サーバーワークス の技術ブログ

Amazon Translate を利用した Alexa スキル「フランス語翻訳くん」を公開しました!

こんにちは、こけしが趣味の坂本(@t_sakam)です。今回は、新しい Alexa スキル公開のお知らせです。タイトル通りなのですが、Amazon Translate を利用した Alexa スキル「フランス語翻訳くん」を公開しました! フランス語翻訳くんとは フランス語翻訳くんは、Amazon Translate を利用して、ユーザーが話した日本語をフランス語に翻訳してくれる Alexa スキルです。 aws.amazon.com 以

時系列データの異常検知に使えるAmazon Lookout for Metricsの紹介

サーバーワークスの村上です。 今回は時系列データの異常を検出し、その原因の特定に有用なAmazon Lookout for Metricsについて紹介します。 まずは結論 セットアップの流れ Detectorの作成 データソースの選択 Detector modeの選択 バックテスト 連続モード(continuous mode) メジャー(Measures)の設定 ディメンション(Dimensions)の設定(オプション) アラート通知 料金の考え方 ま

【Amazon Connect初心者】キュー・ルーティングプロファイルをできるだけわかりやすく図にしてみます

どうも、3月の本配属が待ち遠しい新卒の垣見(かきみ)です。 OJTでAmazon Connectを触った際に口で説明するのが難しかった「キュー、ルーティングプロファイル、ユーザーの関係」について、図でまとめてみました。 前提とゴール 対象 ゴール 結論 キューとは「問い合わせの一時待機場所」 キューの基本イメージ キューの使い方 標準キューとエージェントキュー ルーテ

GuardDutyとMalware ProtectionとRuntime Monitoringの機能比較

EC部技術3課の山本拓海です。 the smithsで好きなアルバムは、どれも最高ですがthe smithsです。 youtu.be AWSのセキュリティの検出サービスのGuardDutyのオプションを比較します。 EC2をメインに使った環境で導入を検討される機会が多い、GuardDutyとGuardDutyのオプションであるGuardDuty Malware ProtectionとGuardDuty Runtime Monitoringを比較します。 GuardDutyとGuardDuty Malware ProtectionとGuardDuty Runtime Mo

【Amazon Connect】通話・ビデオ通話ウィジェットで顧客情報を連携

はじめに Aamzon Connectでウェブページ上へ音声通話、および、ビデオ通話機能を埋め込む機能(以下Web通話機能と表記します)について以前紹介しました。 blog.serverworks.co.jp 上記の内容でワンクリックでWeb通話する機能を実装できました。 ただし、あまりにも簡単に匿名発信できてしまうため、公開Webページ上へ配置してしまうと、「うっかりクリックして発信してしまう

【まとめ】Amazon Linux 2 と Amazon Linux 2023 の違い

Amazon Linux 2 と Amazon Linux 2023 の違いをまとめたものです

セキュリティグループから考える Aurora/RDS の可用性

こんにちは。テクニカルサポート課の森本です。 仰々しいブログタイトルとなっていますが、先日 Aurora MySQL の特定のリーダーインスタンスのみ個別のセキュリティグループの設定ができるか?という問い合わせを受けた際にちょっと調べて考えたことをまとめます。 前提 Aurora ではクラスター単位でしかセキュリティグループの設定ができない 個別のセキュリティグル

IaCジェネレーターで生成したCFnテンプレートを使った環境構築に失敗した話

こんにちは! カスタマーサクセス部の河本です。 前回のブログの検証用として、Transit Gatewayを用いたマルチリージョン構成を構築しました。 ブログを書き終えられたことに満足する中で、こんなアップデートを見かけました。 docs.aws.amazon.com 既存のAWSリソースからCFnテンプレートを生成できるIaCジェネレーターという新機能が追加されたというものです。 当社内部でも
AWS, CS

【小ネタ】EC2で特定ポートアウトバウンドを拒否する3つの方法

こんにちは、マネージドサービス部の大城です。 小ネタです。EC2のアウトバウンド通信を拒否する方法を考えてみました。 なぜアウトバウンドを拒否するのか 考えられる方法 NACLで拒否する アウトバウンドルール セキュリティグループで拒否する https(443) TCP のアウトバウンドを拒否したい場合 SMTP関連(25,465,587) TCP のアウトバウンドを拒否したい場合 注意点 OS機能の

新資格 AWS Certified Data Engineer - Associate Beta に合格したためスコア PDF をお見せします

マネージドサービス部 佐竹です。2024年1月に受験した、新しい資格試験 AWS Certified Data Engineer - Associate の Beta 版に合格していました。ご報告と共に、新 UI の AWS 認定サイトでの スコア PDF ダウンロード手順もご紹介します。
AWS

Auroraのスケールイン時の動作を検証してみた

こんにちは。テクニカルサポート課の森本です。 最近、ちょくちょく Aurora のオートスケール時の動作、特にスケールイン時についての問い合わせを目にしているので検証も兼ねて調べてみました。 Aurora Auto Scaling とは よくいただくお問い合わせ 検証 検証環境 リーダーエンドポイントの確認 検証方法 検証結果 リーダーエンドポイントの確認 結論 Aurora Auto Scaling とは

Amazon Inspector の EC2 スキャンで S3 の利用料が高額になる条件

マネージドサービス部 佐竹です。本ブログでは、意図せず Amazon Inspector (インスペクター) による Amazon EC2 インスタンスのスキャンによって Amazon S3 の API リクエスト費用が高騰してしまったケースについて記載しています。少々再現性の低い前提条件とは思われますが、Amazo S3 バケットを EC2 インスタンスへとマウントして利用されている場合には Amazon Inspector のスキャン
AWS

【Cloud Automator】DynamoDBテーブルをバックアップできるようになりました

Cloud Automatorに、Amazon DynamoDBテーブルをバックアップするアクションが新しく加わりました。 概要 新たに「DynamoDB: テーブルをバックアップ」アクションをリリースしました。 このアクションを利用すると、Cloud Automatorの任意のトリガーを起点として、DynamoDBテーブルを対象とするAWS Backupの「オンデマンドバックアップ」を開始させることができます。 取得されるバックア
AWS

ALB の相互認証機能を試してみる 「トラストストアで検証」編 【続き】失効リスト機能を試してみた

こんにちは😺 カスタマーサクセス部の山本です。 前回、ALB の相互認証機能を試してみました。 ALB の相互認証機能を試してみる 「トラストストアで検証」編 - サーバーワークスエンジニアブログ 今回はその続きで、失効リスト機能を試してみました。 本記事では前回の記事で作成したクライアント証明書を失効させてみるので、併せて呼んでいただけると嬉しいです
CS

AWS CloudFormationテンプレートからparameter-overridesのJSONファイルを生成する

この記事について AWS CloudFormation(以下、CloudFormation)テンプレートファイルを渡すと、Parametersセクションを読み取り、AWS CLIでデプロイする際に使えるパラメーター(parameter-overrides)のJSONを生成するPythonスクリプトの紹介です。(ファイル名はparameters.json固定) 動作環境 Poetry表記で書いておきます。 [tool.poetry.dependencies] python = "^3.12" pyyaml = "^6.0.1" なぜ作ったのか? デプ