サーバーワークス の技術ブログ

Transit Gateway Blackhole Route で特定 VPC との通信制御を NAT Gateway 集約下で実装するには

マネージドサービス部 佐竹です。 本ブログでは、AWS Transit Gateway を用いて複数 VPC の NAT Gateway を集約しているフルメッシュの環境下において、「仲間外れ」の VPC を作成、つまり TGW Route Table による経路制御を Blackhole Route を用いて実装する方法について詳細に記載しています。本ブログが Blackhole Route の具体的な利用例や書き方をお探しの方に何か参考になれば幸いです
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IAM マネージドポリシー CloudWatchFullAccess が廃止されます

この度、既存の IAM マネージドポリシー CloudWatchFullAccess に廃止の案内がありましたので、そのご紹介と解説をするブログ記事となります。 また、本件について 2023年10月24日 前後に配信された AWS 通知に対するご注意事項も含んでいます。
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EMCCを手早く構築する手順その3 - EMCC に RDS for Oracle を登録編

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 本ブログは検証を目的とした Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c Release 5 (本記事作成時点で最新バージョン、以下 EMCC) を EC2 インスタンスに手早く構築する手順の内、管理リポジトリ・データベースの作成、および、EMCC のインストールを進めるブログとなります。 前回と前々回の続きとなります。 ■手順 1) EC2 インス

AWS Transit Gateway を用いて NAT Gateway を集約し、コストを最適化するための経路設計

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは、AWS Transit Gateway を用いて NAT Gateway を集約し、コストを最適化するための経路設計についてステップバイステップで解説を行っています。Reachability Analyzer での動作確認の注意点や「戻り」を書き忘れるという躓きポイントも合わせて記載しています。

EMCCを手早く構築する手順その2 - DB 作成と EMCC インストール編

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 本ブログは検証を目的とした Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c Release 5 (本記事作成時点で最新バージョン、以下 EMCC) を EC2 インスタンスに手早く構築する手順の内、管理リポジトリ・データベースの作成、および、EMCC のインストールを進めるブログとなります。 前回の続きとなります。 ■手順 1) EC2 インスタンス、

Amazon Bedrock を利用した Alexa スキル「AI 基盤くん」を公開しました!

こんにちは、サーバーワークスのこけしの人、坂本(@t_sakam)です。今回は、新しい Alexa スキル公開のお知らせです。タイトル通りなのですが、Amazon Bedrock を利用した Alexa スキル「AI 基盤くん」を公開しました。 AI 基盤くんとは AI 基盤くんは、AWS の生成 AI サービスである Amazon Bedrock を利用して、生成 AI がユーザーの質問に一問一答で回答してくれる Alexa スキルです。

【Cloud Automator】S3バケットをバックアップできるようになりました

Amazon S3 (Simple Storage Service) バケットをバックアップするアクションが、Cloud Automatorに新しく加わりました。 概要 今回リリースされた「S3: バケットをバックアップ」では、Cloud AutomatorからAWS Backupを使用してS3バケットをバックアップすることができます。 これまでCloudAutomatorではAmazon RDSやAmazon Redshift、Amazon EBSのバックアップを取得することが可能でした。 当アクションの
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EMCCを手早く構築する手順その1 - OS 構成と Oracle Database インストール編

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 本ブログは検証を目的とした Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c Release 5 (本記事作成時点で最新バージョン、以下 EMCC) を EC2 インスタンスに手早く構築する手順の内、OS での前提条件クリア、および、Oracle Database をインストールするブログとなります。 ■手順 1) EC2 インスタンス、および、OS 側の準備 ★ 2) Oracle Database

【DevOps】Blue-Green デプロイのメリットを掘り下げてみる

デプロイ戦略の中の一つ、Blue-Green デプロイのメリットについて掘り下げて書いた記事です。 Blue-Green デプロイはデプロイの成功率が高い、ダウンタイムが少ない、ロールバックが容易と言われますが、それぞれの意味を掘り下げています。

【AWS CLI】 スクリプトを利用して 1 度にAmazon Bedrockの複数モデルに質問を投げてみる

こんにちは。AWS CLI が好きな福島です。 はじめに スクリプト まとめ 質問内容 ① 回答 AI21 Labs(ai21.j2-ultra) Anthropic(anthropic.claude-v2) Cohere(cohere.command-text-v14) 質問内容 ② 回答 AI21 Labs(ai21.j2-ultra) Anthropic(anthropic.claude-v2) Cohere(cohere.command-text-v14) 終わりに はじめに Amazon Bedrock では複数のモデルを利用することができますが、 claude-v2 がテキスト生成…
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【AWS CLI】Amazon Bedrockを利用して複数のモデル を使ってみる

こんにちは。AWS CLI が好きな福島です。 はじめに 追記 利用可能なモデルを確認する AI21 Labs のモデルを使ってみる ai21.j2-ultra の実行 Amazon のモデルを使ってみる amazon.titan-embed-text-v1 の実行 Anthropicのモデル を使ってみる anthropic.claude-v2 の実行 Cohere を使ってみる cohere.command-text-v14 の実行 Stability AI(プレビュー) のモデルを試してみる stability.stable-diffusion-xl の実行 終わりに

macOS Sonoma (14.1) をクリーンインストールして tmux + powerline-status をセットアップした (備忘録かも)

こんにちは、アプリケーションサービス部の千葉です。 さっそくですが、macOS のメジャーアップデートのタイミングで OS のクリーンインストールをする運用をしています。 目的・意図としては以下のとおりです。 定期的にクリーンインストールすることで、環境を清潔な状態にしておきたい アクティブではないプロジェクトの開発環境を破棄 適当な場所に作ったまま

Amazon Bedrockの入出力に個人情報が含まれていたらAmazon Comprehendでフィルタする

サーバーワークスの村上です。 ハロウィンが終わり11月になりました。224cmルーキー、ウェンバンヤマによるスレンダーマンの仮装を貼っておきます。 Happy HalloWemby!📺 Spurs/Suns, 10pm/et on TNT pic.twitter.com/ZCNU1f5oBh— NBA (@NBA) 2023年10月31日 構成 動作 フィルタしない場合 ユーザーからの入力をフィルタする場合 Amazon Bedrockからの出力をフィルタする場合 想定しないユースケース

macOS Sonoma (14.1) をクリーンインストールして tmux + powerline-status をセットアップした(備忘録かも)

こんにちは、アプリケーションサービス部の千葉です。 さっそくですが、macOS のメジャーアップデートのタイミングで OS のクリーンインストールをする運用をしています。 目的・意図としては以下のとおりです。 定期的にクリーンインストールすることで、環境を清潔な状態にしておきたい アクティブではないプロジェクトの開発環境を破棄 適当な場所に作ったまま

ECSでBlueGreen DeployをCDKで試す記事 part2

CS1の石井です。 今回の記事は前回の「ECSでBlueGreen DeployをCDKで試す記事 part1」の記事の後編です。 こちらはパイプラインを用いてB/Gデプロイを行う実装となります。 ※本記事もコードだけ欲しい人は「早速結論」の項目まで飛んでください。 記事を書いた動機 part1に続き、B/Gデプロイの話をCDKで実践したいと思っていました。 ただ、B/GデプロイはCI/CD環境との組み合わせ
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