サーバーワークス の技術ブログ

Amazon AppFlowを使ってSalesforceからAmazon S3にCSV出力してみた

こんにちは、CE課の江利です。 前回に引き続き今回もSalesforceからS3バケットにCSVファイルを出力する方法を紹介します。 blog.serverworks.co.jp 今回利用するのはAmazon AppFlowです。 aws.amazon.com trailhead.salesforce.com フローを作成 手順1 フローの詳細を指定 手順2 フローを設定 手順3 データフィールドをマッピング 手順4 フィルターを追加する 手順5 確認して作成 まとめ フロ

EventBridgeスケジューラの実行ログを確認する方法

今回ご説明する内容 結論 検証環境 EventBridgeスケジューラの呼び出しイベントはCloudTrailログ上でどのように記録されるのか。 確認方法1_CloudTrailイベント履歴から確認する 確認方法2_Athenaから確認する 1.CloudTrailログのテーブルを作成 2.SQLを実行して確認する。 確認方法3_CloudWatch Logsから確認する 1.EventBridgeルールを作成 2.CloudWatch Logsのロググループから確認する。 補足_実
AWS

Amazon SageMakerのノートブックインスタンスや推論エンドポイントを自動停止・自動削除するLambda

機械学習をあれこれしていると、SageMakerのノートブックインスタンスや推論エンドポイントをしばしば使います。なのですが、ノートブックインスタンスはJupyterを閉じても起動し続けていることを忘れがち、推論エンドポイントは以外と気軽に作れてしまうのでいつの間にか増えがちです。(個人の感想です) 放っておくとかなりのコストがかかってしまうので、これら

CRM AnalyticsのAmazon S3 出力接続を使ってみた

こんにちは、CE課の江利です。 Salesforceのレポート結果を定期的にCSV出力したいみたいな要件ってあるのではないかなと思います。この記事ではCRM Analyticsから出力結果をCSV形式でAmazon S3に書き出すAmazon S3 出力接続機能の設定方法と実際に使ってみた感想を紹介したいと思います。 なお、CRM Analyticsは既に利用可能であるという前提での記事となりますのでご了承ください。

【コスト削減】不要なスナップショットを一括で削除するスクリプトを作ってみた

こんにちは! エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 本日は以前公開した「【コスト削減】全リージョンのスナップショットからAMIとEBSに紐付けのないスナップショットを特定する」に関連するブログになります。 blog.serverworks.co.jp 上記のブログを読んで頂いた方から「スナップショットを特定したはいいものの量が多く削除する手間が発生する」とコメント

【Amazon Connect】StartOutboundVoiceContact APIを使用して架電体験を確認する手順

Amazon Connect でお客様への架電業務を自動化する場面では、まずは、どのような挙動になり、お客様はどのような体験をするのか、という部分が気になるポイントになるのではないでしょうか。 電話というリアルタイムコミュニケーションを使う以上、実際に試して確認して判断したいケースも多いと思います。 AWSコマンドラインツールを使用し、簡易的に架電を試す手順
AWS

@function ディレクティブを使用して、Lambda リゾルバを構築してみよう

こんにちは。アプリケーションサービス部 河野です。 今回は、 GraphQL の @function ディレクティブを使用して Lambda リゾルバを構築してみました。 概要 Amplify CLI は いくつかの GraphQL ディレクティブを提供しています。 デフォルトスキーマにある @model もその内の一つです。 API (GraphQL) - Directives reference - AWS Amplify Docs 今回は、Lambda リゾルバを簡単に構築できる @function ディ

マルチアカウント環境下におけるSecurity Hubの有効化方法について

こんにちは。AWS CLIが好きな福島です。 はじめに 背景 それぞれの機能で出来ること 最適な実装について 注意点 その他の実装例について 終わりに はじめに 今回はマルチアカウント環境下におけるSecurity Hubの有効化方法について、ブログにまとめたいと思います。 背景 今までマルチアカウント環境下におけるSecurity Hubの有効化方法は、 マネジメントアカウントもしくはS
AWS

Amazon Aurora Serverless v1 を作り、そして v2 に変換するまでの道のり

はじめに 背景 前提 Aurora Serverless v1 のクラスターを作成 Aurora Serverless v1 のクラスターを Aurora Serverless v2 にアップグレードする 手順の概観 EngineMode を serverless から provisioned に Aurora バージョン 2 から Aurora バージョン 3 にアップデート provisioned のインスタンスを Aurora Serverless v2 に変換 さいごに はじめに こんにちは。 アプリケーションサービス部の保田(ほだ)です。

CDKのpipelinesモジュールで無限ループした内容をまとめた記事

CS1の石井です。 プロジェクトでCDKを運用して約半年ぐらい経ちました。 CI/CDパイプラインとCDKを運用する試み今回が初めてで当初は色々なトラブルが発生していました。 今回の記事はそのトラブルの中でパイプラインが無限ループした事象をまとめたブログ記事となります。 対象読者 CDKのワープショップを完了させている人を前提としています。 対象読者 1. はじめに C

【バウンス対策】Amazon SESでバウンスが発生したメールアドレスをDynamoDBに保存する処理作ってみた

概要 処理全体の流れ 手順 AWS Lambda Amazon SNS トピックの作成 サブスクリプションの設定 Amazon SES Amazon DynamoDB バウンスしたメールアドレスを登録する処理 宛先メールアドレス 差出メールアドレス 実際のコード テスト 最後に 概要 今回はAmazon SES(以下、SES)でバウンスが発生した時に、バウンス情報をAmazon SNS(以下、SNS)とAWS Lambda(以下、Lambda)を使って、Amazon DynamoDB(

New Relic Logs Windowsイベントログ収集のあれこれ

こんにちは、マネージドサービス部の大城です。久しぶりにブログを書きます。 WindowsイベントログをNew Relic Logsで収集する方法は、New Relic Infrastructure Agentを使用する方法と、Fluentdを利用する方法の2つが考えられます。どちらの方法にもそれぞれメリットとデメリットがあります。 結論だけ知りたい方は下に比較表を記載しているのでそちらを参照してください。 Windows

"Error: spawnSync docker ENOENT"の解消方法

こんにちは、SWX3人目の熊谷(悠)です。 今回はCDKで出たエラーを直した備忘録です。 エラー $ cdk bootstrap Error: spawnSync docker ENOENT at Object.spawnSync (node:internal/child_process:1110:20) at Object.spawnSync (node:child_process:871:24) at dockerExec (/example-app/node_modules/aws-cdk-lib/core/lib/bundling.ts:498:16) at Function.from…

CDK開発環境設定(AmazonLinux2023)

こんにちは、SWX3人目の熊谷(悠)です。 今回はCDK開発環境設定の備忘録です。 環境情報 $ ec2-metadata --ami-id ami-id: ami-08c84d37db8aafe00 $ cat /etc/system-release Amazon Linux release 2023 (Amazon Linux) $ uname -a Linux example.ap-northeast-1.compute.internal 6.1.38-59.109.amzn2023.x86_64 #1 SMP PREEMPT_DYNAMIC Tue Jul 11 23:51:29 UT…

Control Tower のコントロール有効化方法について

こんにちは、SWX3人目の熊谷(悠)です。 AWS Control Tower(以下 CT と略す)のコントロール(旧名称:ガードレール)有効化方法が、以下のアップデートで追加されてから暫く経ちましたが、どの方法で有効化するのが良いか実際に試して検証しました。 https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2022/09/automate-aws-control-tower-guardrail-management-apis/ 結論 それぞれ設定の利点/欠点を以下に