サーバーワークス の技術ブログ

AWS Config カスタムポリシールール(Guard) ~1. 基本編~

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス1課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 今回、AWS Config カスタムポリシールールについて調査しましたので、基本編・応用編の2本立てでお届けしたいと思います。 本記事の概要 AWS Config カスタムポリシールールとは AWS Config とは AWS Config ルールとは AWS Config カスタムポリシー

AWS Config カスタムポリシールール(Guard) ~2. 応用編~

こんにちは、アプリケーションサービス部ディベロップメントサービス1課の滝澤です。 本記事をご覧いただきありがとうございます。 今回、AWS Config カスタムポリシールールについて調査しましたので、基本編・応用編の2本立てでお届けしたいと思います。 本記事の概要 応用的な Guard のルール custom message 記法 例 範囲指定 記法 例 配列走査 記法 例 some 記法 例 パラメ

メール送信制限はECS on Fargateにも適用されます!

結論 事象について メール送信制限とは 制限はECS on Fargateにも適用されるのか? 動作検証 パターンAについて メール送信サーバAの設定について パターンBについて メール送信サーバBの設定について パターンAの結果 パターンBの結果 結論(再掲) 感想 技術4課の前田です。 お客様環境で稼働しているECS on Fargateにおいて、メール送信ができない事象に遭遇しました。 事
AWS

特定のバージョンの Oracle Instant Client を使用した RDS for Oracle への接続について

こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。 久々に Oracle ネタに触りたく、Oracle Instant Client を使って RDS for Oracle への接続を試しました。 本ブログでは Oracle Instant Client を使った接続での前準備や注意点などを紹介したいと思います。 Oracle Instant Client について Oracle Instant Client のバージョン Oracle Instant Client の準備 Oracle Instant Client のダウンロード Oracle Instant Clie

IAM OIDC Identity Provider の作成時、GitHub, Auth0 など一部の IdP で thumbprint の指定が(実質)不要になりました

こんにちは。社内 SE の橋本です。 みなさんは GitHub Actions 使ってますか?便利ですよね。 今回は GitHub Actions で AWS との連携を行う場合の話をします。OIDC Identity Provider の設定がちょっと楽になりました。

QuickSight利用ユーザー名をCloudTrailログから確認する方法

結論 QuickSight上で作成するユーザーの場合 IAMユーザーの場合 QuickSightのユーザータイプについて 検証に使用するユーザー QuickSight管理ユーザーの場合 CloudTrailイベント履歴から確認 Athenaから確認 IAMユーザの場合 補足1.CloudTrailイベント履歴の列「ユーザー名」はどのデータが表示されている? 補足2.AWSドキュメント記載内容との差異について 補足3.CloudTrailログをAthenaで確認

クラウド屋はマルチカンパニーの夢を見ない 〜グループ会社のクラウド構成〜

こんにちは。コーポレートエンジニアリング部の永田です。先日、約15年で4万キロ使用した妻の原付2種スクーターを、後継車に乗り換えました。3世代後の現行型になるわけですが、水冷式、可変バルブ、リヤディスク、液晶メーター、USB充電ソケットなど進化ぷりがすごい。とりわけガチガチの足回りと、6千回転からのVVA作動がええ感じなのです。楽しいおもちゃがひ

Public IPv4 アドレスが関連づいているリソースをスクリプトで一括特定する(マルチアカウントかつマルチリージョン)

こんにちは! エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 2023年7月末に発表された AWS における Public IPv4 アドレスの有料化に伴い、事前に影響を確認する方が多いと思います。 その調査方法の1つとして、Public IPv4 アドレスが関連づいているリソースを一括特定するスクリプトを作成しました。 ※ENIの情報を元に取得するので、ENIに紐づいていないPublic IPv4 の情報
AWS

Application Load Balancer + Amazon Cognito のユーザ認証でハマった話

こんにちは、マネージドサービス部テクニカルサポート課の坂口です。 先日、お客様からのお問い合わせ対応のため、Application Load Balancer(以下、ALB) + Amazon Cognito(以下、Cognito) のユーザ認証に関して検証したところ、いくつかハマったので対処方法を記載します。 はじめに ALB リスナールールで認証設定時に「The user pool client must have a client secret」 ALB にアクセス後「An error w

【Amplify Studio 中級編】Collections Component をマスターしよう

こんにちは。アプリケーションサービス部の河野です。 今回は、UI Library の機能の一つである、Collections Component について紹介します。 Figma to Code (React) - Working with collections - AWS Amplify Docs 以下のような一覧画面を実装しながら、Collections Component の使い方をマスターしていきます。 Amplify Studio 初めての方は初級編の記事も合わせてご参照ください。 blog.serverworks.co.jp blog.server
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Athena API「GetQueryExecution」のコール数クォータはなぜ高めに設定されているのか?

結論 Athena APIコール数のクォータとは? GetQueryExecutionのクォータがやたら高い…なぜ? 調査結果 まとめ 熱中症を防ぐため塩水を飲むようになった前田(青)です。 お客様からAmazon Athena APIのコール数の制限(クォータ)についてお問い合わせがあり、調査過程で表題のような疑問を持ったため記事にしました。 結論 クエリ実行の際に複数回呼び出されるため。 Athena APIコー
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【初心者向け】Amazon DynamoDBのテーブル基礎を理解できるハンズオンを作ってみた

こんにちは! エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。 本日は、過去に社内向けに作成したAmazon DynamoDB(今後はDynamoDBと表記)ハンズオンをブログ化しようと思います。 目的としては、「初心者の方がDynamoDBのテーブルの基礎知識をハンズオンを通して理解してもらうこと」です。 Amazon DynamoDBの概要 テーブル設計の基礎知識 Key-Valueストアについて テーブルの3

【小ネタ】VScodeでAmazon EC2 Instance Connectを使って繋げたい!

こんにちわ!サーバーワークス日本最南端社員の久保玉井(くぼたまい)です。 最近、怖い夢をみて飛び起きました。通貨単位のリラが出てくる夢だったんですが、どこの国の通貨単位なのか判らず夢に出てきましたね(汗) さて今回は、Amazon EC2 Instance Connectを用いて、Visual Studio Codeにリモート接続する方法を記録に残します。 この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しい

ACMで発行した証明書が削除できない

こんにちは、Enterprise Cloud部 技術1課 宮形 です。 AWS Certificate Manager (以下ACM)で発行する SSL/TLS証明書 (以下証明書) ですが、使い終わったことで削除する際、エラーになる事が何度かあったので原因と解決方法をまとめてみました。 削除時のエラーメッセージ 原因・解決方法 他のAWSリソースで利用中・関連付けを削除する しばらく待ってから削除する CLI から削除する AWS
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AWS の Public IPv4 アドレスに 2024年2月1日から請求が開始される件について影響を事前に確認する

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは AWS の Public IPv4 アドレスに 2024年2月1日から請求が開始される件について、その利用料への影響を事前に確認する方法について記載しています。
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