発生させます。 トラブルが発生し

CDK Day 2023 に登壇して英語プレゼンデビューしてきました

CDK Day の登壇レポートです。英語プレゼン緊張しました。

【New Relic】 Syntheticsモニターの一つであるStep Monitorの機能を試してみた

みなさんこんにちは。 マネージドサービス部の福田です。 今回は以下ブログ記事の内容を試してみました https://newrelic.com/jp/blog/how-to-relic/synthetics/new-relic-synthetics_step-monitor Step Monitorの概要 検証作業の概要 検証作業 Stepの設定までの作業 テスト自動化の学習用の練習サイトにアクセス 「ログイン」メニューをクリック xpathの値の取得方法 「メールアドレス」入力フォーム

【Amazon S3】ストレージクラスを変更しただけなのに連動タスクが無限発生【Amazon EventBridge】

こんにちは。 ディベロップメントサービス1課の山本です。 最近、リモートワークでの運動不足を感じてジムに入会しました。 基礎代謝を上げるために、下半身マッチョを目指してます。 今回はAmazon S3(以下、S3)のイベント通知をAmazon EventBridgeで受け取る際の注意点を説明します。 一歩間違えれば意図しないイベントを検知して、大量のコストがかかってしまう恐れが

Amazon BedrockがGAしたので概要をまとめてみる

サーバーワークスの村上です。 Amazon Bedrockが2023年9月28日ついにGA(一般公開)されました。 aws.amazon.com 使用可能なリージョン us-east-1 (バージニア北部) とus-west-2 (オレゴン)のみです。 ブログ執筆現在で東京リージョンは未対応です。 2023年10月5日追記 東京、シンガポール、オハイオリージョンも追加されていました!ただし、使えるモデルが限定的です。 使用可能なモデ

ProxyJumpを用いて、多段SSHでプライベートサブネットのEC2/RDSへ接続

みなさんこんにちは、荒堀と申します。 今回は、複数台のEC2を経由してSSHを行う際に、使うと便利なProxyJumpを紹介します。 概要 参考 実行環境 構成 準備 キーペアファイルの準備 パーミッションの変更 キーペアファイルの改行コード Webサーバーへ、踏み台サーバーを経由して接続 -Jオプションを使ったやり方 ProxyJumpを使ったやり方 踏み台サーバーにローカルポートフ
AWS

Amazon BedrockがGAになり、画像生成がより簡単に!

サーバーワークスの松井(宏)です。 本日、Amazon BedrockがGAとなり、早速「画像生成」の機能として利用してみたのでレビュー記事を書きたいと思います。 画像生成AIとしてAWSが提供しているサービスの中で最も簡単に利用が始められるサービスとして、Amazon SageMaker JumpStartがありましたが、今回Amazon BedrockのBase Modelsの中のStability.aiモデルが利用できることになったことで、
AWS

大規模言語モデル(LLM)を使ってFAQページに沿って答えてくれるチャットボットをつくろう

サーバーワークスの村上です。 NBAシーズン開幕まであと約1ヶ月、楽しみですね! 昨季優勝したナゲッツが呪術廻戦のエンディング風に試合スケジュールを公開していますので貼っておきますね。 Domain Expansion: Schedule Release 💥 pic.twitter.com/TmnZEFlwFo— Denver Nuggets (@nuggets) 2023年8月17日 さきに本ブログのまとめです。 LLMの幻覚(Hallucination)軽減策としてRAGが挙げられる。 LLMが参

Mac の M2 Pro が EC2 にやってきた (オハイオ、オレゴンのみ)ので触ってみました。

こんにちは🐱 カスタマーサクセス部の山本です。 Mac の M2 Pro が EC2 にやってきた (オハイオ、オレゴンのみ)ので触ってみました。 開発環境として使ったり、作成したアプリを M2 Pro から試験するときに使えそうですね。 Announcing general availability of Amazon EC2 M2 Pro Mac instances for macOS 本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) M2 Pro Mac インスタンスが一般提供 (GA) になりました

CodeDeployとデプロイ先のEC2が違うクロスアカウントな構成をCDKとCode Pipelineで実現する記事

対象者 結論だけ欲しい人向け: 1. 具体的な実装のイメージ デプロイ元アカウントでの主要なリソース デプロイ先アカウントでの主要なリソース 2. CDKの準備をする CDKのinit デプロイ予定の資材とappspecの準備 資材の配置 3. いきなり結論のコードを記載 コード概要 4. Deployec2Stackのデプロイ実行 5. pipelineStackのデプロイ実行 6. Deployec2Stackコード解説 EC2作成 CodeDeploy作成 7. pipel
AWS

【DevOps】CI/CDパイプラインの全体像とその役割

DevOpsを語るにあたり、いきなりCI/CDパイプラインの話をするのは、本当は正しくないと思います。なぜならCI/CDパイプラインを作ることがDevOpsの目的ではないからです。 そうなのですが、話のとっかかりとして、CI/CDパイプラインが話しやすいことが多いので、まずはCI/CDパイプラインの話をさせていただきます。

中身の入った S3 バケットの名前を、CloudFormation で変えようとする会

はじめに 問題提起 忙しい人向け 実際にやってみた まずは準備 本題 古いバケットは消えるのか 別にこれは隠れた仕様ではない まとめ はじめに こんにちは。 アプリケーションサービス部の保田(ほだ)です。 今日は AWS CloudFormation (以下、CloudFormation, CFn) で作成した Amazon S3 (以下、 S3) バケットを作ったときのお話です。 問題提起 いきなりですが、CFn で作成した S3 バ
AWS

ECS の「サービス検出」と「Service Connect」を AWS マネジメントコンソールから作成してみる

注意 ECS の 「サービス検出」を AWS マネジメントコンソールから作成する(「新しい ECS エクスペリエンス」は無効) ECS の 「Service Connect」を AWS マネジメントコンソールから作成する(「新しい ECS エクスペリエンス」は有効) 名前空間の作成 サービスの作成 Service Connect の動作確認 複数サービス間で相互に名前解決できるか確認してみる 発見したこと (2023/9/26 追記) お
CS

AWS における PublicIPv4:IdleAddress と ElasticIP:IdleAddress の関連性について

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログは AWS の Public IPv4 アドレスに 2024年2月1日から請求が開始される件に関して、 `PublicIPv4:IdleAddress` と `ElasticIP:IdleAddress` の関連性について追加調査を行った結果を記載しています。これらについては請求における計算ロジックの変更があり、後者の廃止が予定されています。
AWS

mac環境にてmultipassとdevcontainerでcdk開発環境を作成する

初めに 試したmacの環境: 本記事の対象者 1. multipassをインストールする 2. multipassでdocker用のVMの作成と環境整備 3. vscodeでdocker-vmに接続する 4. VM内でdevcontainerを作成する 5. 実際にCDKを作成してsynthしてみる 6. devcontainerにgitのconfigや鍵をマウントする 7.まとめ 初めに CS1の石井です。 突然自分語りから入ってしまうのですが、私は子供の頃からよく物を壊してしまいます。扱