サーバーワークス の技術ブログ

Amazon DynamoDBのグローバルテーブルを使ってみた

こんにちは。 ディベロップメントサービス1課の山本です。 最近、AWS Certified Solutions Architect - Associate(以下、SAA)に合格しました。 問題文が長いものが多く、集中力との戦いでした。 AWS Certified Solutions Architect – Associate 認定 今回はSAAの問題集を解いていた中でよく出ていた Amazon DynamoDBのグローバルテーブルを利用してみようと思います。 はじめに 構成 構築方法 1. テー
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すべてのリージョンでAMIのパブリック共有機能を一括ブロックする方法【AWS CLI】

こんにちは!イーゴリです。 前回の記事では、AWSマネジメントコンソールでAMIのパブリック共有機能をブロックする方法をご紹介しましたが、AWSマネジメントコンソールでの設定方法だと、リージョンごとにAMIのパブリック共有機能をブロックする必要があるため、手間がかかって非常に非効率な方法です。 blog.serverworks.co.jp この記事では、AWS CLI経由でBash Scriptを使用し

AMIのパブリック共有機能をブロックする方法

こんにちは!イーゴリです。 下記のAWSアップデートが発表されたため、この記事では、AWSアカウントでAMIのパブリック共有機能をブロックする方法を試してみたいと思います。 aws.amazon.com UPD: AMI ブロックパブリックアクセスが2023年10月16日から全リージョンでデフォルト有効となります AWSマネジメントコンソールでAMIのパブリック共有機能をブロックする 注意点 リージ
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NATインスタンスを使用して推移的なピアリング構成での通信を試してみる

こんにちは、マネージドサービス部テクニカルサポート課の坂口です。 先日、お客様からのお問い合わせ対応のため、NAT インスタンスを使用して推移的なピアリング構成で通信が可能か検証しました。 はじめに 推移的なピアリング構成とは 構成 NATインスタンスの設定 nftables インストール nftables テーブルの作成 nftables チェーンの作成 DNAT 用のチェーン SNAT 用のチェー

AWS AppSync Core Workshop をやってみよう

こんにちは。アプリケーションサービス部の渡辺です。API が大好きで API を使わない日はありません。 ということで AWS AppSync Core Workshop をやってみたいと思います。 AWS AppSync Core Workshop とは Introduction to AWS AppSync Getting Started Hands-on with AppSync Testing and Debugging Integrate your API Monitoring and Observability Clean Up Resources AWS AppSync Core…
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Amazon CloudWatch Synthetics に Python ランタイム の バージョン 2.0 が出たので切り替えてみた。

こんにちは🐱 カスタマーサクセス部の山本です。 2023/9/18 (現地時間)に Amazon CloudWatch Synthetics に Python ランタイム の バージョン 2.0 が出たようです。 (参考)公式のアップデート情報:Amazon CloudWatch Synthetics announces new Synthetics Python runtime version 2.0 今後は 2.0 の使用が推奨されるようです。 注意点として、Selenium と Chromium のバージョンが上がるので、バージョンアップ後には

Winter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更に潜む罠

こんにちは、CE課の江利です。 今回はついさっき私が直面した罠について紹介します。 まず、このWinter '24 日本語(カタカナ)の表示ラベル変更の概要としては下記表のように末尾に伸ばし棒が追加されるというものです。 before after ユーザ ユーザー マネージャ マネージャー フォルダ フォルダー 詳しくはサクセスナビをご確認ください。 successjp.salesforce.com 何が起こった

VPCフローログをKinesis Data Firehose経由でS3に転送する方法

こんにちは。 ディベロップメントサービス1課の山本です。 監査ログなどにも利用されるVPCフローログをKinesis Data Firehose(以下、Firehose)経由でAmazon S3(以下、S3)にファイルとして保存する方法を紹介します。 主に2つの方法があるのですが、今回は自分が構築時につまずいた Amazon CloudWacthLogsを経由する方法をご説明します。 Amazon CloudWacthLogs経由でFirehoseへと送信する方法(今
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【New Relic】 fluentdを用いたShift_JISログの連携方法

みなさんこんにちは。 マネージドサービス部の福田です。 今回は以下ブログ記事の内容を実際に試してみました。 newrelic.com Fluentdのインストール fluentdの設定 設定ファイルの配置 設定ファイルの修正 C:\opt\td-agent\etc\td-agent\td-agent.confの設定例 C:\opt\td-agent\etc\td-agent\in.d\log.confの設定例 posファイルに記録される内容(ログファイルに書き込まれたinodeとバイト位置を記録する

【Cloud Automator】複数のAWSアカウントおよびリージョンで稼働中のEC2インスタンスを簡単に一括停止できるようになりました

Cloud Automatorに「EC2: インスタンスをすべて停止」アクションが追加されました。これにより、複数のAWSアカウントおよびリージョンで稼働しているEC2インスタンスを一括して停止できるようになります。 概要 今回リリースされた「EC2: インスタンスをすべて停止」アクションを利用すると、指定したすべてのAWSアカウントについて、利用可能なすべてのリージョンで稼働
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CloudFormationを使ったSecurityHubコントロールの無効化のもやもやポイント

こんにちは、エンタープライズクラウド部の山本拓海です。 ブランキージェットシティで好きなアルバムはLOVE FLASH FEVERです。1つに絞るのが難しいところですが。 先日、CloudFormationを用いて、SecurityHubのセキュリティ標準の有効化とコントロールの無効化をいたしました。 その際に遭遇したもやもやポイントをご紹介いたします。 もやもやポイント1. コントロールのARNは

DatadogでダミーのAWS Healthイベントを発行する

概要 Datadogで、 AWS Health Integration がイベント発行したかのようなダミーのイベントを発行する方法についてまとめます。 背景 任意のAWS Healthイベントが発行された際に、期待通りにDatadogのモニターでアラートが発生するのか試したいモチベがあったため。 やり方についてざっくり解説 Datadogのカスタムイベント発行によって実現できます。 Datadogには複数のやり方で、カス

IAM ID プロバイダを使用した Azure AD との SAML 認証連携とマネジメントコンソールログイン

エンタープライズクラウド部 小林(嵩) です。 複数のクラウドサービス導入が進み、認証情報の管理工数削減やセキュリティガバナンスの強化等目的に、シングルサインオン(SSO)の仕組み導入は良くある話かと思います。 AWS マネジメントコンソールへのアクセスにつきましても、Azure AD と SAML 認証連携する為に下記2種類の方法が御座いますが、本記事では後者の IAM ID

【New Relic】基本的な監視設定項目をまとめてみた。

みなさんこんにちは。 マネージドサービス部の福田です。 自身の備忘録用としてもまとめたかったので 記事にしました。 アラートの要素 Alert Policy、Alert Conditionについて Alert Policy Alert Condition まとめ Incidents、Issueについて IncidentsとIssue Issueの起票粒度 Workflows、Destinationsについて Workflows Destinations Alert Conditionの要素 Streaming method(Event flow、Event timer)の違い Event fl…

【ADCSユーザー必見?】新機能 AWS Private CA Connector for Active Directory を試しました

こんにちは、Enterprise Cloud部 技術1課 宮形 です。 2023年8月末にAWS Private CA と Active Directory を連携させる機能提供がアナウンスされました。Active Directory 大好き人間としてとても気になりなりましたので、早速 試用してみました。その際の内容を本BLOGにてご紹介させていただきます。 aws.amazon.com AWS Private CA Connector for Active Directory とは AWS構成図 セットアップ手順 証明書の発
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